なぜランニングは長続きしないのか?継続するコツを紹介

ランニングを始めたけど長続きせず習慣にできない、という問題について解説します。
「ダイエットしたい」「マラソン大会に出場したい」「自己ベストを更新したい」など、走る理由は人それぞれですが、継続しないと効果は期待できません。
そこで、ランニングが長続きしない理由を深掘りして、一緒に対策を考えていきましょう。
この記事はマラソンブロガーの「」が書きました。
目次と内容
継続しないと効果は実感できない
ランニングを始めたきっかけは人それぞれ。
- ダイエットしたい
- 健康習慣をつくりたい
- フルマラソンを走ってみたい
- 自己ベストを更新したい
この記事を書いている「とも」は、2012年頃からフルマラソンを走る目的でランニングを習慣化し、今では自己ベスト更新に向けて、日々練習を続けています。
目的が何であれ、ランニングを継続しないと効果は期待でず、効果が実感できないとモチベーションが下がり、結局やめてしまうという負のスパイラルに陥ります。
続かない理由を因数分解する
では、ランニングを継続し、習慣化するにはどうしたら良いのか?
その答えを見つけるには、長続きしない原因を深掘りする必要があります。
ランニングは苦しいから
よくある理由がこれですね。小学校の持久走以来、ランニングは苦しいという固定観念を持ち、大人になって走ってみたらやっぱり苦しかった、と感じる人は少なくありません。
苦しくなる理由はペースが速すぎるから。最初はペースを抑えて、苦しくならないスピードで走れば良いのです。まずは早歩きから始めてみましょう。
足が痛むから
主な原因としては、ランニングシューズが合っていないことが考えらます。ランニング専用のシューズを持っていない、もしくは持っていても自分で選んだ方は、一度スポーツショップでフィッティングしてもらうと良いでしょう。
「走らなきゃ!」というプレッシャーを感じるから
ランニングに限らず、自分がやりたくて始めたことがプレッシャーに感じるのは、やり過ぎが原因です。つまり、走る頻度が多すぎたり、走る距離が多すぎたりするのが問題です。まずは週1回から始めましょう。そして「ちょっと物足りないな」ぐらいで走り終えるのが理想です。
面倒くさいから
これは意外と重要なポイントです。面倒くさいと感じる理由は人それぞれですが、他のスポーツに比べて自由度が高すぎるというのが、ランニングの面倒くささを際立てていると思います。
人間の脳は選択肢が多すぎると疲れてしまいますからね。
これがジムやヨガ、テニスやサッカーなら、決まった場所に行くことで最初の心理的ハードルを乗り越えられますが、ランニングの場合は「どこを走るか」から決めないといけない。
逆に言えば、どこを走るかを決めておけば、とりあえずランニングウェアに着替えて、ランニングシューズを履いて、走りに出かけることができます。
つまり、自分のお気に入りの「定番コース」を持つということです。
定番コースを持つと長続きする

定番コースは、仕事やプライベートで疲れていても無理なく走れるコースが理想です。
- 自宅から近いこと
- 疲れていても無理なく走れる距離であること
- 暗い夜でも安心して安全に走れること
- コンビニや公衆トイレがあること
自宅から走り始められれば、最初の一歩を踏み出すのが楽になります。
無理なく走れる距離だと、忙しくて疲れている時でも「走ろう」という気持ちになれます。
夜でも安全に走れると、日中に時間がなくても走りに出かける機会を失いません。
近くにコンビニやトイレがあれば「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう」という不安は解消されます。
「とも」は、2016年頃から定番コースを作り、自分の走力に合わせて進化させてきました。おかげでストレスなくランニングが継続できています。
走力のボトムアップが図れるのも定番コースを持つもうひとつのメリットです。2016年の定番コースは7kmでしたが、2022年には12kmになりました。
つまり、疲れていても無理なく走れる距離が7kmから12kmまで伸びたということです。時間はかかりますが、ランナーとして自分の成長が実感できます。
おまけ
参考までに「とも」の定番コースの変遷を紹介します。
2016年
自宅(北浦和)〜さいたま新都心を往復する7kmコース。JR京浜東北線の沿線を走るため、信号待ちがほとんどなく、夜でも街灯で明るく安心して走れるコースです。
2017年〜2018年
同じく自宅(北浦和)〜さいたま新都心を往復する7kmコースですが、足腰を鍛えるために陸橋のアップダウンを取り入れました。
2019年〜2020年
距離を10kmに伸ばし、さらにアップダウンを増やしました。
2021年
距離をさらに1km伸ばして11kmにしました。
2022年
ついに12km。