【レビュー】Adidas アディゼロ クライマクールキャップ:コンパクトで通気性抜群
夏のランニング用に使えるランニングキャップが欲しかったのでAdidasの「アディゼロ クライマクールキャップ」を購入しました。お値段は4,730円とそこそこしますが、軽くて、通気性に優れ、カッコよくて、使い勝手の良いランニングキャップです。

クライマクールキャップの特徴
それでは「クライマクールキャップ」を詳しく見ていきましょう。主な特徴は次のとおり。
- 生地にCLIMACOOLを搭載
- レーザーカットの通気孔
- フィット感を調節できるバッククロージャー
- 定価は4,730円
- フリーサイズ

最大の特徴は、生地に「Climacool(クライマクール)」という、通気性に優れたAdidas独自のテクノロジーを採用していること。暑い環境でも快適に過ごせるように設計されており、他のスポーツウェアなどにも採用されています。

頭部の生地は非常に薄く、自立するのが困難なほど。その分、驚くほど軽く、また通気性も高いため、汗をかいても蒸れにくいのが特徴です。

両サイドにはレーザーカットで加工された通気孔を配置し、さらに通気性を高めています。ちょっとしたデザインのアクセントにもなってカッコ良いですね。このレーザーカットは、Onの「ライトウエイトキャップ」に似ているなと思いました。

あと個人的に気に入ったのがツバの部分。このようにメッシュ状になっているんです。一応、補強されているのでフニャっとはなりませんが、コンパクトに折りたたむことができます。
サイズとフィット感

サイズはフリーサイズ。後頭部にバッククロージャーがあり、ここでフィット感を調節できます。バッククロージャーには反射材が付いており、夜道でのランニングも安心です。
ファーストインプレッション
ここからは実際に「クライマクールキャップ」をランニングで使ってみて、気づいた点を忖度なしでコメントしていきます。
ツバの大きさがちょうど良い

炎天下でランニングする時、自分が重視するのはツバの保護性能。「クライマクールキャップ」のツバは大きくありませんが、前から見ると弧を描くようにカーブしており、日光に面していても鼻から上はしっかり守ってくれます。
しかも、このカーブのおかげで視界の邪魔にならないんですよね。ツバが大きくてフラットだと視界が狭くなり、圧迫感を感じることってありませんか?「クライマクールキャップ」にはそれがありません。
汗止めが秀逸

ランニングキャップで妥協したくないのが汗止め。普段は外側から見えませんが、頭部を囲むように配置された汗止めは、ランニング中に汗が垂れてくるのを防ぎます。特に額に垂れてくると不快感極まりないですし、集中力も途切れてしまいますよね。「クライマクールキャップ」の汗止めは、炎天下でも汗をしっかり受け止めて発散してくれます。
コンパクトで軽い

ツバの部分はメッシュ状になっているため、このように折りたたむことができます。生地自体も非常に軽いですし、小さく折りたためばポケットに入れて持ち運べます。
トレランレースで使用

先日参加した「富士忍野高原トレイルレース2025」では「クライマクールキャップ」を着用してショートの部を走りました。標高約1,000mの高原とはいえ、5月にしては気温が高く、ランニング中は汗をたっぷりかきました。でも汗止めのおかげで快適でしたし、通気性も素晴らしくて、汗でびしょ濡れになることはありませんでした。
富士忍野高原トレイルレースのショートの部(13.2km)を1時間26分4秒で完走!獲得標高は400mほどで自分のようなトレラン初心者にも優しいコースでした。忍野村の皆様、有難うございました
— ともらん!マラソンブログ (@tomorunblog) June 1, 2025
👟On Cloudsurfer Trail WP
🧦milestone Original Socks
🩲milestone Natty Shorts
🧢Adizero Climacool Cap pic.twitter.com/McAQbIZJ06
評価まとめ
以上、Adidasの「クライマクールキャップ」をレビューしました。良い点、気になる点のまとめは次のとおり。
良い点
- 通気性が抜群で、汗止めが秀逸
- コンパクトに折りたためる
気になる点
- 価格はそこそこ高い
「クライマクールキャップ」と似たような系統・価格帯のランニングキャップをお探しなら、Onの「ライトウェイトキャップ」も良いですよ。もう少し価格を抑えたいなら、Under Armourの「アイソチル ローンチランキャップ」がおすすめです(実際価格は3,000円台)。
