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【アルティメットASO】レビュー:奈良県発、全方位でグリップするソックス
奈良マラソンのEXPO会場で見かけて興味を持ち購入。ナノフロント素材の素晴らしさを知っていたので「アルティメットASO」を選びました。ランニング時のホールド感、グリップ性能、通気性は文句なしのクオリティですが、小指周りのフィット感はイマイチ。ただしCORDURAファブリック使用で耐久性は高く長持ちしそうです。
目次と内容
主な特徴
Oleno「アルティメットASO」は、耐久性と快適性を両立した究極の5本指ランニングソックスです。基本スペックは次のとおり。
- 耐久性に優れた「CORDURA」ファブリックを使用
- グリップ力に優れた「ナノフロント」繊維を採用
- 足裏に強力な滑り止め素材を配置
- 定価は2,970円
CORDURAファブリック
メイン生地(黒の部分)には耐久性に優れた「CORDURAファブリック」を使用。通常のランニングソックスに比べると13倍の耐摩耗があります。ランニングソックスを選ぶ際に、フィット感や履き心地は重要ですが、消耗品であるが故に耐久性も重視したいですよね。
ナノフロント
フォアフットとカカト周辺(グレーの部分)には帝人の超極細繊維「ナノフロント」を採用し、生地自体にグリップ性能を持たせています。ナノフロントが足とシューズの接着剤として機能し、ランニング時のズレを最小限に抑えます。
滑り止め加工
足裏には、つま先・フォアフット・カカトの部分に滑り止め加工を施しています。ナノグリップはアッパーと両サイドを、滑り止め加工は足裏を、全方位的にグリップしてくれます。
サイズ感
「アルティメットASO」は男女共通のユニセックス仕様。サイズ展開は次のとおりです。
- 21-23cm
- 23-25cm
- 25-27cm
- 27-29cm
ランニングシューズは25.5cmか26.0cmがジャストサイズなので、今回は25-27cmを選びました。通常、ランニングシューズのサイズに合わせてランニングソックスを選ぶと窮屈に感じることが多いのですが、「アルティメットASO」はサイズ感にゆとりがあると感じます。生地はストレッチしますが、着厚はそこまで高くなく、リラックスした履き心地が得られます。
ホールド感が絶妙
実際に「アルティメットASO」履いてみて、カカト周りのホールド感が特に気に入りました。足の甲から足首にかけて着厚が段階的に調整されており、締め付け過ぎず、でもズリ落ちず、絶妙なホールド感を実現しています。しかもメッシュ構造にすることで通気性も高めています。
グリップ性能が秀逸
そして何よりもグリップ性能が素晴らしいですね。足裏のグリップは強過ぎて、屋内を歩く時はフローリングに突っかかるほど。でもシューズを履けば足とシューズが一体化します。ナノグリップも良い仕事をしています。特にアッパーから抑え込むタイプのシューズでは威力を発揮します。
足指周りの作りが惜しい
唯一、残念だったのは足指周りのフィット感です。これは個人差があると思いますが、自分は小指が短いため、指先と付け根の部分にマチが出来てしまいます。RxLやTabioなどのランニングソックスであれば、足指部分も立体構造でピタリとフィットするんですけどね。
上の写真は「アルティメットASO」を履いてを履いて10km走った後の状態ですが、小指の部分だけズレているのがパッと見でも分かります。短いランニングであれば気になりませんが、長距離走で使う場合、このようなちょっとしたズレがトラブルの原因になります。
アルティメット・シリーズ比較
今回Olenoの「アルティメットASO」を購入したきっかけは、奈良マラソンのEXPO会場で出展ブースを見かけたから。その場では購入に至りませんでしたが、後で気になり調べてみると、奈良県発のブランドだと知りました。
Oleno公式サイトによると、80年以上の歴史を持つ老舗靴下メーカーの昌和莫大小株式会社さんのブランドなんですね。
靴下の町、奈良県広陵町から生まれたブランドです。奈良県広陵町は靴下のまちといわれ、小さな地域にも関わらず、靴下メーカーが40社ほど集まっています。 そんな靴下のまちの老舗靴下メーカーの「昌和莫大小株式会社」は自社ブランドとして2017年に「OLENO」を立ち上げました。 長い歴史から培ってきた技術により、靴下だけにとどまらず、様々なライフスタイルに寄り添うモノを発信していきます。
ちなみにアスリート向けのアルティメット(Ultimate)はいくつかのバリエーションがあり、代表的なものは次のとおりです。
アルティメット | アルティメットASO | アルティメットSHR | アルティメットTNG | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 耐久性に優れたCORDURAファブリックを使用。ソフトな履き心地が特徴。 | アルティメットよりグリップ&サポート力、指部の密着感を大幅にアップ。超極細繊維「ナノフロント」を使用。 | シリーズで最も薄手で吸汗・速乾を徹底的に追求したモデル。 | トレイルランナー西村広和氏と共同開発。吸水・速乾力に優れ、肌をドライに保ち快適性を持続。 |
素材 | ナイロン57% ポリエステル36% ポリウレタン7% | ナイロン48% ポリエステル44%・ポリウレタン8% | ポリエステル65%・ナイロン25%・ポリウレタン10% | ポリエステル34% ポリプロピレン29% 毛20% ナイロン13% ポリウレタン4% |
定価 | 2,750円 | 2,970円 | 2,970円 | 3,300円 |
今回「アルティメット」か「アルティメットASO」にするかで迷いましたが、Tabioのランニングソックスで「ナノフロント」の素晴らしさを実感していたので「アルティメットASO」を選びました。
評価のまとめ
Oleno「アルティメットASO」を購入してそこそこ満足しています。
カカト周りのホールド感が絶妙な上に、足裏・両サイド・アッパーの全方位で強力なグリップを発揮し、足とシューズの一体感を高めてくれるランニングソックスです。ただ、足指周りの作りは完璧とは言えず、自分の場合は小指のフィット感が微妙でした。
同じ「ナノグリップ」を使ったランニングソックスを選ぶなら、Tabioの「レーシングランナノグリップ」がおすすめします。フルマラソンのサブ3にも度々貢献してくれています。
#青島太平洋マラソン をネットタイム2時間56分27秒で完走しました!
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) December 11, 2022
37km地点の青島で折返した途端まさかの向かい風…でも太平洋の絶景に癒されました
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この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
購入ガイド
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