
マラソンブロガーのtomoです。
2024年4月21日(日)に開催される「ロンドンマラソン2023」のエントリー方法について解説します。
抽選枠(ballot)のエントリー期間は2023年4月22日〜4月28日。過去2年の倍率は約25倍と世界のマラソン大会でも群を抜く高さです。
「とも」は過去10年間、毎年エントリーしていますが一度も当選したことがありません。
ロンドンマラソン(TCS London Marathon)は、英国の首都・ロンドンで開催される世界有数のマラソン大会。世界最高峰のマラソンシリーズ「ワールドマラソンメジャーズ」の一員でもあります。
1981年に第1回大会が開催され、1988年以降は毎年4月に開催されてきましたが、新型コロナウィルスの影響により、2020年〜2022年は10月に開催。
そして次の2024年大会は、2024年4月21日(日)に開催を予定しています。
開催日 | 2024年4月21日(日) |
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定員 | 抽選枠は約20,000人 |
参加費 | 69.99ポンド(英国在住者)、120ポンド+26ドル(英国外在住者) |
エントリー期間 | 抽選枠は2023年4月22日(土)〜2024年4月28日(金)21:00 |
公式サイト | エントリーページ |
日本在住の市民ランナーがロンドンマラソンの出走権を得る方法は主に以下の3種です。
抽選枠が最もエントリーしやすいですが、約25倍の倍率を勝ち抜く強運の持ち主でないと当選しません。
当選しても、基本的に航空券と宿泊の手配は自分で行う必要があります。
他には「チャリティ枠」という選択肢がありますが、東京マラソンのチャリティ枠のように募金だけでなく、現地での奉仕活動を求められることも多く、国外からエントリーするにはハードルが高いのが現状です。
最も確実なのは旅行代理店が企画する公認のマラソンツアーに参加すること。航空券や宿泊、現地での移動や食事など至れり尽くせりのサービスですが、相場はひとり50〜100万円になります。
その他、年齢グループ別に基準タイムを設けた保証枠(Good For Age)もあります。例えば、男子39歳以下の基準タイムはフルタイムが3時間、つまり対象のマラソン大会でサブ3の実績があれば出走権が保証されます。しかし残念ながら、こちらは英国在住者限定。
というわけで、日本の市民ランナーがロンドンマラソンを走りたければ、毎年抽選枠に申込んでおいて損はありません。
ここからは「ロンドンマラソン2023」の抽選枠の申込方法について詳しく解説します。
抽選枠(ballot)の申込の流れは以下の通り。日時は全て英国時間(GMT)。
まずはロンドンマラソンの公式サイトにアクセス。居住地が英国(UK)と英国外(International)で受付窓口が異なります。日本在住の人なら「International Ballot」をクリック。
次に氏名やメールアドレス、郵便番号などの個人情報を入力します。人種については、イギリスらしく「アジア人」の中から細かくで絞っていきます。
メール購読やチャリティに関する質問はスルーしても大丈夫。
最後に利用規約にチェックしてボタンをクリックすればエントリー完了です。
登録したメールアドレスに「Your application for 2024 TCS London Marathon」と題したメールが届くのでチェックしましょう。
当選・落選のお知らせは、2023年6月末までに連絡すると書いてあります。
以下は2022年大会の抽選え結果です。安定の「落選」。
ロンドンマラソンの抽選結果、例年はメール本文を読めば結果が分かったんだけど、今年から「抽選結果を見る」ボタンをタップ→開いたページで確認になっていた。まあ結果は安定の落選なので、もったいぶらせて→ガッカリでしかないけど😅 pic.twitter.com/qFljFFUIjz
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) March 14, 2022
以下は2020年大会の抽選結果。
ロンドンマラソン2020、過去最高となる45万人のランナーが応募。そして、毎年安定の「お祈りメール」が本日届いた😓
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) October 9, 2019
Commiserations,(=同情・哀れみ)で始まる英文レターは「落選しました」を丁寧に、回りくどく伝えている。実に英国らしい🇬🇧 pic.twitter.com/QUKlgrCuts
抽選枠(ballot)の定員は約17,000名。2019年大会は約41万人、2020年大会は約45万人が抽選枠に申込んでいるので、倍率を単純計算すると2019年大会が24倍、2020年大会が26倍になります。
ロンドンマラソンはワールドマラソンメジャーズ6大会の中でエントリーのハードルが最も高い大会です。だって抽選倍率が25倍ですから。
東京マラソンも倍率が高いですが、チャリティー枠という最終手段があります。
ニューヨークシティマラソンも人気ですが、こちらは基準タイムをクリアすると出走権が得られます。「とも」はその方法で2019年にニューヨークシティマラソンを走りました。
ロンドンマラソンは毎年エントリーしても一生走れない気がするので、いつかマラソンツアーで参加するしかないですかね…。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
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