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【大会】館山若潮マラソン2025:激坂と向かい風を乗り越えサブスリー
2月の本命フルに向けた距離走として「館山若潮マラソン2025」のフルマラソンの部に参加しました。完走タイムは2時間57分26秒。後半に激坂と向かい風が待ち受ける難コースでしたが、目標のサブスリーは何とか達成できました。
館山若潮マラソン2025を2時間57分26秒NTで完走しました!前半で貯金を作り、30km付近の坂とラストの向かい風を乗り切る作戦でなんとかサブスリー。館山市の皆様、有難うございました
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) January 26, 2025
👟Asics Metaspeed Edge Paris
🎽Asics Metarun Shirts
🩲TNF Enduris Trail Shorts
🍼Aminosaurus Gel pic.twitter.com/05tuDu19t6
館山若潮マラソンとは?
館山若潮マラソンは、毎年1月に千葉県館山市で開催される市民マラソン大会です。1981年に第1回大会が開催され、2025年に第45回目の開催を迎えます。
種目はフルマラソン(42km)、10km、ファンラン(2km)の部。
スタート・フィニッシュ会場は館山市民運動場に設置されます。JR館山駅から2kmほど北に位置し、大会当日は駅前〜会場間をシャトルバスが運行します。
大会の魅力

今回はフルマラソンの部に参加しましたが、エントリーした一番の理由が1月のフルマラソンだったから。
2〜3月に本命フルマラソンを控えているランナーにとって、1月に30〜40km走で準備しておきたいもの。とはいえ練習でその距離を走るのはハードルが高いので、練習でフルマラソンを走ってしまおうと思った次第です。
実際に館山若潮マラソンを走り、次の点に魅力を感じました。
- 東京湾(と富士山)の景色が最高!
- 房総フラワーラインの菜の花がきれい!
コースの特徴
一方で、フルマラソンのコースはかなり難易度が高いなと感じました。少なくとも自己ベストが狙いやすいコースではありません。

まず、公式サイトのコース高低差図を見ると、全体的にアップダウンが多く、特に24km〜31kmは「激坂」が待ち構えています。
そして館山は海風が強く、ラスト5kmは向かい風になります。中でも最後の1kmは「風の壁」があるのでは?と思うほどキツかったです。前半に調子に乗って無理しすぎると後半に苦しむことになります。
マラソン遠征の日程
自宅(埼玉県さいたま市)から千葉県までは遠くありませんが、館山市は千葉県の南端にあります。車だと2時間ちょっと、バスだと約3時間、電車だと4時間近くかかります。
といわけで今回は1泊2日の日程で、千葉県富津市に前泊しました。家族も連れて行ったのでマイカーで移動しました。
2025年1月25日(土)
昼過ぎに自宅を出発。東京湾アクアラインを使うと首都高から千葉県中部まで一気にワープでき、約2時間で富津市に到着しました。チェックインを済ませた後、1人で近くの鋸山をランニングしてきました。
2025年1月26日(日)
マイカーで富津市から館山市へ移動しました。所要時間は30分ほど。その間、妻と娘たちは電車で木更津まで移動して、アウトレットモールで買い物していました。レースの後はアウトレットモールで合流して埼玉の自宅に戻りました。
詳しい日程はこんな感じでした。
- 07:00 起床
- 07:15 朝食
- 08:30 ホテルを出発
- 09:10 大会専用駐車場に到着
- 09:50 スタートライン整列
- 10:00 スタート
- 12:57 フィニッシュ
- 13:30 近くの温泉で汗を流す
- 15:00 木更津で家族をピックアップ
- 17:00 帰宅
スタートラインへ

朝食は、ホテルの朝食のサンドイッチ2個とモルテンドリンク。ついでに鉄分とミネラルのサプリ(ゼリー)も補充しておきました。
今回は「ふるさと納税」で館山若潮マラソンにエントリーしました。返礼品として出走権のほか、会場から徒歩圏内の駐車場を使えるのが魅力でした。

駐車場に到着すると満車でしたが、ビブスに同封されていた駐車券を提示すると「ふるさと納税エントリー者」専用の駐車スペースに案内していただきました。

車での中で30分ほどストレッチしてから会場へ向かいます。今回は先頭Aブロック(3時間30分以内)からのスタートでした。
レースの振り返り
今回は2月の「大阪マラソン2025」に向けた距離走として走るため記録は狙いません。目標タイムはサブスリー。前半をハイペースで攻めて貯金を作り、後半の激坂と向かい風を貯金を切り崩して乗り切る作戦で挑みました。
結果は、ネットタイムで2時間57分26秒、グロスタイムで2時間57分41秒でした。なんとかサブスリー達成。

スタート〜5kmは概ねフラットで追い風にも助けられ、スムーズに走れました。無理なく4:00/km前後のペースで巡航。

5km地点の手前でサブスリーのペーサー集団を追い抜きます。後半のペースダウンを見据えて、かなりハイペースで攻めている印象でした。

8kmあたりで視界が一気にひらけて東京湾が一望できました。今日は天気に恵まれ、富士山もクッキリと見えました。

12kmあたりで洲崎灯台の近くを通り、房総フラワーラインを東へ向かいます。横風が追い風に変わり、ずいぶん走りやすくなりました。でも緩やかなアップダウンが続くため、油断はできません。房総フラワーラインの見どころは、道路の両サイドにズラーと並ぶ黄色い菜の花。
24kmを過ぎたあたりから上り基調になります。まず27kmあたりで最高地点34mの坂があり、次に31kmあたりで最高地点47mの坂が待ち構えています。後者の坂は「30kmの壁」と相まって結構キツかったですね。
ただし峠を越えれば、あとは下り基調。しかしここで調子に乗らず、最後の向かい風に備えて体力を温存しておきます。

33km地点で往路に合流。このあたりは向かい風はそこまで過酷ではありませんでしたが、緩やかなアップダウンが続きます。
向かい風が強く感じたのは40km以降。特に41kmからフィニッシュまでは風圧が半端なくて5:00/kmまでペースダウンしました。しかも脚がピクピクし始めて、無理すれば脚を攣りそうな状態。幸い、前半に貯めた貯金があったので焦らずにフィニッシュできました。
フィニッシュの後で
なんとか目標どおりサブスリーでフィニッシュできてホッとしました。

本日の戦利品はこちら。スポーツタオル、お菓子、化粧品と、豪華な品揃えでした。

完走メダルもいただきました。真ん中の部分がシースルーになっていて、かなり凝ったデザインでした。

参加者の特典で、会場近くの「館山シーサイドホテル」の入浴施設を500円で利用できます。木更津へ向かう前に汗を流してきました。
ランニングアイテム紹介
最後に、今回のレースで使用したランニングアイテムを紹介します。参考までにページの下の方にレビュー記事のリンクを載せておきます。
今日はこれで「館山若潮マラソン2025」を走ります!現在気温7℃で良い感じ。あとは海風が強くないことを祈ります pic.twitter.com/JyMsIZPujv
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) January 26, 2025
シューズはAsicsの「メタスピードスカイエッジパリ」を着用。前半は4:00/kmペースでスムーズに走り、後半はアップダウンと向かい風に挑みながらも脚が最後まで持ちました。
シャツはAsicsのActibreeze仕様の「Metarun半袖シャツ」。これだけだと寒いのでインナーに腹巻きを使いました。
パンツはThe North Faceの「Enduris Trail Shorts」。動画撮影用カメラ、マイカーの鍵、ジェル3袋がウエストポケットに余裕で収納できました。
ジェルは「アミノサウルスジェル」のカフェイン有りと無しを1袋ずつと「アミノショット」を1袋摂取しました。レース前には「モルテンドリンク」を飲んでいます。
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