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【青森市でランニング】青森駅から「あおもり犬」に会いに往復12km
日本各地のランニングコースを紹介するシリーズ。今回は青森県青森市の青森駅から「三内丸山遺跡」と「青森県立美術館」まで走ってきました。途中、寄り道しながら往復12km。見どころ満載で楽しめました。
青森駅はどこ?
青森駅は青森県青森市の中央に位置し、北側は青森湾に面しています。弘前方面を結ぶ奥羽本線、三厩(津軽海峡)方面を結ぶ津軽線、八戸方面を結ぶ青い森鉄道線が乗り入れるターミナル駅ですが、東北新幹線・北海道新幹線を利用する場合は隣駅の新青森駅で下車します。
新青森駅から青森駅までの距離は約4km。微妙に離れていますが、電車だと1駅5分で不便には感じません。青森市の中心部として昔から栄えているのは青森駅の方です。逆に新青森駅の周りは何もありません。
ただ、青森県を代表する観光名所の「三内丸山遺跡」と「青森県立美術館」は、青森駅から5kmほど離れており、バスやタクシーで移動しないといけないのが不便ですね。
ランニングコース
というわけで今回は、青森駅から三内丸山遺跡と青森県立美術館まで、走って往復してきました。ただ直線で往復するのは面白くないので、青い海公園→青森駅→沖館川→三内丸山遺跡→青森県立美術のルートで巡ります。
以下は2024年7月のランニング記録です。
実は走りに出かける直前まで、家族を連れて三内丸山遺跡と青森県立美術館を観光してきたばかり。午前中に東北新幹線で大宮駅から新青森駅まで移動し、新青森駅からタクシーで美術館と遺跡へ直行。のんびり観光した後は、タクシーで青森駅近くのホテルへ向かいました。
青森・函館旅行1日目
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) July 13, 2024
【観光】
青森県立美術館→三内丸山遺跡
【旅ラン】
青い海公園→青森駅→沖館川→三内丸山遺跡→青森県立美術→青森駅を巡る12km
木造建築も犬もシャガールも、想像の数倍大きくて圧倒されまくりでした! pic.twitter.com/QVwlCFNCAM
「いま行ってきたばかりなのに、なんでまた行くの?」と自分でもツッコミたくなりますが、ランナーの性なんですかね…。旅先では、観光もランニングも楽しみたいのです。
青い海公園
チェックインした後は温泉にでも入ってゆっくりしたい…。そんな誘惑を振り切って走り始めます。まず最初に訪れたのは、ホテルの近くにある「青い海公園」です。

ここから青森駅までは、青森湾に面するウォーターフロントを走ることができます。

正面に見える三角形の建物は青森県観光物産館の「アスパム」。地上51mの展望台からの眺めが良いらしいですが、今回は時間がないのでパス。

青森ラブリッジ(橋)に差し掛かると、右手に青函連絡船の「八甲田丸」が姿を現します。1988年までは、青森〜函館間を連絡船が行き来し、電車に乗ったまま津軽海峡を横断することができました。
青森駅
青森ラブリッジを渡り切ると青森駅の駅舎が見えてきます。

駅前には、小ぢんまりとしたビーチがあり、その真ん中に「AOMORI」の文字モニュメントがドーンと置いてあります。日本各地の観光名所で目にするやつです。だから何?って感じですが、ついつい写真を撮っちゃうんですよね。

こちらが青森駅の様子。1日あたりの平均乗車数は6,000人ぐらい。

奥羽本線、津軽線、青い森鉄道線の終点になりますが、青函連絡船が運行していた頃は、車両がここからさらに移動して、船内に乗り込んでいたそうです。奥に見えるのが青森湾。
沖館川
さて、青森駅から三内丸山遺跡までどのルートで走るのが良いのか?とGoogleマップを眺めていたら、この二点を繋ぐ川を見つけました。沖館川(おきだてがわ)という川で、青森駅の西側に河口があります。

川の両岸は車道がありますが、所々で迂回する必要がありました。ちなみに、こちらの素敵な建物は「青森市森林博物館」。もともと1908年に青森営林局の庁舎として建てられ、後に移築されました。映画『八甲田山』のロケ地としても使われたそうですよ。

こんな感じで沖館川の上流に向かって走り続けます。

途中から「このまま進んでいいんですか?」と、一旦立ち止まってしまいましたが、前進あるのみ。

結論を言うと「このまま進んじゃいけなかった」です。いつの間にか。道なき道に紛れ込んでしまいました…。方向的には、間違ってないんですけどね。

なんか違う気がする…と思いつつ、三内丸山遺跡に向かう最短ルートを突き進んでいきます。あとで調べたら、もっと手前で一般道に出るのが正解でした。

ようやく一般道に出て「三内丸山遺跡」の案内板を発見した時はホッとしました。
三内丸山遺跡
青森駅から走り始めて5kmほど。なんでこんな不便なところに作ったんだ?と思いましたが、よく考えたら三内丸山遺跡の方が4〜5,000年も前からこの地にあったわけですよね。

こちらが三内丸山遺跡の正面玄関です。

つい先ほど家族と観光してきたばかりなので、2回目はスルーします。ちなみに敷地内は結構広くて、すべて歩き回るのに1時間ほどかかりました。敷地内をジョギングするのも楽しいかもしれません。
青森県立美術
三内丸山遺跡から青森県立美術は数百メートルしか離れていないので、徒歩で移動することができます。遺跡と美術館をセットで観光できるのは便利ですよね。

こちらが青森県立美術の建物。ちなみに写真右下の通路から「あおもり犬連絡通路」を進んでいくと、奈良美智氏の作品『あおもり犬』を入館料なしで、間近で見ることができます。ただし通行可能時間が限られているので、詳しくは公式サイトをチェックしてください。

こちらが有名な『あおもり犬』です。テレビや雑誌で観たことある方も多いのではないでしょうか。

美術館の前には「アートサークル」と呼ばれる広大な芝生エリアが広がっています。

そして美術館の東側には「青森県総合運動公園」が隣接しています。

陸上競技場もありました。日本太古の歴史や国内外の一流の美術作品に触れられて、スポーツも楽しめる。なんて素晴らしい環境なんでしょう。地元住民の方を羨ましく思います。
最後は公園を後にして、幹線道路沿いを走って青森駅に戻りました。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
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