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モルテンドリンク Maruten Drink Mix 320【徹底レビュー】キプチョゲ御用達スポーツドリンク

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どうも!マラソンブロガーのtomo(とも)です。

世界一流のマラソン選手が愛用する「モルテンドリンク」をレビュー。作り方や飲み方なども詳しく解説します。

昨今、世界中のマラソン選手の注目を集めているプロダクトが2つあります。

ひとつは、ナイキの最速・厚底シューズ「ヴェイパーフライ 4%」。これはもう説明するまでもないですよね。ヴェイパーフライ 4%の愛用者には、エリウド・キプチョゲ、モハメド・ファラー、大迫傑、設楽悠太など錚々たる顔ぶれが揃っています。

もうひとつは、スウェーデン発のスポーツドリンク「モルテンドリンク」。ハイドロゲル(hydrogel)と呼ばれる新しい技術を採用し、通常のスポーツドリンクに比べて約3倍ものエネルギー変換効率を実現。こちらもキプチョゲやファラーをはじめ、世界の超一流選手たちに愛用されています。

今回は、モルテンドリンクの最上位商品「Maruten Drink Mix 320」をレビューします。

モルテンドリンクとは?

モルテンドリンクは、スウェーデンのイエテボリに本社を置く Maurten ABという会社が開発・販売しています。

製品名の「MAURTEN」は、「マオテン」ではなく、「モルテン」と発音します。モルテンドリンクの開発者の苗字が「Mårten」なのですが、スウェーデン語で「å」は「o」と発音します。「å」を英語に変換すると「au」になることから、「Maurten」と表記されます。

モルテンドリンクのすごさを知るには、実績を見るのが一番です。モルテンの公式サイトには、モルテンドリンクを使用した著名選手が名前が掲載されています。

2018年の実績は以下のとおり。

  • ニューヨークシティマラソン2018 優勝 Mary Keitany (02:22:48)
  • シカゴマラソン2018 優勝 Mo Farah (02:05:11)
  • ベルリンマラソン2018 優勝 Eliud Kipchoge (02:01:39)
  • ロンドンマラソン2018 優勝 Eliud Kipchoge (02:04:17)
  • ロンドンマラソン2018 優勝 Vivian Cheruiyot (02:18:31)
  • ボストンマラソン2018 優勝 Desiree Linden (02:39:53)
  • 東京マラソン2018 優勝 Dickson Chumba (02:05:30)

2017年に引き続き、マラソン世界最高峰シリーズ「ワールドマラソンメジャーズ」を制覇しています。モルテンドリンクは、誰もが認める世界最強のスポーツドリンクなのです。

モルテンドリンクの特徴

高濃度の炭水化物

モルテンの最大の特徴は、高濃度の炭水化物を含み、通常のスポーツドリンクに比べてエネルギー変換効率が約3倍も優れていること。

炭水化物は体内でエネルギーに変換され、人間が走ったり泳いだりする原動力となります。自動車に例えると、炭水化物はガソリンのようなもの。多ければ多いほど長く走れます。しかしスポーツドリンクを摂取する際、炭水化物の濃度が高すぎると胃腸が萎縮してしまい、体内への吸収が悪くなるというジレンマを抱えています。そのため市販のスポーツドリンクは、炭水化物の濃度が5%前後に抑えられています。

一方、モルテンの炭水化物の濃度は14%。通常のスポーツドリンクであれば胃腸が萎縮してしまうレベルですが、「ハイドロゲル(hydrogel)」と呼ばれる新技術を使って新たな解決策を見出しました。

胃酸で凝固するハイドロゲル

ハイドロゲルは、植物由来のアルギン酸(alginate)とペクチン(pectin)で生成され、胃酸に触れると凝固する特性を持っています。口にするときは液体で、胃に入るとゲル状になる。そしてゲルが炭水化物を包み込み、腸の中でじわじわと吸収される仕組というわけです。

ハイドロゲルを開発したのは、モルテンの代表を務めるモルテン・フリクネス(Mårten Fryknäs)さん。彼はスウェーデンのウプサラ大学で生物学を教える傍ら、トライアスロン選手としても活躍しています。スポーツドリンクのエネルギー変換の非効率さに着目し、ハイドロゲルを開発をしたといいます。

モルテンドリンクの作り方

さて、ここからはモルテンドリンクの作り方をご紹介します。今回使用するのは、モルテンドリンクの最上位製品「MAURTEN Drink Mix 320」です。

結構大きな箱に入って届きました。

箱を開けてみます。14袋がぎっしりと詰まっていました。

パッケージはモノクロのシンプルなデザインです。

今回はオマケでドリンクボトルもついてきました!「MAURTEN」のロゴ入りです。

さて、ここから重要なところです。モルテンドリンクは作り方を間違えると普通スポーツドリンクになってしまうので注意が必要です。箱の目立つ場所にもこんな注意書きがありました。

Mix each sachet with 17oz./500ml of water. If you add more water you will create an ordinary sports drink, and you didn’t turn to Maurten for that.
1袋あたり 500mlの水で溶かすこと。ちょっとでもオーバーするとフツーのスポーツドリンクに変ります。それならモルテンじゃなくてもいいよね。(拙訳)

袋を開けて、中の白い粉をドリンクボトルに注ぎます。

そして水を注ぎます。ドリンクボトルの三角(▲)のところでちょうど 500ml。メチャクチャ緊張しました!

あとはドリンクボトルの蓋をして、シャカシャカ振り回します。なかなか簡単には溶けないので、3分ぐらいシャカシャカしていました。

モルテンドリンクの飲み方

以下は「ベルリンマラソンEXPO」のモルテンドリンクのコーナーで入手した、公式の飲み方ガイドです。

First, mix your Drink Mix 320 with 500ml of water. Drink half a bottle with your breakfast, and the other half 30min before the marathon. Drink water during the race.

要約すると、以下のとおりです。

  • 朝食と一緒にDrink Mix 320を半分だけ飲む
  • 残り半分はレース開始30分前に飲む
  • レースでは水を飲む

レース中はエナジーゲルの摂取を想定しているので「水を飲む」とありますが、実際にキプチョゲやファラーはレース中もモルテンドリンクを飲んでいます。

モルテンドリンクの使用レビュー

モルテンドリンクの気になるお味は、トロみのある甘さが特徴です。例えて言うならば、あずき味のしないお汁粉でしょうか。

クセのない甘さなので 500mlを全部飲むのは苦痛ではありません。

参考までに、実際にレースで使用した様子をレビューします。

「東京マラソン2018」での使用レビュー

2018年2月25日の「東京マラソン2018」は、Maurten Drink Mix 320を飲んで挑みました。

使用状況のまとめはこちら。

  • スタート 3時間前までに 20分かけて 500mlを完飲
  • 以降、スタートまで水分は一切取っていない
  • レース中の給水はエイドステーションで水・スポーツドリンクを交互に一口ずつ
  • レース中の補食は「ザバスピットイン」を2本

完飲からスタートまでは、結構お腹が張りました。もしかしてトイレ(大)?と思い、駅のトイレに立ち寄りましたが杞憂に終わりました。おそらく井の中で凝固作用が始まり、お腹が張っていたのだと思います。逆にレース中はお腹の調子が安定しました。

練習の成果と Maurtenの効果を切り分けるのは難しいのですが、レース前半にまったく疲れを感じなかったのは Maurtenのおかげだと思います。いつも Maurten無しで 20km走を走るとかなりのダメージがあります。その結果、レース後半でも余力があり、最後まで攻めの走りが出来ました。

「長野マラソン2018」での使用レビュー

2018年4月15日の「長野マラソン2018」でも、Maurten Drink Mix 320を飲んで挑みました。

旅先ということもあり、水は 500mlボトルを購入しました。あとは自宅から持ってきた少し大きめのボトル「Camelbakボトル」に Maurtenを溶かすだけ。

今回は、レース3時間前までに 3/4を飲み、残りはスタート1時間半前に飲み干しました。レース中は特にお腹が痛くなることもなく、35kmまで快適に走れました。次回は半分ずつに分けて飲んでみようと思います。

モルテンドリンクのボトル

モルテンドリンクの専用ボトルは、公式サイトで購入できます。

僕はアメリカ滞在中に14袋入りのパックを購入したら、おまけに付いてきました。また、ベルリンマラソンEXPO会場で「ベルリンマラソンバッグ」を購入したら、こちらもおまけで付いてきました。

ただ、専用ボトルである必要はなく、市販のボトルでも代用可能です。僕はキャメルバクのボトル(600ml)を使っています。

一点注意が必要なのはボトルの容量。「MAURTEN Drink Mix 320」と水500mlを入れてシャカシャカ振るので、最低でも600mlの容量が必要です。

動画にもまとめています。

モルテンドリンクの通販

モルテンドリンクは、国内の対象店舗公式サイトから注文可能です。

その他のネット通販でも在庫があれば購入できます。高額ではありますが、これを飲んで気持ちよく自己ベストが出せれば安いものです。

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Profile

tomo(とも)です。マラソンがライフワークの36歳。外資系IT会社員・二児パパしながら「マラソンブロガー」として活動中。夢は、福岡国際マラソン出場と、非エリート系プロランナーになること。

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