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【レーシングランナノグリップ】レビュー:全方位グリップのレース用ランニングソックス

【レーシングランナノグリップ】レビュー:全方位グリップのレース用ランニングソックス

今回紹介するのは「レーシングランナノグリップ」というTabioのレース用ランニングソックス。履きやすくてフィット感が抜群の上、グリップ性能も秀逸な1足です。これまでに何度も自己ベスト更新に貢献してくれました。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

主な特徴

Tabioの「レーシングランナノグリップ」は、フィット感とグリップ性能に優れた「ナノフロント」素材を使ったレース用ランニングソックスです。主な特徴は次のとおり。

  • 2021年9月に発売された「レーシングラン」の最新モデル
  • 帝人の超極細繊維「ナノフロント®︎」を採用
  • 左右非対称設計
  • ノーマルタイプと5本指タイプが選べる
  • 定価は税込2,200円

作っているのは、大阪府に本社を置く老舗専門メーカーのタビオ株式会社。ビジネス用からスポーツ用まで様々な靴下を手がけており、主力ブランド「靴下屋」をはじめ国内外に200店舗以上を展開しています。今回紹介する「レーシングランナノグリップ」はランニング専用のレーシングラン(Racing Run)シリーズの新商品です。

こちらが全体像。つま先とカカトの部分がぴたりとフィットする3D立体構造が特徴です。生地には帝人フロンティア株式会社の超極細ポリエステルナノファイバー「ナノフロント」を採用。生地自体にグリップ性能を持たせているのが特徴です。

「レーシングランナノグリップ」はつま先が分かれていないノーマルタイプの「レーシングランナノグリップ 3D」と5本指タイプ「レーシングランナノグリップ 5本指」の2種類から選べます。右足と左足それぞれ専用に作られています。「R」と「L」で見分けも付きやすいですね。

サイズ感

「レーシングランナノグリップ」のサイズ展開は次のとおり。男女共通のユニセックス仕様となります。

  • レーシングランナノグリップ 3D:21~23cm、23~25cm、25~27cm、27~29cm
  • レーシングランナノグリップ 5本指:21~23cm、23~25cm、25~27cm、27~29cm

自分はランニングシューズのサイズ選びでは、通常タイプなら26.0cm、幅広のワイドタイプなら25.5cmがジャストフィットになります。今回は「レーシングランナノグリップ 3D」の25~27cmを選びましたが、ちょうどピッタリなサイズ感でした。ただし生地は比較的薄く、伸縮性も高いため、締め付けられる感じはありません。

靴下専門メーカーの縫製技術

つま先からカカトまでピタリとフィットさせるためには高度な縫製技術が求められます。Tabioは靴下専門メーカーとして「3D立体製法」や「アーチサポート機能」に関する特許技術を持っています。これはスポーツ用品メーカーのランニングソックスにはない特徴です。

伸縮性が高くて履きやすい

まず足を入れた時に感じるのが、履きやすいこと。Tabioの「レーシングラン」は生地が厚めでそこまで伸び縮みもせず足入れが難しかったのですが、「レーシングランナノグリップ」は生地が薄くなり、伸縮性も高くなりました。履きやすいですし、フィット感も抜群に良いですね。

つま先の快適性はレースや練習のパフォーマンスに直結するため、絶対に妥協したくありません。今回は5本指ではないタイプを選びましたが、それでも足指は自由自在に動かせます。これなら本命レースでも安心して使えます。

グリップ性能が秀逸

最も満足しているのがグリップ性能。通常、ランニングソックスにはグリップ性能を高めるために足裏にグリップ素材を配置しています。Tabioの「レーシングラン」にもグリップ素材がありますが、「レーシングランナノグリップ」にはそれがありません。

なぜなら「ナノフロント」生地自体のグリップ性能が高いから。つま先からカカトまで、さらには足裏だけでなく上部や側面にも滑り止め加工が施されており、全方位でシューズに密着します。その結果、シューズと靴下の摩擦やズレが軽減され、ランニング時のエネルギーロスを最小限に抑えてくれます。

丈がもう少し長いと良かった

個人的には丈の長いミッド〜ロングタイプが好みですが「レーシングランナノグリップ」は丈が短いショートタイプしか選べません。それでもシューズのアンクルパッドがギリギリ肌に触れないので問題ないと思いますが、丈があと2〜3cm長いと嬉しいなと思います。

数々の自己ベスト更新に貢献

自分は「レーシングランナノグリップ」を本命レースで使っており、これまでに数々の自己ベスト更新に貢献してくれました。先日参加した「さいたまマラソン2024」では、Brooksの「ハイペリオンエリート4」と「レーシングランナノグリップ」のセットを着用し、フルマラソン自己ベストを約2分短縮し、人生2度目のサブエガ(2時間50分切り)に貢献してくれました。

総合評価:非常に満足

Tabioの「レーシングランナノグリップ」を購入して非常に満足しています。履きやすくてフィット感が抜群の上、グリップ性能も秀逸。レース用ランニングソックスに求められる機能が凝縮された1足です。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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