先日参加した「勝田全国マラソン」に、秘密兵器を投入しました。それがこちら。
#勝田全国マラソン に投入した秘密兵器「スポーツバーム」。肌に塗るとジンワリ暖かくなる防寒ジェル
レースは晴天に恵まれ、スタート前はジェルを必要としないぐらいポカポカ。レース中盤からカラダが冷え始め、ようやく本領発揮。勝田の冷たい風から守ってくれました pic.twitter.com/HPdUVKjtLl
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年1月27日
勝田全国マラソンは、一年で寒さが最も厳しくなる「大寒」の時期に行われます(今回参加したのは2019年1月27日)。経験者の方から「勝田はめっちゃ寒いよ」とお言葉をいただき、怖じけづいてしまいました。寒いのは大の苦手なんです…。
というわけで、少しでもレース中の体感温度を上げるべく、ホットジェル(防寒ジェル)を購入しました。オランダ製のスポーツバルム(sportsbalm)という商品です。
スポーツバルムを購入した理由
どのホットジェルを買えば良いか悩んでいたところ、たまたまランニング雑誌『ランニングスタイル』でスポーツバルムの広告を見かけました。
面白いなと思ったのは、寒さのレベルに応じて3つのラインアップから選べること。
季節や気温に応じて選ぶことができ、レッド1は10〜18℃、レッド2は5〜10℃、レッド3は0〜5℃が使用の推奨温度。手のひらを使ってマッサージすると血行が促進され、ヒフがじんわり温まる。ほどよい温かさが持続するため、走りに集中しやすい。ーー『ランニングスタイル』2019年3月号
今回は、真冬の一番寒い時期にも使えるように「レッド3」を選びました。
スポーツバルムの特徴
スポーツバルムは、Harmeling Sportsというオランダの会社が製造・販売しています。
スポーツバルムの特徴は「筋肉ケア」に特化したジェルであること。防寒を目的とした「レッド」以外にも、筋肉をいたわるラインアップが揃っています。
レッド | 寒い状況で筋肉を暖かく保つ |
---|---|
イエロー | 温かい状況でのウォーミングアップ |
グリーン | 運動後の適切なケアと迅速な回復 |
ブルー | ウェアとの摩擦による皮膚へのダメージに対する保護 |
スポーツバルムは、トウガラシ樹脂やティーツリーエキスなどの100%天然由来の原材料で出来ています。肌に直に塗るものなので、100%天然由来だと安心ですよね。
スポーツバルムの使い方
運動するスポーツバルムを手や足などにまんべんなく塗ります。
取説には運動を始める15〜30分前に塗るのが良いと書いてありましたが、実際にじんわり温かくなり始めるのは、塗ってから1時間後からでした。個人差もあると思うので、レース本番で使う前に何度か使ってみることをオススメします。
スポーツバルムの使用感
今回はスポーツバルムを「勝田全国マラソン」で初めて使用してみました。
レース前の待ち時間に威力を発揮してくると期待していましたが、幸い(?)なことにレース当日は天候に恵まれ、日向では半袖でも暖かいくらいでした。なので、スポーツバルムの温かさは実感できず。
しかし、走り始めてから2時間ほど経つと日差しが隠れて気温がグッと下がりました。それに加えて、勝田全国マラソンの名別とも言える北風がピューピュー吹いてきます。ここでようやくスポーツバルムの本領発揮。肌がヒリヒリする一歩手前の、じんわり温かくなる感触が実感できました。
これまでレース前の防寒対策には気を配っていたものの、レース中の防寒対策については無頓着でした。でも、レース中盤から気温が下がったり、天気が崩れたりして体感温度が下がることもあります。
フルマラソンの場合、ハーフ地点を越えたあたりから疲れが出始め、集中力も途切れてしまうことが多いと思います。そんな状況で寒さが増したらモチベーションがだだ下がりです。幸い、勝田全国マラソンではスポーツバルムを塗っていたので、レース中盤からの集中力は途切れず、走りに専念することができました。
使いにくい点
一応、スポーツバルムの使いにくい点も挙げておきます。
- 塗った後は手がベトベトする
- マラソン後、入浴すると肌がヒリヒリする
今回は大会会場でスポーツバルムを肌に塗りました。塗った後は手がベトベトになり、仮設トイレの手洗い場で水で流してもベトベト感が取りきれません。まあ、レース中は手がポカポカするので悪いことばかりではないですが。
まとめ
今回は「勝田全国マラソン」でスポーツバルムを使用しました。レース中盤から気温が下がり、冷たい向かい風に会いましたが、スポーツバルムのおかげで寒さを感じず、走りに専念することができました。