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ロンドンマラソン2026 体験記【Six Star制覇と人類初サブ2】

ロンドンマラソン2026 体験記【Six Star制覇と人類初サブ2】

2026年4月26日、念願のロンドンマラソンを完走!2016年のシカゴから始まった世界六大マラソン制覇の旅が、10年越しに「Six Star Finisher」としてついに完結しました。人類初のサブ2達成という歴史的瞬間に立ち会えた興奮と、総額100万円を投じたマラソンツアーの様子をレポートします。

当ブログは広告・アフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、ランニングアイテムは全て自費で購入しています。

個人的な体験

2026年4月26日にイギリスの首都ロンドンで第46回目のロンドンマラソン(TCS London Marathon)が開催されました。今回は、旅行会社のマラソンツアー枠で出走権を獲得し、長年の憧れだったロンドンマラソンを完走。同時に、長年の夢だった「Six Star Finisher」のメダルも獲得できました。

Six Star Finisherは、世界六大マラソンを制覇すると記念メダルが貰えます。私の場合、2017年にシカゴマラソン、2018年に東京マラソンとベルリンマラソン、2019年にニューヨークシティマラソンを完走するまでは順調でしたが、途中コロナ禍で中断を余儀なくされ、2023年にボストンマラソン、そして2026年のロンドンマラソンでパズルの最後のピースが揃いました。

ロンドンマラソンの魅力

ロンドンマラソンの魅力は、世界有数の都市のど真ん中を走れること。タワーブリッジや国会議事堂、バッキングガム宮殿などの名所巡りをしながら、沿道の熱狂的な声援に包まれて走る42.195kmは至福の体験。

世界中のランナーが憧れる大会であり、2026年は抽選枠に113万人が応募し、約6万人のランナーが完走しました。競技レースとしてもレベルが非常に高く、毎年世界トップ選手が集結し、2026年は男子上位3人が世界記録を更新。うち2人が人類初のフルマラソン2時間切り(サブ2)を達成しました。

3泊6日の遠征日程

そんな世界一人気の高いロンドンマラソンはそう簡単に参加できません。私は世界六大マラソン制覇を目指す前から、ロンドンマラソンには毎年エントリーしており「Not This Time」と書かれた落選メールを20年近く貰い続けてきました。

唯一、誰でも確実に走れる方法はマラソンツアーに参加すること。ただし費用が非常に高額で、ロンドンマラソンの場合は交通費や宿泊費、出走権など全て込みの費用が最低でも100万円かかります。また個人で手配すれば、日本から最短2〜3日の旅程が組めますが、ツアーだと5〜6日は必要。

というわけで、自分の中でマラソンツアーは選択肢になかったのですが、このままだと一生ロンドンマラソンを走れない…と思い、今回、清水寺から飛び降りる気持ちでツアー参加を決めました。日程は次のとおり。

  • 0日目:深夜便で日本発
  • 1日目:早朝にロンドン到着、午後は自由行動
  • 2日目:EXPO会場で前日受付、午後は市内観光
  • 3日目:レース当日、夜は打ち上げパーティー
  • 4日目:早朝にロンドン出発
  • 5日目:午後に帰国

マラソンツアーの詳細については、また別の記事で書きます。

EXPO会場で前日受付

ロンドン滞在2日目は、ロンドン東部にあるエクセル展覧会センター(ExCel London)のEXPO会場を訪れて受付をしてきました。日本で言うと幕張メッセみたいな所ですね。

アスリートビブス

EXPO会場に足を踏みれると、まずはアスリートビブスを受け取るコーナーがあります。大会専用アプリのQRコードと身分証明書(パスポート)を見せて、ビブスと荷物預入れ袋をゲットしました。

Six Star Finisher

今大会でSix Star Finisherになるランナーは、事前にウェブで情報を登録し、EXPO会場の専用デスクで受付すると、レース当日にフィニッシュ地点でSix Star Finisherメダルが受け取れます。

New Balanceブース

その後、2時間ほどかけて出展ブースを巡りました。メインスポンサーのNew Balanceのブースは非常に大きくて目立っていましたね。ロンドンマラソン2026のオリジナルグッズなどを販売していましたが何も買わずにスルー。

エナジージェル

代わりに、日本で見かけないマラソン補給食を購入。今回はレース用に「SIS」と「Beet It」というエナジージェルを選びました。また「CLIF」と「Precision」のエナジーグミも買いました。

無料サンプル

「CLIF」のブースではビブスを提示するとプロテインバーが無料で貰えました。また「ESN」のブースではメールマガジン登録(無料)でドリンク、ジェル、プロテインバーが各3個入った袋が貰えます。太っ腹すぎて驚きました。

Hyperice

他にもShokzやGarminなど、ランナーにお馴染みのブランドが多数出展していました。個人的に興味があったのは「Hyperice」というリカバリーグッズのブランド。ここのレッグマッサージャーが欲しいんですが、高すぎて手が出せないんですよね。体験コーナーもありましたが、待ち時間が長すぎたので断念しました。

参加記念Tシャツ

最後に「ロンドンマラソン2026」の参加記念Tシャツを受け取ります。Fitted(細め)とRelaxed(ゆったり)の二種類ありましたが、身長170cm・体重60kgの私の体型には、RelaxedのSサイズがジャストサイズでした。

スタートラインへ

レース当日の日程は次のとおり。

  • 06:00 ホテル発、バスで会場へ
  • 07:30 スタート地点到着
  • 09:35 スタート
  • 12:48 フィニッシュ
  • 14:00 ホテル着

ロンドンマラソンはウエーブスタート方式で、目標タイムによってスタートの地点と時間が分かれています。私は黄色(Yellow)のスタートブロックの第1ウエーブからのスタート。専用アプリには、最寄りの地下鉄駅(Blackheath)と到着時間、整列時間などが詳しく記載されていました。

バスでスタート地点へ

本来なら地下鉄で向かうところですが、今回はツアーが手配してくれたバスに乗ってホテルからスタート地点のグリニッジ公園まで直行します。途中、予定外の交通規制があり、迂回を余儀なくされ、20分ほど遅れて到着。それでもスタートまで2時間ほど暇を持て余します。

トイレ

待ち時間は芝生の上に座ってのんびり過ごしました。晴れていたから良いものの、これが雨だったらと思うと恐ろしいですね。各ブロック毎に仮設トイレがあり、スタート1時間前から長い行列ができ始めました。

荷物預け入れ

各ブロックに荷物預け入れ用のトラックが横付けされていました。受付会場で貰った透明の袋に入れて預けると、フィニッシュ地点まで運んでくれます。

スタートブロック

スタート10分前になるとスタートブロックにランナーが殺到します。ただしロンドンマラソンはグロスタイムではなく、ネットタイムが公式記録になるため、特に焦る必要はありません。

レースの振返り

ここからは「ロンドンマラソン2026」のレースの様子を振り返ります。

コース

ロンドン郊外のグリニッジ公園からスタートして、前半はテムズ川の南側を走ります。タワーブリッジを渡った後は、ロンドン東部のドックランズまで往復し、シティ・オブ・ロンドンや国会議事堂を駆け抜け、バッキンガム宮殿の前でフィニッシュします。

5km地点で大きな下り坂がある以外、アップダウンの少ないフラットコースですが、道路には「Speed Bump」と呼ばれる減速帯が設置されており、そこで躓いて転倒するランナーを多く見かけました。

記憶に残ったシーン

10km付近でグリニッジの中心街とカティーサーク号の横を通過。それまで閑静な住宅街を走っていましたが、ここから沿道の声援が一気に盛り上がります。

20km地点を超えたあたりで、ロンドンのシンボル、タワーブリッジが目の前に姿を現します。しかもタワーブリッジをは走ってテムズ川を渡れるなんて最高すぎます。

20km〜37kmはロンドン東部のドックランズまで往復。比較的新しく作られたビジネス街で高層ビルが立ち並びます。

37km以降はテムズ川の北岸に沿って走ります。41km地点で国会議事堂のビッグベンの横を駆け抜けてます。

最後はセントジェームズ公園の横を直進し、バッキンガム宮殿をバックにザ・マルでフィニッシュ。

レース展開

今回は完走することが目的なので、記録は狙わず、3時間10分〜15分を目安に走りました。前半のハーフは下り坂もあり調子が良くて、4:20/kmペースで推移しましたが、途中お腹が痛くなりトイレで2分ほどタイムロスしました。中間地点を1時間35分台で通過。

後半ハーフはタワーブリッジでテンションが最高潮に。しかし25kmあたりから疲れが出始めて4:40/kmまで減速。35〜40kmは5:00/km近くまでペースダウンしましたが、国会議事堂あたりから持ち直して、3時間13分8秒でフィニッシュしました。

フィニッシュの後で

フィニッシュした後は、完走メダルを受け取ります。一般的な完走メダルに比べると、ロンドンマラソンの完走メダルは1.5倍ぐらいの大きさでした。そしてSix Star Finisherは記念メダルも受け取り、記念撮影をしてもらいます。

他にもミネラルウォーター、スポーツドリンク、プロテインドリンクを受け取りました。

荷物を受け取った後は、地下鉄Piccadilly Circus駅まで歩きました。脚がパンパンで歩くのが辛かったですね。

10年越しのSix Star Finisher

今回は世界六大マラソン制覇という10年越しの夢が叶いました。Six Star Finisherになるランナーは「TODAY IS THE DAY」と書かれたカードを背中につけて走ります。レース中は多くのランナーに「おめでとう!」と声をかけていただき感激しました。

コロナ禍で一度は諦めかけたSix Star Finishers。その後ボストンマラソンは基準タイムを満たして参加できましたが、ロンドンマラソンはハードルが高すぎました。抽選枠は年々倍率が上がり続け、チャリティー枠は二年連続で落選。マラソンツアー枠は確実に走れますが、最安でも100万円近くかかる。

こんなスタンプラリーみたいなものに100万円も払う価値があるのか?と何度も迷いましたが、思い切って参加して本当に良かったと思います。

人類初の「サブ2」マラソン

「ベルリンマラソン2018」では、エリウド・キプチョゲがマラソン男子の世界記録を更新し、フィニッシュ直後に「WR」のカードを目にして感激したことを今でも良く覚えています。

今回の「ロンドンマラソン2026」では、男子の上位3人が世界記録を更新し、うち2人が人類初の2時間切りを達成。フィニッシュ地点の手前で「さっきサブ2がでたよ」というアナウンスを耳にし、歴史的瞬間に立ち会えたことに感激しました。

ランニングアイテム紹介

最後に、今大会で使用したランニングアイテムを紹介します。シューズは、先日発売されたばかりのNIKEの「ペガサス42」を着用。フルマラソンのレースで履くイメージはありませんが、出来るだけ荷物を減らしたかったので、今回の旅は「ペガサス42」だけで過ごしました。

レースでは、前半ハーフは4:20/kmペースで非常に快適に走れました。しかし25km過ぎから疲れが出始めると、シューズが重く感じました。26cmで273gありますからね。それからシューズが屈曲しすぎるため、足裏に負担がかかりました。完走後は足裏がパンパンです。

というわけでハーフマラソンまでなら扱いやすいシューズですが、フルマラソンにはお勧めしません。まあ何となくそんな気がしましたが、実際に体を張って試してみないと分からないですからね。

その他、シャツは参加記念Tシャツ、パンツはTHE NORTH FACEの「Enduris Trail Shorts」、下着はSAXXの「Sports Mesh Boxer Brief」、ソックスはFOOTMAXの「Road Race Nano」、そしてキャップはMAMMUTの「GORE-TEX Climate Cap」を着用しました。

レース前にはMAURTENの「Drink Mix 320」を飲み、レース中は現地で購入した「SIS」と「BeetIt」のエナジージェルを摂取。「SIS」はサラッとした感触で飲みやすく、「BeetIt」は欧米人好みのビーツを煮詰めたような味でした。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール