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【膝関節痛】接骨院で「膝のねじれ」を矯正してきた

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【膝関節痛】接骨院で「膝のねじれ」を矯正してきた

ここ1年ほど左膝に中途半端な痛みを感じていましたが、原因が分かりました。接骨院に3週間ほど通ったら解消できたので、参考までに経緯や治療方法などをまとめておきます。

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膝を曲げると痛い…

実はここ1年ほど、足を屈折すると左膝が痛む悩みを抱えていました。しゃがんだ時に膝を曲げるとピリッとする痛みが走る感じです。

ただ、普通の膝の痛みと違うのは、歩いたり走ったりする時は何も感じないんです。普通に走れてしまうので、これまで真剣に向き合ってきませんでした。後述しますが、こういう中途半端な痛みほどタチが悪いんですよね…。

発端は1年前のハーフマラソン

発端は、ちょうど1年前に走った「舞鶴赤れんがハーフマラソン2023」だったと思います。自分でも驚くような会心の走りで、5年ぶりにハーフ自己ベストを更新。しかし、購入したばかりのランニングシューズのソールが死にました…。

自分の走り方が悪かったのか、あるいはシューズが合わなかったのか、今となっては分かりませんが、レースの翌日から左膝の内側が痛んだことは覚えています。

膝サポーターして様子を見ていたら、1週間ほどで痛みがなくなりました。この時点でちゃんと受診すれば良かったのですが、すぐに治ってしまったがために、異変に気づけなかったんですよね。

そして1ヶ月後の「金沢マラソン2023」ではフル自己ベスト更新、さらに2週間後の「上尾シティハーフマラソン2023」ではハーフ自己ベストを更新。その時点では膝の痛みなんて忘れていました。

アキレス腱にも影響が出始める

年が明けても負荷の高いトレーニングを続けていたら、左膝の痛みが再発するようになりました。ただし、冒頭で説明したように屈折した時に痛むのであって、走っている時は問題なし。走れてしまうので、そこまで深刻に考えませんでした。

すると今度は、左の足首に違和感を覚え始めます。最初はアキレス腱が痛み、それから関節の右側が痛んだり、左側が痛んだり、今まで経験したことのない痛み方でした。

しばらくアキレス腱サポーターを着用していたら、痛みがなくなりました。2月の「さいたまマラソン2024」では会心の走りでフル自己ベストを更新。レースでは膝も足首も痛まず、最後まで全力を出すことができました。ただ、レースの後は少し痛みましたね。

漠然とした不安を抱えながら走る

その後も長距離走やスピード練習の後は左膝や左足首に違和感を覚えることがありました。それでも深刻な痛みではなく、走れてしまうので、漠然とした不安を抱えながらも走り続けました。

夏が終わり、9月に入ると秋冬シーズンに向けて本格的なトレーニングが始まります。11月の本命レース「神戸マラソン2024」に向けて、次のレースに挑む予定でした。

  • 9月 田沢湖マラソン(10km)
  • 10月 ブダペストマラソン(フル)
  • 11月 神戸マラソン(フル)

ところが、田沢湖マラソンは災害の影響で開催が中止に…。ブダペストマラソンは予約していたフライトが欠航となり、代わりの便が取れず…。そして肝心の神戸マラソンは仕事の関係で日程が合わず…。

さすがに3大会連続でDNSが確定すると、これは神様からの「休みなさい」というメッセージなのかな、と思ったりもしました。

休み期間中、接骨院に通い始める

本命フルのDNSが決まってから、急に気が抜けてしまいました。次の本命フルは来年2月の「大阪マラソン2025」。それまで余裕ができたので、9月は思い切って休むことにしました。いわゆる積極的休養というやつですね。

ついでに、時折発生する膝と足首の痛みを治療すべく、スポーツを専門とする接骨院に通い始めました。まず初診で指摘されたのが以下の3点。

  • 左膝が外側ににねじれている
  • ねじれが原因で左足首にも負担がかかってる
  • 足首の柔軟性が欠けている

話を聞いて「なるほどな…」と思いました。いろんな意味で点と点が繋がった気がします。そして、週2〜3回のペースで通院して集中的に治療することにしました。

3週間通院して痛みがなくなる

治療といっても大掛かりなものではなく、毎回30分ほどかけて、ハムストリングと前脛骨筋と腸腰筋をマッサージしていきます。まずは脚の柔軟性を取り戻すことが大事とのこと。

自宅でも自分のできる範囲でマッサージするためにトリガーポイントを購入しました。これでハムストリングのマッサージをすると最高に気持ちいいんですよね。

ランニングの方は、様子を見ながら5kmぐらいなら大丈夫ということで、2日に1回のペースで継続。

治療を始めて1週間経つと左膝の痛みが解消されました。しゃがみ込んで膝を曲げても痛みを感じません。膝のねじれも解消されつつあるそうです。

足首の方はランニング時に違和感を覚えます。ただし痛みが移るというか、走っているといろんな部位が軋むような感覚。ただし30分ほどして血流が良くなると、痛みが引いてきます。膝のねじれが解消されたことで、足首が適応しようとしているそうです。

そして3週間経つと、足首の痛みも引いてきました。

定期的に自分の身体をチェックすべき

今回はたまたま積極的休養のタイミングで治療に専念できたのが幸いでした。9〜11月のレースが予定どおりに開催され、痛みの根本的な原因を治療しないまま走り続けていたら…と思うと怖いですね。

自分は月に300km以上走り込んでおり、一般的な成人男性よりも身体を酷使しています。だからこそ、定期的に自分の身体をチェックすべきだなと改めて思いました。

接骨院に通うとお金がかかりますが、自分のようなシリアスランナーにとっては「必要経費」だと思うようにしました。今後も月に1〜2回のペースで、自分の身体に異変がないかチェックしてもらうようにします。

身体の不調は成長するためのチャンス

これは自分の人生哲学なんですが、調子が悪かったり、停滞が続いたりする時は自分が成長するチャンス。これまでもケガや故障と向き合い、乗り越えたことでランナーとしてステップアップできましたし、人生を振り返ってもそんな感じでした。

今回は別の理由で、フル自己ベストを狙うタイミングが遠のいてしまいましたが、時間と気持ちに余裕ができたことで、自分の身体と向き合うことができました。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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