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Proteca「マックスパスソフト 3」は小型でも大容量

Proteca「マックスパスソフト 3」は小型でも大容量

飛行機の機内に持ち込めて、コインロッカーにも収納できて、でも荷物がたっぷり入るスーツケースが欲しい……。

そんな悩みを解決すべく、プロテカの「マックスパスソフト3」を購入しました。

100席未満の国内線機内持込にも対応した小型サイズでありながら、23Lの大容量を実現。1〜2泊分の荷物なら余裕で収納できます。

静音キャスター、キャスターストッパー、TSAロックなどの機能も充実しています。

価格は52,800円。ハイエンドな価格帯ですが、これ1つでマラソン遠征、家族旅行、出張に使えるので、長期的な目線で見れば良い買い物ができたと思います。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

マラソン遠征はスーツケースで

泊まりがけのマラソン遠征では、ランニングウェアやレースシューズを含む多くの荷物を持ち運ぶことになります。

長年、シューズ収納付きリュックを使ってきましたが、移動中に重たい荷物を背負うと結構疲れるんですよね。

レース前にエネルギーを無駄遣いしたくないですし、レース後に疲れた身体にムチを打つようなことは避けたい。

そんなわけで2022年からスーツケースを使い始めました。

おかげで電車や飛行機の乗り換え、駅〜ホテル間の移動が驚くほどラクになりました。

小型にこだわる理由

その時は容量が35Lの小型スーツケース「THULE Aionキャリーオンスピナー」を使っていたのですが、課題点が2つありました。

  • 小型サイズのコインロッカーに入らない
  • 100席未満の国内線だと機内持込ができない
  • マラソン大会の荷物預け入れの規格対象外

THULEに限らず、容量30〜35Lのスーツケースはサイズ的に上の3つの条件をクリアできません。

コインロッカーに関しては、中型サイズであれば余裕で入るのですが、小型サイズしか選択肢がない時は困ります。

機内持ち込みに関しては、100席以上だと持ち込み可能ですが、100席以下だと預ける必要があります。

マラソン大会の荷物預け入れに関しては、大会にもよります。「富山マラソン2022」では、専用袋にギリギリ入りましたし、入り切らない場合は有料で預け入れが可能でした。

まあでも、レース前に心配事は極力減らしておきたいなと思いました。

プロテカの小型大容量モデル

そこで30〜35Lよりもひと回り小さいサイズのスーツケースを探し始めました。

選択肢は少なくないのですが、100席未満の国内線に機内持込できるモデルだと、容量が17〜20Lまで減ってしまいます。

もうひとつ条件としては、ノートパソコンの収納スリーブ付きのタイプを探していました。

そして最終的に行き着いのが、プロテカの「マックスパスソフト3」です。主な特徴は以下のとおり。

  • 外側にジッパー式ポケット付き
  • 内側にノートパソコンのスリーブ付き
  • 車輪を固定するキャスターストッパー搭載
  • TSAロック、ダイヤル式ロック対応
  • 重さは2.0km、容量は23L
  • サイズは高さ45cm、幅34cm、奥行20cm
  • 定価は52,800円

プロテカ(Proteca)はバッグとラゲージの総合メーカー、エース株式会社のブランド。スーツケース作りのプロ中のプロが国内で生産しているので、安心して購入できます。

デザインとスペック

それでは「マックスパスソフト3」を詳しくみていきましょう。

まずは全体像から。高さ45cm、幅34cmのコンパクトサイズです。ケース下部には軽くて丈夫なポリプロピレン製のボトムパンを採用。それ以外の部分にはソフトな生地を使っています。

横から見た様子。奥行きは20cmとスリムな設計です。

ちなみに100席以下の国内線に機内持込できるサイズは、高さ45cm、幅35cm、奥行20cmなので、ギリギリ適応規格になります。

キャスターは4輪タイプ。プロテカのスーツケースは静音性に定評がありますが、こちらのモデルは「サイレントキャスター」と「ベアロンホイール」の静音技術を採用しています。

上部にはダイヤル式ロックとTSAロックを搭載。セキュリティ面でも安心ですね。

外側にはチケットやパスポートがサッと取り出せるジッパー式フロントポケットを搭載しています。

伸縮可能なプルドライブハンドルに加えて、牛革製の取手付き。

側面にも取手が付いているので横持ちも可能。さすがに長時間持つと疲れますが、荷物を上げ下げする際に便利です。

前面の内側にはノートパソコンのスリーブが付いています。落下防止用のスナップ付きなので安心です。

出し入れの際に中身が飛び出すのを防ぐサイドストラップも付いています。スナップで着脱可能。

ジッパーを開けると前面が全開できます。容量23Lが無駄なく使える設計です。

キャスターストッパーを搭載しており、ワンプッシュでオンオフ可能。ストッパーをオンにして車輪を固定すると、電車で揺れても転がる心配はありません。

使ってみた感想

ここからは実際に「マックスパスソフト3」を使ってみた感想をまとめます。

無駄のない収納力

メイン収納は実測値で高さ40cm、幅30cm、奥行18cmでした。

スーツケースによっては角に丸みがあったり、底に凹凸があったりしますが、こちらは23L分の容量を無駄なく使える設計です。

移動がスムーズ

スーツケースを転がしながら移動していると「さすがプロテカ!」と思わず唸りたくなるほど、静音性に優れています。

それ以上に感動したのが車輪のスムーズな動きです。まるでサスペンションを内蔵しているかのような滑らかさ。

新幹線乗車が快適

北陸新幹線「かがやき」に持ち込みましたが、コンパクトなので足元のスーツケースを置いても拳1個分のスペースがあります。もちろん、頭上の棚にも余裕で収納できます。

そしてキャスターストッパーが便利ですね。以前は足でスーツケースを固定していましたが、そのストレスもなくなりました。

ノートパソコンのスリーブが便利

スーツケース前面の内側に配置されたスリーブには、13インチのMacBook Air (M2)が余裕で入ります。

マラソンブロガーなので、旅先には必ずノートパソコンを持ち運びますが、移動中にサッと取り出せて便利です。

おまけ

スーツケースの荷物はトラベルポーチにまとめると便利です。

今回は「マックスパスソフト3」に合わせて、MILESTO(ミレスト)というブランドのトラベルポーチを揃えました。

一番大きな4L+4L(8L)にはランニングウェアや着替えの下着をまとめます。

5Lタイプにはレース用のランニングシューズを収納。

1Lタイプは色違いを3つ。オレンジにはエナジージェル、ドリンク類のアイテムを集約。

ブルーには衛生用品やメガネなど。

ブラックにはレインウェアとタオルをコンパクトに収納。

1Lタイプはちょうどハンドルの窪みにピッタリ収まるので無駄なく収納できます。

5Lも4L+4Lもサイズ的にピッタリ入りました。

ちなみに家族旅行の時は、レース用シューズやエナジージェル、レインウェアは必要ないので自宅に置いていきます。

こんな感じで収納をモジュール化すると整理整頓しやすいですし、用途に応じて賢く使い分けることができます。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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プロテカ マックスパスソフト3