
マラソンブロガーのtomoです。
暗い夜道でも安全に走れる強力なランニングライトが欲しい…。でも両手は塞ぎたくない…。
そんな悩みを解消するために、ペツル社のヘッドライト「アクティック(Actik)」を購入したので紹介します。
重さ100g以下なのに最大350ルーメンの照射力を持ち、付属のヘッドバンドを使って頭部に装着できます。
3段階の調光を最大にして角度を調整すれば、真っ暗な夜道でも少なくとも10m先まで足元がクッキリ見えます。
今回紹介する「PETZL ペツル アクティック」は以下の通販サイトから購入できます。
Amazonタイムセール祭りで最大12%ポイントアップ。エントリーを忘れずに!
まずはパッケージから見ていきましょう。Amazonで注文したら、こんな状態で自宅に届きました。
日本語表記が一切ない…。
それもそのはず。ペツルはフランス発の登山ギアのメーカー。そもそも「PETZL」のロゴを見て「ペツル」と読める人は少ないのでは。
主力商品には登山用のハーネスやヘッドランプ、ヘルメットなどがあります。
日本ではアルテリア社が日本総輸入販売元となっています。
ヘッドライトは初心者が気軽に使えるエントリーモデルから、プロフェッショナルがトレランレースに使用するハイエンドモデルまで、ラインアップが豊富です。
主なモデルと特徴は以下のとおり。表の下に行くにつれて照射力が高くなります。
モデル | 特徴 | 最大照射力 |
---|---|---|
イーライト | 超コンパクトエマージェンシーヘッドランプ | 40ルーメン |
ティキナ | 近距離照射に適したシンプルなコンパクトヘッドランプ | 250ルーメン |
ティカ | 近距離照射や短時間の活動に適したコンパクトヘッドランプ | 300ルーメン |
アクティック | 広いアクティビティに対応する赤色光を備えたコンパクトなマルチビームヘッドランプ | 350ルーメン |
アクティック コア | リチャージャブルバッテリーと赤色光を備えたコンパクトなマルチビームヘッドランプ | 450ルーメン |
IKO CORE | マルチビーム、AIRFIT ヘッドバンドを採用した、再充電可能な軽量ヘッドランプ | 500ルーメン |
スイフト RL | 超高出力で再充電可能なコンパクト、マルチビームヘッドランプ。リアクティブライティングテクノロジー搭載 | 900ルーメン |
NAO RL | リアクティブライティングテクノロジーを搭載し、人間工学に基づいてデザインされた、超高出力リチャージャブルヘッドランプ | 1500ルーメン |
明るさの目安としては、一般的な乾電池式の懐中電灯が100〜200ルーメン。暗闇でも照射している方向が見える状態です。
夜道でランニングするなら最低でも100ルーメンは欲しいところ。街灯がない場所でも10m先までは見えます。
300ルーメンになると、ただ明るいだけでなく、足元の状態がくっきりと見えます。夜間に山道や不整地を走るなら、これくらいの照射力があると安心です。
今回はミッドレンジモデルの「アクティック(Actik)」を選びました。
主な特徴は以下のとおりです。
エントリーモデルだと光源がひとつだけですが、「アクティック」は近距離と遠距離を照らす2の光源を持ち、より自然な明るさを実現します。
ちなみに「アクティック」には派生モデルの「アクティック コア」というモデルもあり、参考までに違いを以下の表にまとめます。
アクティック | アクティック コア | |
---|---|---|
発売 | 2019年11月 | 2019年11月 |
定価 | 6,930円 | 9,900円 |
照射力 | 6→100→350ルーメンの3段階 | 6→100→450ルーメンの3段階 |
その他 | – | 充電式電池「コア」が付属 |
主な違いは、最大照射力が「アクティック コア」の方が100ルーメン高く、さらに充電式電池「コア」が付属していること。
約3,000円の価格差で「コア」が手に入り、照射力が上がります。ちなみに「コア」の定価は4,180円。
今回は夜道とはいえロードランニングがメインなのでそこまで高い照射力は必要なく、また充電式の単4電池を繰り返し使えるため、自分は「アクティック」を選びました。
それではペツルの「アクティック」を詳しく見ていきましょう。
まずはパッケージの中身から。ヘッドライト本体、ステッカー、単4電池3本が同梱されています。
パッケージの裏側は簡単な取扱説明書になっていました。
こちらがヘッドライト本体。マルチビーム仕様なので光源が2つ。さらに赤色の光源まで付いています。
本体上部に操作ボタンがあります。
ボタンを軽く押すと、オフの状態から6→100→350ルーメンの3段階で調光でき、再びオフになります。長押しすると赤色光モードがオンオフできます。
重さは電池なしの状態で57gでした。
電池込みだと90g。
ヘッドバンドは取り外しが可能なので衛生的。
本体は上部からパカッと開閉できます。
電池は単4が3本入ります。一応、防水性能は全天候型の「IPX4」ですが、ちょっと頼りない気がしますね。
別売りで単4電池3本と同じ形状の充電式電池「コア」があります。こちらは電池本体にUSBに接続できる給電口を配置しています。
自分は充電式の電池を持っているので、今後はこれを繰り返し使う予定。
「アクティック」の照射性能は以下のとおりです。
モード | 照射力 | 照射距離 | 照射時間 |
---|---|---|---|
弱 | 6ルーメン | 8m | 120時間 |
中 | 100ルーメン | 45m | 12時間 |
強 | 350ルーメン | 80m | 2時間 |
夜ランで使うなら中モード(100ルーメン)で十分なので、理論上は1回の充電で12時間持ちます。これなら1週間に1回充電すれば大丈夫そう。
以下は弱モードの様子。
以下は中モードの様子。
以下は強モードの様子。
以下は赤色光モードの様子。相手に自分の存在を知らせるのに便利です。
ちなみにヘッドライト本体は照射の方向が調整できます。
下に傾ければ、足元付近を照らせます。
実際に「アクティック」を頭部に装着してみました。
ヘッドバンドはサイズ調整可能。とても快適です。
ランニング中はほとんど揺れません。
ちょっと不安だったのが本体のこの部分。肌に直接触れる部分なので長時間着用していると痛くならないか心配でした。
痛くはありませんが、30分以上着用していると、まあまあ違和感は感じます。なので自分は帽子(ビーニー)の上から着用しています。
ひとつだけ使いづらいなと感じるのはヘッドバンドを外す時。
ヘッドバンドを洗濯するには本体から外さないといけません。
知恵の輪みたいにひねって外すのですが、これが結構難しい…というか頭を使います。
まあ自分は帽子の上から装着するので、そこまで頻繁に外す必要はないですけどね。
ランニングライトはこれまでいろんなタイプを使ってきました。
ヘッドライトは不要だけど手ぶらが良いという方には、キャップのツバに装着できるBLACKUBEのランニングライトがおすすめです。
最大照射力は55ルーメンですが、街灯で照らされた夜道ならこれでも十分。しかも充電式で繰り返し使えます。
今回紹介した「PETZL ペツル アクティック」は以下の通販サイトから購入できます。
Amazonタイムセール祭りで最大12%ポイントアップ。エントリーを忘れずに!
夜間のランニングにおすすめの「BLACKUBEキャップライト」を紹介します。
クリップで帽子に装着でき、頭上から足元や進行方向が明るく照らせます。手ぶらなのでランニングの妨げにもなりません。主な特徴は以下のとおり。
実勢価格は税込1,200円前後です。ヘッドバンド式の本格的なランニングライトが5,000円以上することを考えると、かなりコスパが高いと思います。
こちらの「BLACKUBE キャップライト」は以下の通販サイトから購入できます。
Amazonタイムセール祭りで最大12%ポイントアップ。エントリーを忘れずに!
夜間でも安全にランニングを楽しみたい。そんな方におすすめのライトを紹介します。
ランニングライトには、手に持って使うものや頭上から照らすもの、周囲に自分の存在を知らせるタイプや、足元や進行方向を照らすタイプなど、種類が多くて迷いますよね。
実際に「tomo」が自腹で購入したものの中から使い勝手よく、現在も使い続けているランニングライトを2つピックアップしました。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
マラソンブロガーの「とも」が個人運営するウェブメディアです。2016年の開設以来「読めば走りたくなるマラソンブログ」をコンセプトに、ランニング関連情報を発信しています。
マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
マラソンブロガーの活動を通して得られた実体験をもとに、自費レビュー、徹底解説、レース攻略、旅ランニング、コラムの5つのテーマで執筆しています。
情報発信はツイッター(tomorunblog@)、練習記録はStrava(tomorun)を利用しています。Stravaは基本的に相互フォローさせていただきます。
当ブログの運営や紹介する商品の購入はアフィリエイトの広告収入で賄っており、特定企業・団体・人物から金銭的支援やPR案件は一切受けていません。
商用利用は不可。ブログやSNSなど個人で利用する場合は、当ブログの名称(ともらん)と引用リンク(https://tomo.run)が明記されていれば許諾なしで利用可能です。