【青森県・八戸ランニングコース案内】南部氏ゆかり根城跡と櫛引八幡宮をめぐる14km
青森県の八戸(はちのへ)でランニングしてみたい…という方のために、八戸市の代表的な観光スポットである八戸市博物館、根城跡、櫛引八幡宮をめぐるコースを分かりやすく解説。私が2025年5月に走った時の様子も紹介します。旅行や出張のついでに走ってみてはいかがでしょうか。
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ランニングコースの概要
今回走ったコースは次のとおり。
- 本八戸駅付近でスタート・フィニッシュ
- 八戸市博物館と根城跡本丸を見学
- 櫛引八幡宮で国宝甲冑とご対面
八戸市は青森県東部に位置し、東京から電車だと東北新幹線で3時間ほどでアクセスできます。街の中心部は、新幹線停車駅の八戸駅から6kmほど東にある本八戸駅。八戸駅からローカル線うみねこレール、または路線バスに乗って15分ほど。
今回は「八戸うみねこマラソン」に参加するため、前日に現地入りして、本八戸駅付近から「八戸市博物館」と隣接する「根城跡」を走って見学してきました。走行距離は3km弱。根城跡(ねじょうあと)は14世紀に南部氏の一族によって築かれ、現在は国指定の史跡として敷地内に建物が復元されています。
さらに国道104号を4km強走り続けて、南部総鎮守「櫛引八幡宮」まで足を伸ばしました。こちらの神社には国宝の甲冑が展示されています。
最後に櫛引八幡宮からホテルまで走って戻りました。走行距離はトータルで14kmほど。
八戸市博物館
今回は毎年5月に青森県八戸市で開催される「八戸うみねこマラソン」に参加するために本八戸駅近くのホテルに前泊しました。ホテルから根城跡までの距離は2km。まずは十六日町の繁華街から走り始めます。天気はあいにくの雨。しかも雨足が徐々に強くなってきます。悪天候でも走れるように防水シェル・防水キャップ・防水シューズを持ってきて正解でした。
国道104号を10分ほど走ると「八戸市博物館」の案内が目に留まりました。博物館の前には南部師行(なんぶもろゆき)という鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて活躍した武将の姿が。
博物館は根城跡の隣にあり、2つの施設を見学できる共通券(大人400円)を購入。閉館時間が近づいていたのでじっくり見学できませんでしたが、根城のミニチュアや八戸市ゆかりの史料が展示されていました。
根城跡本丸
雨がかなり強くなってきましたが、気にせずに走り続けます。広々とした芝生が広がる「根城の広場」は誰でも入場料無しで入れますが、その先の本丸は有料有料エリアとなります。
早速、東門から本丸に入ってみましょう。
城といっても中世の城なので、江戸時代の城とは別物。どちらかというと竪穴式住居が点在する縄文遺跡のような雰囲気。
ちゃんと馬屋もありました。馬は偽物ですけどね。一応、順路に沿って敷地内をぐるりと1周してきました。土曜日の夕暮れ時、しかも雨なので観光客は自分を含めて2組だけでした。
櫛引八幡宮と国宝甲冑
このままホテルに戻るのは物足りないので、国道104号をもう少し先に進み「櫛引八幡宮」を目指します。
もう30分以上雨の中を走り続けていますが、防水シェル・防水キャップ・防水シューズで完全防備しているおかげで快適に走れています。
根城跡から3kmほど走ると櫛引八幡宮の入口の鳥居があります。国道から少し中に入った所にあるため、注意しないとスルーしてしまいそうです。
櫛引八幡宮は11世紀後半に源頼義・義家親子が創建したと伝わります。江戸時代には南部藩主が自ら参拝に訪れるほど格式が高く、この地の総鎮守的な存在として崇められてきました。
こちらの神社は国宝の甲冑を二点所蔵しており、付属博物館に展示されています。内部は撮影禁止でしたが、国宝のひとつ、平安時代末期の「赤糸縅大鎧」は見応えがあり、菊一文字の金模様が印象に残りました。
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