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【心臓ドック】心電図検査がC判定なので徹底的に検査してみた
ここ数年、定期検診で「心臓の肥大」と「高LDLコレストロール血症」を指摘されて続けています。マラソンは心臓に負担をかけるけど大丈夫?そんな不安を払拭するために、検査料6万円の心臓ドックを受診してきました。
漠然とした不安

自分は昔から健康診断で「高LDLコレストロール血症」を指摘されてきました。ここ数年、それに加えて循環器系検査の心電図について「左室肥大疑い 要観察」の所見がありました。
いずれも心臓機能に関わる部分なので、マラソンで心臓を酷使する身としては不安が残ります。自分の周りにもレース中に心肺停止になった方がおり、決して他人事ではありません。とはいえ、胸が痛むとか、息切れがするとか、気になる症状はなく、漠然とした不安を抱えたまま今まで過ごしてきました。
心臓ドックを受診
心臓ドックは心臓機能に特化した専門ドックです。主な検査項目は、心臓MRI検査や心臓超音波検査、心電図検査や心筋マーカーがあります。心臓ドックに対応した病院・クリニックで診察できます。
所要時間は2〜3時間程度。費用は5〜6万円が相場です。受診費用は保険適用外のため、全額自己負担になります。今回受診した「さいたまセントラルクリニック」でも6万円強でした。
正直かなり悩みました。しかし「走っている間に心臓が停止したらどうしよう」「このままマラソンを続けていいのかな」という漠然とした不安を抱えて走り続けるのは辛い。というわけで、人生で初めて心臓ドックを受診してきました。
参考までに、検査内容や結果を紹介しますね。
心臓MRI検査
実はMRI検査を受けるのは今回が初めて。ヘッドフォンを装着して装置の中に入り、息を止めたり吐いたりするのを30分ほど繰り返します。
診断結果は「観察範囲内で明らかな異常は見られません」とのこと。

それにしても、心臓の3D画像は生々しいですね。ここまで精細な画像で確認できると、わずかな異変も見逃しません。

心臓超音波検査
心臓エコーは検査に40分ほどかかりました。今回の検査項目では拘束時間が最も長かったですね。こちらも診断結果は「正常範囲内」で異常なしでした。

心電図検査
健康診断で要観察となった心電図検査では「洞性徐脈」と「早期再分極」を指摘されました。
- 洞性徐脈:心臓のリズムを作る洞結節のリズム(心拍数)が少ない状態を言います(50回/分未満)。洞性徐脈とは心電図用語であり、診断名(病名)ではありません。
- 早期再分極:心筋の安静、興奮、覚醒の3つの過程を心電図用語では分極、脱分極、再分極と表現します。早期再分極とは心筋が興奮からさめるのが時間的に早いということです。心電図用語であり、疾患名ではありません。

ただし、いずれも後日医師との面談した限りでした「問題ない」とのことでした。
異常はないけれど
総評では「精密検査や治療が必要な異常所見はありません」と書いてありますが、心・血管疾患の判定が要経過観察の「C判定」でした。やはり定期健診と同じで、心電図検査の結果が気になります。

後日、医師と面談する機会がありました。その時のお話では、年齢や運動習慣などを含め総合的に見て心配する必要はないとのこと。
一方で、生活習慣病についてはコレストロール値が高く、食生活を改善するようアドバイスいただきました。これに関しては真摯に受け止め改善に努めたいと思います。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。