
柏の葉キャンパスおすすめランニングコース
→「公・民・学」が連携したスマートシティ、柏の葉キャンパス。比較的新しい街ながら自然が豊かで、パークランやトレイルランが気軽に楽しめます。
この記事では、柏の葉キャンパスのおすすめのランニングコースを紹介します。
柏の葉キャンパスとは?
柏の葉キャンパスは、千葉県柏市若柴にある人口3万人弱の街。つくばエクスプレス線の柏の葉キャンパス駅を中心に、高層マンションや病院、国や県の施設がコンパクトに集積しています。
JR常磐線や東武野田線が停車する柏(かしわ)駅からは 5kmほど離れています。
スマートシティ
柏の葉キャンパスの最大の特徴は、「公・民・学」の連携をベースにしたスマートシティ構想に基づき、街づくりが進められていること。
環境のこと、エネルギーのこと、そして食料や健康のこと。解決していかなければならない課題は、未来の前に山積している。日本は、世界より一足早く、その課題を目の当たりにしてきた。だからこそ、それを解決することは、私たちの責任なのかもしれない。そんな使命感を抱き、ここ柏の葉スマートシティでは 、「公・民・学」の連携をベースにした、すべてのひとにオープンなプラットフォーム、解決のステージづくりをはじめています。「世界の未来像」がただの構想で終わらないために、この街が、この街の未来が、「世界の未来像」を先駆けるために。ーー柏の葉スマートシティ
駅前には三井不動産系列の高層マンションやビジネスホテル、ららぽーと(商業施設)や東大キャンパスがあり、少し歩くと国立がんセンターや千葉大キャンパス、財務省税関研究所などがあります。
ランナーに優しい街
柏市の都市計画により区画整備が始まったのが 2000年。
新しい街らしく歩車分離が徹底されているので、安心して街中を走ることができます。
こちらは駅前のゲートシティの一角にあるカラフルな足あと。
よーく見ると、ウサイン・ボルト(右)と一般人(左)の歩幅を比較していました。
こういうちょっとしたギミックがランナーには嬉しいですよね。
それでは、柏の葉キャンパスのおすすめランニングコースをご紹介します!
柏の葉アクアテラス
柏の葉キャンパス駅から徒歩5分。2016年にオープンしたばかりの「柏の葉アクアテラス」は、調整池を中心に整備された公園。2018年には「グッドデザイン賞」を受賞しています。
調整池とは、集中豪雨など時に洪水を避けるため、雨水を一時的に貯めておく池のこと。災害に強いスマートシティには欠かせない機能です。
柏の葉アクアテラスには、調整池の水辺を1周するコースと、外周を1週するコースがあります。水辺のコースは、増水時と開放時間(7:30-20:00)外は走れません。
平日の夜は外周コースを走るランナーを多く見かけました。コースには距離表示もあります。
水辺のコースでは、自然が身近に感じられます。
柏の葉アクアテラスのすぐ隣には、蔦屋書店やスターバックスなどが入居する「KASHIWANOHA T-SITE」があります。ランニングの後に、カフェで寛ぐのもいいですね。
こんぶくろ池自然博物公園
こんぶくろ池自然博物公園は、柏の葉キャンパス駅から千葉県立 柏の葉公園に向かう途中に広がる緑地帯です。
柏市北部に広がる18.5haの貴重な動植物が生息する森林と、その森林を育ててきた湧水「こんぶくろ池」「弁天池」を有する公園です。こんぶくろ池周辺の森は湧水によって周辺環境より気温が低い為、冷温帯の植物なども生息しています。また湿地林に生息する珍しい昆虫類の確認されており、都市化が進む地域では稀有な自然環境が広がっています。ーーこんぶくろ池自然博物公園
現地の案内マップを貼っておきます。
真ん中の部分が立入禁止エリアになっているため、こんぶくろ池自然博物公園は二つのエリアに分かれています。
柏の葉キャンパスから最も近いのは、柏のキャンパス二番街を抜けた先にある「ふじ池エリア」。
園内は木が生い茂っており、1周400mくらいのじゃり道が整備されています。
もうひとつは、国立がん研究センター東病院の近くにある「こんぶくろ池エリア」。
「ふじ池エリア」からは歩行者専用路でつながっています。
園内には策で囲われたトレイルコースがあります。柵内は自然保護エリアなので、立ち入ることができません。
地面がフカフカしているので、足にも良さそう!
こちらは園内にある湧水の「こんぶくろ池」。公園の名前の由来でもあります。
こちらは、もうひとつの湧水の「弁天池」。祠の中には弁天様が祀られています。
千葉県立 柏の葉公園
最後に紹介するのは「千葉県立 柏の葉公園」。場所は、柏の葉キャンパス駅から西へ 500mほど。45haの広大な敷地に、陸上競技場や野球場、体育館、テニスコートなどがあります。
「柏の葉キャンパスマラソン」の開催地でもあり、ぼくも数年前にハーフマラソンの部に参加しました。
園内は自由に走れますが、ランニングコースは 1周1500mの「Aコース」と、2000mの「Bコース」があります。
AコースとBコースのスタート地点は、中央エントランスのすぐ近く。
100mごとに距離表示があるので迷うことはありません。
途中で、Aコースと Bコースが分かれます。
2000mの Bコースは陸上競技場をぐるりと周ります。
しばらくすると Aコースと再び合流。
1500mの Bコースは、公園の真ん中を横切り、中央の大池のほとりを走ります。
Aコースと Bコースの他に、400mのジョギングコースもあります。スピードは出せなさそうですけどね。
こちらは、柏の葉公園のマンホール。カラフルでかわいい!
まとめ
この記事では、柏の葉キャンパスのおすすめのランニングコースを紹介します。
「公・民・学」が連携したスマートシティ、柏の葉キャンパス。比較的新しい街ながら自然が豊かで、パークランやトレイルランが気軽に楽しめます。