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ランニングシューズの履き分け。2足以上が理想

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。

ランニングシューズの履き分け。2足以上が理想

ランニングシューズは1足を履きまわすべきか、2足以上を履き分けるべきか?という疑問にお答えします。

ランニングシューズは2足以上を履き分けた方がメリットが大きいので、以下のさ履き分けをおすすめします。

  • レース用とトレーニング用
  • ロード用とトレラン用

ナイキやアシックス、ミズノやOnなど、人気ブランドの履き分け方についても紹介します。

ちなみに「とも」は、毎年10足以上のランニングシューズを自費で購入しており、常時15足以上を履き分けています。

更新日: 公開日:

目次と内容

履き分けのメリット

ランニングの目的に応じて異なるシューズを履くことを「履き分け」と言います。

エリートマラソン選手のレベルになると、レース用やスピード練習用、ジョギング用やロングジョグ用など、ランニングシューズを履き分けるのは常識。さらに同じシューズを2〜3足履き分けることもあります。

ランニングシューズを履き分けるメリットは以下のとおりです。

  • 最大限のパフォーマンスが出せる
  • 怪我や故障がしにくい
  • ランニングシューズの寿命が伸びる

最大のメリットは、距離やペースに最適なランニングシューズを履くことで最高のパフォーマンスが出せることです。

例えば、記録を狙いたいレースにジョギングシューズで挑んだら、実力を出し切るのは難しいですよね。

その他、同じシューズを履き続けないことで、変な走りのクセがつかなかったり、シューズの消耗を軽減できたりします。

2足以上が理想

ファンラン目的で走っているランナーなら同じシューズを履き回しても問題ないですが、ガチで走っているランナーなら2足以上を履き分けるのが理想的です。

その際、ランニングのスタイルによって選ぶべきシューズは変わります。

ロードを主戦場とするランナーなら、レース用とトレーニング用で履き分けるのがおすすめです。

ロードもトレイルも走るランナーなら、ロード用とトレイル用で履き分けると良いでしょう。

2足持っておくと、例えば突然の雨でずぶ濡れになってしまっても、代わりのシューズが履けて便利です。

レースとトレーニング

レースシューズの特徴は、ハイペースでも疲れずに快適に走れること。クッション性能も重要ですが、足を蹴り出す際に最大限の推進力が得られる反発性能も求められます。

ひと昔までは、レースシューズといえば薄底が当たり前でしたが、今や「厚底+カーボンプレート」が主流です。

一方で、トレーニングシューズの特徴は、長時間走っても疲れにくいこと。特にマラソンのトレーニングだと20〜30kmの長距離を走る練習が多くなるため、長く快適に走り続けられるシューズが理想です。

ロードとトレイル

ロードもトレイルも走るランナーも多いと思いますが、それぞれ異なる性能のシューズが求められます。

硬いアスファルトの上を走るロードランニングでは、着地の際の衝撃を緩和するクッション性能が不可欠です。

山道など不整地を走るトレイルランニングでは、悪路でも安定感を保つグリップ性能や、岩や木の根に接触しても破損しない耐久性能が重要です。

ここからは、スポーツブランド毎に、レースとトレーニング、ロードとトレイルの四象限に分ておすすめのランニングシューズを紹介します。

ナイキの履き分け

ナイキのランニングシューズのラインアップは、ロードランニングに厚みがあります。

レーストレーニング
ロード ◆エア ズーム アルファフライ ネクスト%
◆ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%
◆ズームX ストリークフライ
◆ズームフライ
◆ペガサス
◆リアクト インフィニティ ラン フライニット
トレイル ◆ペガサス トレイル
◆エア ズーム テラ カイガー

レースシューズは世界のエリート選手も愛用する「アルファフライ ネクスト%」や「ヴェイパーフライ ネクスト%」、トレーニングシューズはナイキ史上最も売れている「ペガサス」などがあります。

一方で、トレイルランニングでナイキのシューズを履いている人はあまり見かけないですし、ラインアップも限られています。

アシックスの履き分け

アシックスのランニングシューズのラインアップもナイキ同様、ロードランニングに厚みがあります。

レーストレーニング
ロード ◆メタスピード
◆マジックスピード
◆ソーティーマジック
◆グライドライド
◆エボライド
◆ゲルカヤノ
◆ゲルニンバス
◆GT-1000
トレイル ◆フジスピード
◆ゲルトラブーコ
◆ゲルベンチャー

レースシューズは同社のフラグシップモデル「メタスピード」はナイキの最速シューズの対抗馬として期待されています。トレーニングシューズは「ライド」シリーズやロングセラーの「ゲル」シリーズが有名です。

トレイルランニングも一応ありますが、ほとんど知られていないですね。「とも」も今回初めて知りました。

ミズノの履き分け

ミズノのランニングシューズは「ウエーブ(WAVE)」で始まる名称がほとんどなので違いが分かりづらいですよね。

レーストレーニング
ロード ◆ウエーブデュエル
◆ウエーブエンペラー
◆ウエーブリベリオン
◆ウエーブエアロ
◆ウエーブライダー

トレイル ◆ウエーブハヤテ
◆ウエーブダイチ

レースシューズは「ウエーブデュエル」や「ウエーブエンペラー」が有名です。トレーニングシューズは「ウエーブエアロ」や「ウエーブライダー」が人気のロングセラーモデルです。

トレイルランニングも「ウエーブ」で始まる名前ですが、種類は多くありません。

Onの履き分け

Onはスイス発のブランドだけあって、トレイルランニングシューズのラインアップが充実しています。

レーストレーニング
ロード ◆Cloudboom
◆Cloudflash
◆Cloudgo
◆Cloudstratus
◆Cloudswift
◆Cloudflow
トレイル ◆Cloudventure
◆Cloudultra
◆Cloudvista

超長距離なら「Cloudultra」、長距離なら「Cloudventure」、中距離なら「Cloudventure」というように、用途別に選びやすいのが特徴です。

ロードランニングは、レースシューズなら「Cloudboom」や「Cloudflash」が選択肢に入ります。トレーニングシューズはバリエーションが豊富で、デザイン性にも優れており、スニーカーとして履いてもまったく違和感ありません。

おまけ

ランニングシューズは用途に応じて2足以上を履き分けるのが理想ですが「予算が厳しい…」「置いておく場所がない…」という方も少なくないでしょう。

そんなランナーにおすすめなのが、一挙両得なランニングシューズ。1足持っていればレースとトレーニング、あるいはロードとトレイルを快適に走れるシューズがあります。

ナイキ ズームフライ

ナイキの「ズームフライ」シリーズは、レースとトレーニング兼用におすすめです。レースシューズ寄りでハイペースでの走行を得意としつつ、クッション性と耐久性にも優れ、長距離ジョグも快適にこなせます。

「とも」は、ズームフライを履いてハーフマラソンで自己ベストを出したこともありますし、5日間かけて淡路島1周150kmを走ったこともあります。

On Cloudvista

Onの「Cloudvista」は、ロードとトレイル兼用におすすめです。トレイルランニングシューズの多くは、グリップ性能や耐久性を重視するあまり、ロードランニングの快適性が損なわれるのが常識でした。

「Cloudvista」はOnのトレイルランニングシューズの中でも最軽量モデル。アスファルトの上でも普通のロードランニングシューズと同じくらい快適に走れます。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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