【千葉県】関東最東端「犬吠埼」走ってきた
2025年5月、千葉県銚子市の犬吠埼(いぬぼうさき)周辺をランニングしてきました。写真は、君ヶ浜から見た関東最東端の「犬吠埼灯台」の様子です。

関東最東端の犬吠埼周辺をランニングしてきました! pic.twitter.com/KD7VqW24Db
— ともらん!マラソンブログ (@tomorunblog) May 5, 2025
千葉県銚子市へ
犬吠埼は、千葉県銚子市の最東端に位置する岬。関東の最東端でもあり、日本で一番早く初日の出を見ることができる場所として知られています。
今回は2025年GW休暇中に千葉県香取市の佐原(さわら)に二泊しました。そして佐原から車で片道1時間かけて、銚子市を日帰り観光してきました。スケジュールをざっくりまとめると次のとおり。
- 09:00 佐原を出発
- 10:00 屏風ケ浦を観光
- 11:00 ヤマサ醤油工場見学に参加
- 12:00 犬吠埼周辺をランニング
- 14:00 犬吠埼を観光
- 15:00 佐原に到着

まず最初に訪れたのは銚子市の南側の海岸にある「屏風ケ浦」。10kmにわたり高さ40〜50mの断崖が続く様子は、英仏境界のドーバーと似ていることから「東洋のドーバー」とも呼ばれています。
以前、イングランド南端の街イーストボーンから断崖絶壁の上を走りましたが、屏風ケ浦の崖上は私有地が多いため、勝手に足を踏み入れることができません。なので今回は、崖下の遊歩道から大人しく観光しました。

次に、銚子市に本社を置くヤマサ醤油の工場見学に参加してきました。銚子駅から徒歩圏内に醤油の製造工場があり、公式サイトで事前に申し込めば見学ツアーに参加することができます。
今回は祝日のため工場内の製造工程は見られませんでしたが、ヤマサ醤油の歴史や醤油の作り方が学べる映画と映像による「バーチャル工場見学」を楽しみました。
とんび岩
工場見学の後は、家族がランチを食べている間に、ひとりで犬吠埼まで走りに出かけました。マラソン遠征だと単身で自由に行動できますが、家族が一緒だとランニングの時間を捻出するために創意工夫が必要です。
というわけで、レストランの近くにある黒生(くろはい)海岸から犬吠岬まで、往復6kmほどを走ります。これなら家族がランチを食べ終えるであろう1時間以内に戻ってこられます。

一般道から海に向かって坂道を降っていくと、目の前に太平洋が広がります。こちらは黒生海岸。黒っぽい岩礁があったことから「くろはい」の名前がついたそうです。

近くに「とんび岩」と呼ばれる岩がありました。荒波によって削られた姿は、確かにトンビに似ていますね。「日本の奇石100選」にも選ばれているそうです。
君ヶ浜
しばらく海岸線を南へ進み、峠を超えると突然パッと視界が開けます。目の前に広がるのは君ヶ浜の砂浜。そしてその先の犬吠埼に白い灯台がポツンとたっています。

君ヶ浜の砂浜は柔らかく、歩いたり走ったりすると足が深く沈み込むため、ビーチランには向いていません。必死でもがきながら走っていたら、いつの間にか犬吠埼灯台の麓まで来ました。
犬吠埼遊歩道

吠埼灯台はちょっとした観光地になっています。15年以上前に見学したことがありますが、今回はGW休暇中で混雑していたこともありパス。そもそも1時間で戻らないといけないので観光する時間はありません。

ちょうど5月5日の「こどもの日」だったため、鯉のぼりが風に揺られていました。

その代わりに灯台の周りの遊歩道を散策。もともと犬吠埼灯台で折り返す予定でしたが、こちらの「犬吠埼遊歩道」の案内マップを見つけてしまい、もう少し先まで探検してみることにしました。

この階段の上からの景色が最高でした!進行方向に見えるのは、長崎海水浴場と長崎鼻。時間があれば、あちらの先端まで行ってみたかったのですが。
ランニングコースまとめ
というわけで今回は、千葉県銚子市の犬吠埼周辺をランニングしてきました。走行距離は8kmでした。