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「メディフォーム イテン」レビュー
アキレスのランニングシューズ「メディフォーム イテン(MEDIFOAM ITEN)」を紹介ます。
「走るリカバリーシューズ」をコンセプトにしたサブ3ランナー向けのシューズです。主な特徴は以下のとおり。
- 衝撃吸収素材「メディフォーム」をミッドソールに採用
- 重さは184g(メンズ25.5cm)
早速履いてみたので詳しくレビューします。
目次と内容
走るリカバリーシューズ
アキレス株式会社という日本のメーカーがメディフォーム(MEDIFOAM)というちょっと変わったランニングシューズを作っています。
コンセプトは「走るリカバリーシューズ」。ランニングによる脚へのダメージを最小限に抑えたシューズです。
今回紹介するのは、メディフォームシリーズの「イテン」というモデル。
マラソンのトレーニングでは、インターバル走やペース走など負荷の高い練習が求められる一方で、負荷のかけ過ぎによる故障のリスクと常に隣り合わせです。
「イテン」は、そんなマラソンランナーの悩みを解決してくれる魔法のシューズ。
秘密はアキレスが開発した「メディフォーム」という素材にあります。同社の実験データによると、高さ10mから厚さ約30mmのメディフォームシートに生卵を落としても、生卵は割れずに5m以上跳ね上がるとのこと。
「イテン」には、そんな衝撃吸収に優れた素材がミッドソールに使われているのです。
デザインとスペック
それでは「イテン」を詳しく見ていきましょう。
まずは横(外側)から見た様子。ストライプの後ろにメディフォーム(MEDIFOAM)のロゴである「mf」が隠れています。
横(内側)から見た様子。ストライプの後ろに「medifoam」の文字が隠れていますね。
真上から見た様子。アキレス腱周りのサポートが充実しています。
靴底。カカトとフォアフットにグリップ性能に優れたラバー素材を配置。
インナーはペラッペラに薄いです。
メンズ25.5cmの重さは実測値で184gでした。レースシューズ並みの軽さですね。
履いてみた感想
実際に「イテン」を履いてみた感想をまとめます。
アキレス腱周りのサポートが充実
まず驚いたのは、アキレス腱周りのサポート。写真を見ても分かるとおり、アキレス腱がすっぽり包まれるように高さが確保されています。
アキレス腱をしっかりサポートしつつ、支柱にすることで高いフィット感とホールド感を実現しています。
着地は硬い
クッションはかなり硬く感じます。しかも地面の感覚が足裏に伝わりません。これが、生卵を10mの高さから落としても割れないメディフォームの衝撃吸収の威力。
最適ペースは3:50/km〜4:30/km
実際に走ってみると、3:50/km〜4:30/kmが最も快適に走れるペースでした。サブ3ランナーが練習に使うには十分でしょう。
「とも」は、主にロングインターバルで使っています。ロードで走った後でも脚へのダメージが少なく、回復が早くなります。
おまけ
数多くのトップアスリートのシューズを手がけ「伝説のシューズ職人」の異名を持つ三村仁司氏は、「ケガをしないシューズ」こそが最強のシューズだと断言しています。
怪我さえしなければ練習にもコミットでき、より速く、より長く走れるようになりますからね。
慢性的な怪我や故障でお悩みのランナーには、ぜひ一度「イテン」を履いてみてもらいたいです。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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