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【青森県・種差海岸ランニングコース案内】みちのく潮風トレイル最北区間をめぐる12km

【青森県・種差海岸ランニングコース案内】みちのく潮風トレイル最北区間をめぐる12km

青森県の風光明媚な種差(たねさし)海岸でランニングしてみたい…という方のために、大久喜駅から鮫駅までのコースを分かりやすく解説。ここは青森県八戸市から福島県相馬市まで約1,000kmを結ぶロングトレイル「みちのく潮風トレイル」の一区でもあります。私が2025年5月に走った時の様子も紹介します。旅行や出張のついでに走ってみてはいかがでしょうか。

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ランニングコースの概要

今回走ったコースは次のとおり。

  • うみねこレール大久喜駅からスタート
  • 種差海岸の海沿いのトレイルを北上
  • 蕪島(かぶしま)を経由して鮫駅でフィニッシュ

種差海岸は、青森県八戸市最東部に位置し、太平洋に面する海岸。三陸復興国立公園内にあり、国の名勝にも指定されています。最寄駅の種差海岸駅は、東北新幹線・八戸駅からローカル線うみねこレースで約40分でアクセスできます。

今回は「八戸うみねこマラソン」の翌日に、大久喜駅から鮫駅までの海岸線を走ってきました。走行距離は約12km、獲得標高は約240mでした。断崖絶壁や砂浜を横断するため起伏がかなりあります。

今回走ったコースは「みちのく潮風トレイル」の最北端の区間でもあります。青森県八戸市の蕪島(かぶしま)から福島県相馬市までの約1,000kmを結ぶ東北太平洋沿岸のトレイルで、2019年に開通しました。詳しくは公式サイトを参照。

大久喜駅

八戸市の中心部、本八戸駅から電車に乗ること30分、無人駅の大久喜駅に到着。月曜日の早朝だったこともあり、途中まで車内は通学中の学生たちで混雑していました。

まずは、駅から少し離れたところにある「高岩展望台」に寄り道します。今日は素晴らしい天気で暑すぎるぐらい。熱中症予防に600mlのランニングボトルを持ってきました。

海沿いに沿って走っていると、みちのく潮風トレイルの訪問者を数えるカウンターがあり、しっかりカウントしておきました。訪問者が増えれば、トレイルを整備する予算が増え、より魅力的な場所になる(はず)。

広々とした芝生まで来ると、ここは種差キャンプ場です。普通のテントでも泊まれるみたいですが、常設のラグジュアリーテントもありました。

種差海岸

種差海岸(たねさかいがん)は、青森県八戸市の東部に位置する全長約12kmの海岸で、三陸復興国立公園に指定されています。

松並木に覆われた静かな一本道を走ったり、

ゴツゴツした岩場を横を駆け抜けたり、

美しい真っ白な砂浜でビーチランを楽しんだり、ランニングするには最高過ぎました。

こちらは、まるで中世の石造のお城のような「葦毛崎灯台」。こういう観光スポットが点在しているのも、みちのく潮風トレイルの魅力です。

蕪島と鮫駅

さて、遊歩道から一般道に合流して、八戸市の中心部へと向かいます。海沿いを走っていると、右手に蕪島(かぶしま)が見えてきました。ここが、みちのく潮風トレイルの最北端です。

蕪島は、うみねこの繁殖地として知られ、国の天然記念物にも指定されています。ですので、蕪島一帯には、うみねこがウジャっといます。しかも辺り一面、うみねこの糞だらけで臭いのなんのって…。

うみねこは凶暴なイメージがあるので、近寄るのに勇気がいります。でも頂上に鎮座する蕪嶋神社まで行くには、うみねこの群れの中を通らないとなんですよね。恐る恐る階段を登り、さっとお参りを済ませて撤収しました。

階段の登り口には、無料のビニール傘のレンタルがありました。後で気づきましたが、これはうみねこの糞よけなんでしょうね。それぐらい、危機感を感じました。

蕪島から走ること5分、うみねこレールの鮫駅に到着しました。駅前には強面の鮫が大きな口をあけて待っています。

余談ですが、前日にアメリカ出張から帰国する飛行機の中で、映画『ジョーズ』を観たばかりなんですよね。偶然ではありましたが、デジャブ感が半端なかったです。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール