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【英国グリニッジでランニング】旧王立天文台からロンドンまで10km

【英国グリニッジでランニング】旧王立天文台からロンドンまで10km

経度0度0分0秒の本初子午線が通るイギリスのグリニッジ(Greenwich)。実はロンドンから10kmぐらいの距離で日帰り旅行も可能です。今回はグリニッジ公園からテムズ川沿いを走るランニングコースを紹介します。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

グリニッジとは?

グリニッジ(Greenwich)は、イギリスの首都ロンドンの南東部にある町。かつて王立天文台が置かれ、経度0度0分0秒のグリニッジ子午線(本初子午線)が通る場所として世界的に有名です。

テムズ川沿いに面した町は河港都市としても栄え、現在はマリタイム・グリニッジ(Maritime Greenwich)としてユネスコの世界遺産にも登録されています町の中心部には、旧王立天文台を擁するグリニッジ公園の他、国立海洋博物館や旧王立海軍大学、カティーサーク(ビクトリア朝時代の帆船)などの観光施設があります。

アクセス

グリニッジはロンドン中心部から10kmほど東に位置し、電車で20〜30分ほどでアクセスでき、日帰り観光も可能です。最寄駅は、Southeastern線とDocklands Light Railway(DLR)線が停車するGreenwich駅。また、テムズ川を行き来するThames River Boats(船)に乗って水路でGreenwich Pierに行く方法もあります。

今回は春休みに家族を連れてロンドンに5日間滞在し、観光と旅ランで2回、グリニッジを訪れました。

観光の時は、London Bridge City PierからThames River Boatsに乗船してグリニッジへ向かいました。途中、巡洋艦ベルファスト記念艦やタワーブリッジを通り過ぎて、30分ほどでGreenwich Pierに到着。その後、グリニッジ公園や旧王立天文台、国立海洋博物館を見学し、帰りはSoutheastern線でBlackfriars駅まで戻りました。

旅ランの時は、Blackfriars駅からSoutheastern線でGreenwich駅へ。そこから走ってグリニッジ公園を観光した後、テムズ川沿いをひたすら西へ向かい、ロンドン中心部まで走って戻りました。

コース

今回紹介するのは旅ランの方のルート。以下は2024年3月30日の記録です。グリニッジからロンドン中心部までは、Thames Path(テムズ・パス)と呼ばれるテムズ川沿いの遊歩道を走りました。

というわけで、Greenwich駅から走り始めます。

ロンドンの郊外とはいえ、駅周辺は典型的なイギリスの田舎町という感じでした。歩行者優先のZebra Crossing(横断歩道)を突っ切って、駅から500mほど離れたグリニッジ公園を目指します。

グリニッジ公園

グリニッジ公園(Greenwich Park)はロンドンの王立公園のひとつであり、マリタイム・グリニッジの世界遺産にも登録されています。外周は1周すると4km弱。公園の中央には旧王立天文台があります。

公園は営業時間があるので、公式サイトで確認しておくと安心です。自分が訪れた時は午前6時から午後8時までの営業でした。

こちらが北側の正門。さすが世界的に名の知れたグリニッジだけあって混雑していました。

園内のメインストリートを進んで旧王立天文台を目指します。上の写真の左側に見える建物が天文台です。テムズ川の船乗りからも見えるように、高台に造られたわけですね。

急な坂を上り切ると旧王立天文台に到着。

こちらは旧王立天文台の敷地内の様子。中に入るには入場料が必要です。中庭にはグリニッジ子午線に沿って鉄線が埋め込まれており、ここで記念撮影するのが鉄板のようです。

敷地の外にも少しだけ鉄線が伸びているので、入場料を払わずに記念撮影することも可能です。

旧王立天文台は高台にあるため、晴れた日には遠くまで見渡せます。上の写真の右側に見える高層ビル群はドックランド、左側の高層ビル群はロンドン中心部です。

旧王立天文台を後にして、グリニッジ公園をぐるりと1周します。そういえば、ここは毎年4月に開催される「ロンドンマラソン」のスタート地点でもあります。

ロンドンマラソンは世界で最も人気のマラソン大会のひとつで、抽選倍率は25倍以上と言われています。自分はもう10年以上エントリーし続けていますが、いまだに当選したことがありません…。いつかロンドンマラソンのために戻ってきたいですね。

グリニッジの町

グリニッジ公園を出て、グリニッジの町の中心部を目指します。

Greenwich駅の周辺の繁華街を抜けてテムズ川に向かうと、大きな帆船がを姿を現します。

こちらはビクトリア朝時代に中国〜イギリス間の輸送に使われていた帆船「カティーサーク(Cutty Sark)」。現在は陸上げされ、中は博物館になっています。

グリニッジ歩道トンネル

さて、ここから地下トンネルを通り、テムズ川の対岸へ渡ります。

正式名称は「グリニッジ歩道トンネル(Greenwich Foot Tunnel)」。全長約370m、深さ約15m、幅約3mの小さなトンネルですが、ロンドン市内にあるタワーブリッジ(有名な二階建ての橋)より東側には橋がないため、テムズ川の両岸を行き来する貴重な交通手段となっています。

カティーサークが鎮座する広場の一角にあるこちらの円形の建物。一見すると公衆トイレのようですが、実はこれトンネルの入口なんです。

長い螺旋階段をひたすら降っていきます。エレベーターもあるので、自転車や足腰に自信がない方でも利用できます。

トンネルの内部はこんな感じ。左側通行で、片側は人が2人並ぶとギリギリ通行できるレベル。人がいなければ走れますが、今日は大人しく歩きました。

あっという間に対岸のトンネル入口に到着しました。

テムズ・パス

さて、ここからはテムズ川の左岸(地図で見た時の北側)を西へ向かって走ります。

グリニッジ歩道トンネルからロンドン中心部まではテムズ・パスと呼ばれる遊歩道で結ばれています。基本的に川沿いを走り続ければ良く、道に迷う心配はありません。

こんな感じでテムズ川すれすれを通行できます。

時折、川沿いの道が途切れて一般道へ迂回する必要がありますが、標識があるので安心です。

6kmほど走り続けると西日に照らされたタワーブリッジが姿を現しました。このままテムズ川沿いを直進すれば、ロンドン橋やウエストミンスター方面へもアクセスできます。本日の旅ランはこれにて終了。

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