【レビュー】マーナ fuu ネックピロー:完璧な機能性。でも装着感は微妙
長時間の移動を快適にすべくマーナの「fuu ネックピロー」を購入。コンパクトに持ち運べて「ふーッ」と口を付けずに膨らませられる画期的なネックピローです。

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創業1872年のマーナ(Marna)
「fuu ネックピロー」を作っているのは、東京都墨田区に本社を置く株式会社マーナ。公式サイトによると、創業1872年の150年以上の歴史を持つ会社です。
実用性とデザイン性を兼ね備えた生活用品の企画・販売に定評があり、人気商人の中には大ヒットした「おさかなスポンジ」などがあります。我が家でも使っていましたが、マーナの製品だったとは知りませんでした。
ロングセラー商品✨
— マーナ(生活雑貨メーカー) (@marna_inc) April 30, 2025
おさかな型のキッチンスポンジ🐟
手によく馴染み、
泡立ち・泡持ち・水切れにも優れています。
お好みのカラーを選んで、
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fuuネックピローの特徴

今回購入したマーナの「fuuネックピロー」の主な特徴は次のとおり。
- 小さく畳んでコンパクトに持ち運べる
- 口をつけずに膨らませられる
- 生地は取り外して洗濯できる
- 定価は2,980円

こちらが「fuuネックピロー」の本体です。空気が完全に抜けた状態だとフラットな「Y字」のような形をしています。

Y字の下の部分には口があり、ここを開けて空気を出し入れします。口の側面には磁石が内蔵されていて、閉じるとピタッと密着して空気の漏れを防いでくれます。

なお、内側の空気袋と外側の生地は分離することができ、使用後に汚れても生地を外して洗濯できるのは有難いですね。良く考えられています。
コンパクトに持ち運べる

パッケージの箱から取り出すと、こんな感じにクルクルッとコンパクトにまとまっています。収納時は縦16cm・横6cmのサイズにまで小さくでき、使用時は横35・幅34cm・高さ12cmと大人が使うにも十分な大きさになります。重さは実測値で119gでした。これならカバンの隙間に入れておけますし、重量もほぼ誤差の範囲と言って良いでしょう。
口をつけずに膨らませられる
「fuu ネックピロー」の最大の特徴は、口をつけずに膨らませられること。昔からあるネックピローは空気の出入口に口をつけて膨らませるのが一般的でしたが、大きく開いた開口部から空気を「ふーッ」と吹き込むだけ。

開口部は磁石でピタッと密着するので、こんな感じに空気で膨らんだ状態になります。ただし、これだけだと不安定なのでY字の下の部分をクルクルと折りたたみます。

そしてフックを固定すれば、ネックピローの完成です。このフックは使用時にも収納時にも使います。使用後はフックを外して空気を抜き、コンパクトに折りたたんでフックで固定します。

吹き込む空気の量によって、ネックピローのボリュームをコントロールすることができます。
長距離フライトで使用してみた
「fuuネックピロー」を購入した翌週に、仕事でアメリカ出張があり、早速、飛行機で移動中に使ってみました。往路は東京〜シアトル間の約9時間、復路はロサンゼルス〜東京間の約12時間のフライトです。もちろんエコノミークラスです。基本的に寝て過ごします。
自分は海外出張であっても身軽に行動したい派なので、荷物はリュックサック1つだけ。容量24Lのリュックサックに5泊6日の分の荷物をすべて詰め込みます。もちろんスペースに余裕はありませんが「fuuネックピロー」ならちょっとした隙間でも収納できるため、難なく収まりました。

公式サイトには「ひと息で膨らみ、小さくたためる」と書いてありますが、さすがに「ひと息」では膨らみません。3回ほど息を吹き込みました。まあそれでも、従来の口をつけて膨らませるタイプに比べると楽ですね。
パンパンに膨らませると後頭部がシートのヘッドレストに着かなくなるため、ストレスなく使用できるよう、何度か空気を出し入れして調整します。自分の好みのボリュームが分かると、次からは1回で最適な状態に膨らませることができます。

肝心の装着感は、正直に言うと「微妙」でした。生地が比較的薄いからでしょうか、パンパンに膨らませたとしても柔らか過ぎて物足りなく感じます。首周りの安定感もイマイチでした。これは軽量性とのトレードオフになりますが、個人的にはもっとも重くて良いから安定感を高めてくれた方が嬉しかったです。
というわけで、往路でも復路でも「fuuネックピロー」を使用したのは1時間程度でした。実は最近の飛行機はエコノミーシートでもヘッドレストの左右が曲げられて、首を固定できるタイプが増えてきているんですよね。今回は往路も復路もそのタイプだったので、ネックピローがなくても熟睡できました。
評価まとめ
以上、マーナの「fuuネックピロー」の良い点、気になる点のまとめは次のとおり。
良い点
- コンパクトに折りたたんで持ち運べる
- 口をつけずに膨らませられる
- 肌に触れる生地は取り外して洗濯できる
気になる点
- 柔らか過ぎて安定感が微妙
機能面では「脱帽」してしまうほど非常に良く考えられていて使いやすいのですが、最も肝心な装着感は、個人的には柔らかすぎて好みではありませんでした。最近の飛行機はヘッドレストも進化しているので、ネックピロー無しでも首が固定できます。今後は飛行機での出番はなさそうなので、自宅のソファーのクッションとして使う予定です。
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