
マラソンブロガーのtomoです。
2019年2月2日に参加した「別府大分毎日マラソン(通称:別大マラソン)」の大会レポートをお届けします。
種目はフルマラソン。サブ3.5以上という参加条件が設けられており、多くの市民ランナーが「一度は走ってみたい」と憧れる大会です。
温泉大国の別府市〜大分市で開催されるため、マラソン大会とセットで温泉旅行も楽しめます。
#別府大分毎日マラソン を完走しました!ネット2時間58分4秒、グロス2時間59分6秒
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) February 2, 2020
今日は、2週間前に亡くなった祖母のために走りました。前半はオーバーペース気味で、34kmから失速。一度はサブ3を諦めましたが、ラスト3kmで祖母が背中を押してくれました。おばあちゃん、有難う😊✨ pic.twitter.com/4H8EnNYgP1
別府大分毎日マラソンは毎年2月に大分県別府市〜大分市を舞台に開催されるマラソン大会です。
参加資格は以下の4カテゴリに分かれており、スタートラインに立つには最低でもサブ3.5の完走実績が必要。
カテゴリ1〜3は日本陸連登録者に限られますが全員出走権が得られます。カテゴリ4は定員に対して先着順となります。
スタート地点は「大分マリーンパレス水族館(通称:うみたまご)」に設置されます。JR別府駅からバスで10分ほど。レース当日は大会専用の無料シャトルバスが会場まで運行します。
フルマラソンのコースは「うみたまご」からスタートし、別府市の亀川漁港まで国道10号を往復します。再び「うみたまご」に戻ると、今度は大分市の三佐田交差点まで走り、最後は大分川沿いにある「大分市営陸上競技場」でゴールします。
海風の影響さえ受けなければ全体的にフラットで直線が多く走りやすいコースです。以下のコースマップは公式サイトより拝借。
埼玉県の自宅から参加するため、今回はレース前日に現地入りしました。
大分といえば温泉。レースの後にのんびり温泉に浸かりたく、2泊3日での日程を組みました。
レースの前日は、朝の便で羽田空港を出発し、昼前には別府市内に到着しました。宿泊先のホテルに荷物を預け、まずは旅ランへ。
Beppu😆 マラソンの受付開始まで時間があるので、地獄めぐりしながら走ってきます🏃♂️💨#別府大分毎日マラソン pic.twitter.com/v12xpxMJdC
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
別府には「別府地獄めぐり」という7つの地獄(源泉)をめぐる観光ルートがあります。通常はバスや自転車で巡るらしいのですが、レース前日の調整ランをかねて走ってきました。
#別府 #地獄めぐり ランニングコース
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) February 1, 2020
別府大学駅 → 鬼石坊主地獄 → 海地獄 → かまど地獄 → 鬼山地獄 → 白池地獄 → 血の池地獄 → 龍巻地獄 → 亀川駅
観光込みの所要時間は2時間半、走行距離は約7km。共通券2000円はカード支払で1800円だった😊 pic.twitter.com/NxRbOTI9lL
別府駅に戻ると、次は専用シャトルバスでエキスポ会場へ向かい、大会の受付を済ませてきました。
レース当日は、別府市内と大分市内から無料シャトルバスが運行します。今回が別府駅近くの北浜エリアに前泊し、北浜公園からシャトルバスに乗車しました。ホテルから徒歩1分でバスに乗れるのは助かります。
バスに乗車して10分ほどで「うみたまご」に到着。カテゴリ毎に更衣室や待機場所が分かれています。今回エントリーした「カテゴリ4」は、陸橋を渡って道路の反対側で待機します。
一般的なマラソン大会と異なり、スタートブロックが厳格に区切られていたり、ランナー専用のIDがもらえたり、エリートランナーになった気分(?)が楽しめます。
預入れの荷物は専用のビニール袋に入れて自衛隊のトラックに積み込むと、ゴール会場まで届けてくれます。
同じカテゴリ内でもスタートブロックが細かく区切られているので、早めにスタンバイして場所取りする必要はありません。
スタート30分前になるとスタートブロックに整列するように指示がありました。
ここからは別府大分毎日マラソンを走った時の様子を振り返ります。
今回は後方のカテゴリ4のブロックからスタートしたこともあり、最初の2kmはかなり渋滞しました。集団の流れに乗って走ると4:45/kmより速く走るのは難しいです。
市街地に入ると沿道の応援が多くなります。5kmあたりで右手に「別府タワー」が見えてきました。
最初の折り返し点である亀川漁港あたりがちょうど10km。
基本的にフラットなコースですが、折り返し地点手前が橋になっていて、ちょっとしたアップダウンがあります。
別府市を後にすると別府湾が一望できました。別府大分マラソンで一番のお気に入りポイント。
再び「うみたまご」に戻ってきました。
ようやく中間地点。今度はここから大分市の中心地を目指します。
25km地点を過ぎたあたりから市街地に入ります。以下は「県立大分美術館」のあたり。
30kmの手前で大分川を横断する橋に差し掛かります。ずっとフラットなコースを走ってきたので、アップダウンが疲れた脚に響きました。
大分川を渡りきると30km地点を通過。ここからがフルマラソンの真骨頂。
2月初旬にしては日差しが強く、結構汗をかいたので水分補給はこまめに取るようにしました。
乙津川を渡るために橋を渡ります。レース終盤だと、ちょっとしたアップダウンでもキツい。
35kmあたりに第二折り返し地点があります。
ここでUターンして大分川沿いにある「大分市営陸上競技場」を目指します。
完走タイムは、ネットで2時間58分4秒、グロスで2時間59分6秒でした。
33kmまでは順調に4:10/kmペースを刻みましたが、34kmでガクッとペースダウン。一旦はサブ3を諦めかけましたが、ラスト3kmで奇跡的に復活して3時間以内でゴールすることができました。
今回はレースの途中で「ともさーん!」と3回もお声がけいただいた。お会いしたこともないのにピンポイントで応援してくださるなんて、涙が出るほど嬉しかったです。中には「埼玉県 ともらん」と書かれたプラカードを用意して下さった方もいました。この場を借りてお礼を申し上げます。
ラスト3kmを粘れた理由は、沿道の声援がひとつ。もうひとつは、2週間前に亡くなった祖母の存在があります。サブ3を諦めかけた時に「ともくんならできるでしょ」という祖母の声が聞こえた気がしました。
別府大分マラソンは、レースが終わってからもカテゴリによって動線が異なります。
最下位のカテゴリ4は、陸上競技場の隣にある体育館に誘導され、こちらで預けた荷物を受け取ります。
ゴール会場から無料シャトルバスに乗って別府に戻りました。
最後に、今日のレースで使用したランニングアイテムを紹介します。
今大会ではスケッチャーズの「GORUN RAZOR 3 HYPER」を履いて走りました。前回の「さいたま国際マラソン2019」に続き、2大会連続サブ3に貢献してくれました。程よい反発力と165gの軽さがクセになるシューズです。
#別府大分毎日マラソン の相棒は、スケッチャーズの「GORUN RAZOR 3 HYPER」。12月のさいたま国際マラソン続き、サブスリー二連覇に貢献してくれました😊
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) February 2, 2020
レビュー👉https://t.co/1cb17I641U pic.twitter.com/6ux44JjnOu
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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