モルテン Solid 225:高価すぎるエナジーバー

マラソンブロガーのtomoです。

モルテン(Maurten)というブランドをご存知でしょうか?

史上最強のスポーツドリンクと称される「Drink Mix 320」やエナジージェル「GEL 100」を展開し、世界のトップマラソン選手に支持されています。

日本では2019年頃から流通しており、国内のスポーツ用品店やマラソン大会でも見かけるようになりました。

今回紹介するのは、2022年にモルテンから発売された「Solid 225」というエナジーバー。主な特徴は以下の通りです。

  • オーツ麦と米がベース
  • 1本60g、225kcal
  • ノーマルとカカオ味
  • 定価は540円

先日参加した「ボストンマラソン2023」の参加賞として貰ったので、早速試食してみました。

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目次と内容

モルテンらしくないモルテン

モルテンは北欧スウェーデン発のブランドです。

「ハイドロゲル(hydrogel)」という特許技術を武器に、水に溶かして飲むドリンク「Drink Mix 320」やエナジージェル「GEL 100」を展開しています。

トップマラソン選手が愛用しており、キプチョゲのフルマラソン世界記録更新や2時間切り(INEOS159)を陰で支えています。

自分も2017年頃からモルテンを使用しており、フルマラソンの前は「Drink Mix 320」を欠かさずに飲んでいます。

モルテンはボストンマラソンのスポンサー企業でもあり、先日参加した「ボストンマラソン2023」では、コース上3か所で「GEL100」を配布していました。

日本で買うと1本1000円するエナジージェルがタダで貰えるなんて贅沢ですよね。

レースでは日本から持参した「アミノサウルス」を使ったので、3個貰った「GEL100」のうち2個は持って帰ってきました(笑)。

また、完走賞としてモルテンのエナジーバー「Solid 225」を1本いただきました。

ハイドロゲル不使用

今回紹介する「Solid 225」は2022年に発売されたばかり。

最大の特徴は、モルテンの代名詞とも言えるハイドロゲルを使っていない点です。

だったら別にモルテンが作らなくても良いのでは?と思いましたが、自然由来の素材への徹底したこだわりは「Solid 225」にも生かされています。

オーツ麦と米をベースにしており、名前の通り固形(solid)です。

重さは1本60gと、見た目の割には軽く感じます。

カロリーは1本225kcal。「Solid 225」の名前の由来でもあります。

賞味期限は約1ヶ月ほど。4月17日に貰ったものは、5月17日まで。長期間保管できないのは扱いづらいですね。

2種類から選べる

「Solid 225」はノーマルとカカオ味の2種類から選べます。

参考までに成分表と原材料名を表にまとめました。違いを太文字でハイライトしています。

Solid 225Solid C 225
成分エネルギー 225kcal、タンパク質 2.6g、脂質 3.6g、炭水化物 44.6g食塩相当量 0.66gエネルギー 225kcal、タンパク質 2.9g、脂質 3.6g、炭水化物 43.9g食塩相当量 0.68g
原材料オーツ麦フレーク、果糖(シロップ)、マルトデキストリン、米粉、砂糖、グルコース(シロップ)、ひまわり油、米ぬか、塩、ヒマワリレシチン、米エキスオーツ麦フレーク、果糖(シロップ)、マルトデキストリン、米粉、砂糖、グルコース(シロップ)、ひまわり油、米ぬか、塩、ヒマワリレシチン、米エキス、脂質低減ココア

カロリーはいずれも225kcal。タンパク質、炭水化物、食塩の含有量は異なりますが誤差の範囲。主な違いは「Solid C 225」はココア味という点。

しっとりした食感

今回貰ったのはココア味の「Solid C 225」。

開封してみると、中身はドス黒くて食欲が一気になくなりました…。

まあでも、よく見ると黒ゴマのお菓子にも見えますね。

食感は非常にしっとりしており、水なしでも食べられます。

ココアの味は強くなく、甘さもくどくありません。自然な甘味が感じられます。

一方で塩分は思ったより強く感じます。甘くてしょっぱい。1本食べると、もう十分ですね。

おまけ

天下のモルテンとはいえ、これで1本540円は高すぎます。今回は完走賞として「Solid 225」を貰いましたが、自費で買うことはないですね。

「GEL100」も1本1000円と高価なので、自分で買うことはないです。

ランニング前後にカロリーを摂取したいなら、国産のエナジージェルで十分。個人的には「アミノショット」がお気に入りです。

ちなみにレースでは「アミノサウルス」を愛用しています。

モルテンで唯一、愛用し続けているのはレース前に飲む「Drink Mix 320」。こればかりは代用できるものがないからです。

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自費レビュー|アミノバイタル アミノショット:片手で飲めるジェル

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  • マンゴー味はカフェイン入り
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自費レビュー|モルテンDrink Mix 320:キプチョゲ御用達のドリンク

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ハイドロゲル(hydrogel)というゲル化技術により、炭水化物を通常のスポーツドリンクの約3倍の高濃度で摂取できます。

日本でも市販されており、マラソンやサッカーなど持久系スポーツで威力を発揮します。

実勢価格は1袋1000円と高価ですが「tomo」はフルマラソンのレース前に欠かさずに飲んでいます。

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2023年4月17日にアメリカ・マサシューセッツ州で開催された「ボストンマラソン(Boston Marathon)」に参加しました。

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