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ロンドン:おすすめはテムズ川沿い
出張や旅行でイギリスの首都ロンドンを訪れた際に、サクッと走れる13のランニングコースを紹介します。
特におすすめしたいのが、テムズ川沿いの遊歩道。テムズ散歩道、ウエストミンスター、バンクサイドあたりは観光名所を巡りながら走れます。
目次と内容
- アクセス
- ケンジングトン・ガーデンズ
- ハイド・パーク
- リージェンツ・パーク
- グリーン・パーク
- セント・ジェームス・パーク
- ザ・マル
- リージェンツ・カナル
- カナリー・ワーフ
- テムズ散歩道
- ウェストミンスター周辺
- バンクサイド
- クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク
- ヴィクトリア・パーク
アクセス
イギリスの首都ロンドン。2016〜2017年に出張で延べ6週間ほど滞在し、仕事の合間に街中を走ってきました。
ここでは13のランニングコースを紹介します。
日本とは交通マナーが異なるので、最初に注意点をまとめておきます。
街ランでは自動車に注意しよう
ロンドンは日夜問わず交通量が多いので、街中を走るときは細心の注意が必要です。
道路は日本と同じ左車線ですが、一方通行の道が多いので思わぬ方向から車が飛び出してきます。横断歩道には「Watch Left(左に注意)」などの注意文言が書かれているので、よく確認してから渡りましょう。
こちらは街中でよく見かけるゼブラ・クロッシング(Zebra Crossing)と呼ばれる横断歩道。歩行者優先なので、知らずに立ち止まると自動車の運転手が戸惑います。
公園や川沿いは自転車に注意しよう
ロンドンは自転車で通勤する人が多いため、平日のラッシュアワーに走る時は注意が必要です。公園の中には「No Cycling」と書かれた自転車禁止エリアがあるので、そちらを走ると安心です。
迷ったら地図を見よう
ロンドンは世界有数の観光都市なので、街中を歩けば至るところに観光マップがあります。メインストリートとランドマークの名前を覚えておけば、だいたい自分がどこにいるのかわかります。
ケンジングトン・ガーデンズ
最初に紹介するのはロンドンの高級住宅街のケンジングトンに隣接するケンジングトン・ガーデンズ(Kensington Gardens)です。
外周は4.3kmと日本の皇居より小さいですが、園内には歩道が網の目のように張り巡らされています。中央にはラウンド・ポンド(Round Pond)、東側にはロング・ウォーター(The Long Water)と呼ばれる池があります。
公園の南側には、世界の一流アーティストによる演奏が毎夜繰り広げられるロイヤル・アルバート・ホールがあります。
一番の見どころは公園の西側にあるケンジングトン宮殿。かつてはイングランドの国王・女王の居住地でした。宮殿の正面には、ヴィクトリア女王の銅像が建っています。
全体的によく手入れされていますが、ちょっと歩道から外れると、イギリスの典型的な田園風景が楽しめたりもします。ロンドンのど真ん中にいるとは思えないですね。
ロング・ウォーターの近くには、ピーターパンの銅像があります。実際に見ると思ったよりずっと小さくて、ガッカリしました。昔、ベルギーの首都ブリュッセルで「小便小僧」を見た時のガッカリ感に近いです。
ハイド・パーク
ケンジングトン・ガーデンズの東側にはハイド・パーク(Hyde Park)がありまs。
園内には馬専用のダートコースがあり、運が良ければ馬と一緒に走れるかも。
公園の東側にはギリシア神話の英雄、アキレウスの銅像(Statue of Achilles)があります。アキレスはアキレス腱の語源でもあります。
ボートハウスの裏側にあるのは故ダイアナ妃記念の泉(Dianna Memorial Fountain)。故ダイアナ妃を記念して2004年に建てられたモニュメントです。
リージェンツ・パーク
ロンドン北西部にあるリージェンツ・パーク(The Regent’s Park)は外周4.5kmの広大な敷地を持ちます。園内にはイングリッシュガーデンやラグビー場、大学や動物園まであります。
正確にはロンドン動物園が隣接しており、園内を走っているとフタコブラクダに挨拶できます。
「No Skating No Cycling」、つまりスケートや自転車は禁止されているので、安心して走れます。
園内にはカフェや野外劇場、ローズガーデンなどがあります。公園の中の公園といった感じです。
つい座りたくなるようなベンチもあります。
ベンチには寄贈者からのメッセージが刻印されており「Roger Gulperin」の友人や親族が故人を偲ぶために寄贈したということがわかります。イギリスの公園ではよく見かける光景です。
リージェンツ・パーク一帯は超高級住宅街が軒を連ねています。パークサイドビューの1LDKの家賃は月50万円〜が相場らしいですよ。
リージェンツ・パークの西側にはベイカー・ストリート(Baker Street)と呼ばれる道があります。人気推理小説『シャーロック・ホームズ』に登場する場所です。
当時、ベイカー・ストリート221B番は架空の住所でしたが、その後の拡張工事によって221B番ができると「シャーロック・ホームズ博物館」が誕生。リージェンツ・パークを走ったついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう。
グリーン・パーク
ロンドンのバッキンガム宮殿に隣接するグリーン・パーク(The Green Park)は、退屈な公園です。美しいローズガーデンや池もなければ、おしゃれなカフェもありません。
園内は観光客が少なく、多少の起伏があるためか、シリアスランナーを多く見かけます。10分んほど走っただけで20名以上のランナーとすれ違いました。
園内には戦没者の記念碑が数多く点在しています。こちらは第一次、第二次世界大戦で英軍と共に戦った植民地の人たちを讃える記念碑「The Memorial Gates」。当時イギリス領だったインド、アフリカ、カリブ海では、500万人を超える地元民が何らかの形で戦争に参加したそうです。
こちらは英空軍の爆撃に関わったパイロットを讃える記念碑「RAF Bomber Command Memorial」。
グリーン・パーク周辺は、超高級ホテルやデパートが集まるエリア。あのリッツ・カールトンもグリーン・パークの隣にあるのですね。
セント・ジェームス・パーク
バッキンガム宮殿とグリーン・パークに隣接するセント・ジェームス・パーク(St James’s Park)は、野鳥の王国として知られています。
園内には数多くの野鳥種類が生息しており、種類も多いです。案内板によると、少なくとも25種類の鳥が生息しているとのこと。
水辺を走っているといろんな野鳥に出会えます。こちらは「Coot」。ツル目クイナ科オオバン属に分類される鳥類の一種で、日本語では「オオバン(大鷭)」ですね。
ペリカンもいました。意外と凶暴なので、餌やりは禁止されています。
セント・ジェームス・パークは、ロンドンの王立公園の中では規模が小さく、観光客も多いため、ガチなランニング向きではない。バードウォッチングしながら、ゆるくジョギングするのにおすすめです。
ザ・マル
毎年4月に開催される「ロンドンマラソン」では、トラファルガー広場とバッキンガム宮殿を結ぶ約1kmの大通り、ザ・マル(The Mall)にゴール地点が設けられます。
ザ・マルはイギリスの国家行事には欠かせない神聖な場所で、皇室のロイヤル・ウェディングや国賓歓迎の儀式に必ず使われます。
トラファルガー広場から走ってみましょう。かの有名な「トラファルガーの海戦」の勝利を讃えるために造られた広場です。写真左はネルソン提督の銅像、正面はザ・ナショナル・ギャラリー(美術館)です。
アドミラルティ・アーチの下を通り、ザ・マルへ進行します。
1km先にはバッキンガム宮殿がありますが、ほとんど霞んで見えません。
歩行者天国ではありませんが、自動車の通行がほとんどないため、ザ・マルのど真ん中を走ってみました。
あっという間にバッキンガム宮殿に到着。週末とはいえ、天気が悪いので観光客はそんなにいません。
リージェンツ・カナル
ロンドンの水路といえばテムズ川。古くから交通の要所であり、タワーブリッジやロンドン塔、国会議事堂(ビッグベン)など、ロンドンを象徴する建物がテムズ川沿いに軒を連ねています。
そんなロンドンには、もうひとつ重要な水路があることをご存知でしょうか?ロンドン北部を流れるリージェンツ・カナル(Regent’s Canal)です。
カナルとは、イギリスでは主に細長い運河を指します。イギリス全土に川幅が20メートルほどの細い運河が張り巡らされ、18〜19世紀の産業革命の物流を支えてきました。
かつては運河沿いの曳船道(Towpath)を馬が歩いてナローボートを引いていましたが、今はガソリンやディーゼルを動力にしています。趣味でナローボーロに乗る人もいれば、ボートを住処としている人もいます。
テムズ川に並行して流れている細長い川がリージェンツ・カナル。今回は、カムデン・タウン(地図の2番)からセント・パンクラス駅(地図の3番)までのカナル沿いのルートを走ってきました。
リージェンツ・カナルに潜入すべく、ロンドン北部のカムデン・タウンへ向かう。ここはロンドンの原宿(?)とも呼ばれるパンクな街で、駅周辺の建物がとってもユニーク!
こちらのウォールペインティングはクオリティが高いですね。
カナル沿いの歩道は狭い場所だと人ひとりが通行するのが精一杯。橋の下では頭をぶつけないように注意しましょう。
しばらく走り続けていると、ナローボートを見つけました。本当に細い(ナロー)ボートですね。幅は2mくらいでしょうか。
さらに進むと、停泊地らしい場所に出ました。ナローボートで暮らしている人は、こういう場所で何日か(あるいは何週間か)過ごしてはまた旅に出るそうです。
こちらは閘門(こうもん)。水位の違う運河で船を上下させるための装置です。カナルの多いイギリスの田舎ではよく見かける光景ですね。
セント・パンクラス周辺は、再開発で大規模な工事が進行中で、一部仮の歩道を走りました。
あっという間にセント・パンクラス駅に到着。ここからレスターやリーズなどイギリス中東部へ向かう列車や、パリ・ブリュッセル行きのユーロスターが発着します。
お隣にあるのがキングス・クロス駅。ケンブリッジやヨークなどイギリス北東部、スコットランドのエジンバラやグラスゴー行きの列車はここから乗ります。
カナリー・ワーフ
カナリー・ワーフ(Canary Wharf)はロンドンの東側に位置し、盲腸のように突き出たアイル・オブ・ドックス(通称ドックランズ)の付け根の部分に当たります。
中心部へのアクセスもよく、高層マンションが建つと即日完売するほどの人気だとか。東京の豊洲みたいなところですかね。
エリア一帯は高層ビルに囲まれてため日が差し込まず、全体的に暗いです。
こちらは、カナリー・ワーフの中心部にあるジュビリー・パーク。
カナリー・ワーフのウォーターフロントにはおしゃれなレストランが軒を連ねています。
こちらは水上バスのカナリー・ワーフ駅。
金融街のシティ、商業施設が集まるバンクサイド、イギリス政治の中枢部ウェストミンスターはみんなテムズ川の近くにあるので、水上バスで通勤したほうが便利だったりします。
テムズ散歩道
ロンドン中心部を流れるテムズ川は、地元住民に愛されるランニングスポットのひとつ。特に人気なのが、ロンドン中心部と郊外を結ぶテムズ散歩道(Thames Path)です。
今回は、カナリーワーフからロンドン塔までのルートを紹介します。常にテムズ川沿いを走れるわけではなく、時折、住宅街の中を通ります。でも「Thames Path」の案内に従って走れば迷子になりません。。
公園の中を突き進んでいきます。こちらはキング・エドワード(エドワード七世)公園。
途中、カラフルな建物を見かけました。ロンドンって伝統的な建築がある一方で、こういうパンク(?)でお洒落な建物もあります。
橋の下を通ってワッピング・ウッズ公園に入ります。
しばらく走り続けると、タワーブリッジが見えてきました。ゴールまであと少し!
ようやくタワーブリッジのところまで戻ってきました。
せっかくなので、タワーブリッジの下を通り、隣のロンドン塔を見学してきます。
こちらはロンドン塔の大砲。
ロンドン塔の入口。普段は観光客で激混みしていますが、早朝なのでほとんど人がいません。
ウェストミンスター
テムズ川沿いのコースをもう少し散策してみましょう。ここでは、国会議事堂のあるウェストミンスター(Westminster)から川上(西)へ進み、MI6本部のあるヴォクソール(Vaxhall)で折り返す周回コースを紹介します。
ウェストミンスターはイギリス政治の中枢部。地下鉄・ウェストミンスター駅から階段を上がるとパーラメント・スクウェア(Parliament Square)に出ます。
ここには世界史に名を残した名だたる政治家の銅像が立ち並びます。こちらは第二次世界大戦時の英国首相でノーベル文学賞も受賞した、ウィンストン・チャーチャル。
他にも、小学校卒で英国首相に上り詰めたロイド・ジョージや、マハトマ・ガンジー、ネルソン・マンデラの銅像もありました。
国会議事堂の向かい側にある建物は、ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)。イギリスのゴシック建築の最高傑作です。
国会議事堂の隣には、ビクトリア・タワー・ガーデンズ(Victoria Town Gardens)があります。
1周300mの小さな公園ですが、園内にはオーギュスト・ロダンによる立派な彫刻があります。作品名は『カレーの市民(THE BURGHER OF CALAIS)』。
食べ物のカレーではなく、イギリスから最も近いフランスの街、カレー(Calais)を意味します。
テムズ川を下っていくと、ヴォクスホール(Vauxhall)という地区に入ります。こちらはイギリス秘密情報部MI6の本部の建物。映画『007』シリーズが好きな人ならピンとくるはず。
さすが秘密情報部だけあって、セキュリティがすごい……。
ヴォクスホールから国会議事堂方面へ戻ります。ここはかつて船のドックがあった「White Hart Dock」。その名残なのか、船の変わったオブジェが展示されていました。
近くにはロンドン消防本部があり、ちょうど消防車が出てきました。
テムズ川沿いの歩道はどこも走りやすいですね。道幅も広いし、売店やトイレもあります。
ベンチなんかもあるので、疲れたら国会議事堂の勇姿をポカーンと眺めがなら休みを取るのもいいですね。
橋を渡って、再び国会議事堂前に戻ってきました。
バンクサイド(Bank Side)
テムズ川の南側はバンクサイド(Bank Side)と呼ばれ古くから栄えてきたエリアです。
シェイクスピアの時代にはロンドンの演劇のメッカとして4つの劇場が建てられ、産業革命以降は工業地帯として発展しました。
今でもシェイクスピアの作品が上演される「グローブ座」や発電所跡地に建てられた近代美術館「テート・モダン」が長い歴史を受け継いでいます。
今回は、ブラックフライアーズ橋からロンドン橋までを走ってみます。
ブラックフライアーズ橋はガランとしています。橋のふもとには変わった建物が建設中。ここ数年、ロンドンにこういう奇抜な建築物が増えてきました。
ブラックフライアーズ橋のすぐ隣にあるのがブラックフライアーズ駅。なんと橋の上が駅になっています!
ブラックフライアーズ駅の下からは、対岸のセント・ポール大聖堂(左)と金融街シティの高層ビル群が見えます。
バンクサイドは歩道が整備されていて、安心してランニングに集中できます。
こちらはロンドンの比較的新しい名所テート・モダン。近代美術館としては、ニューヨークのMOMAと並ぶ世界的に有名な美術館です。もともと発電所だった建物を壊さずに再利用しているため、外壁はやや古ぼけており、高い煙突も残っています。
ちょうどテート・モダンの前から対岸のセント・ポール大聖堂に向かってかかる橋があります。ミレニアム・ブリッジと呼ばれる橋で、イギリスの2000年記念事業の一環として建設されました。
こちらは橋の上から見たテート・モダン。煙突がしっかり見えますね。
その隣には、シェイクスピア劇場として知られるグローブ座が鎮座します。16世紀に建てられたグローブ座はここから200mほど西の場所にあったそうですが、当時と同じ建築技法を使い、木造で再建されました。
さらに東へ進むと、細い路地の途中でウィンチェスター宮殿の跡地に差し掛かります。12世紀にウィンチェスター大司教によって建てられた宮殿は、1980年代になって発掘されたそうです。
さらに進んでいくと、中世のロンドンから大航海時代へタイムスリップ。こちらはゴールデン・ハインドと呼ばれる船のレプリカで、16世紀後半ににフランシス・ドレークと共に世界一周を果たした船です。
ロンドン橋に近づくと、イギリス最大規模の食品卸売市場バラ・マーケットに入ります。
そしてこちらがロンドン橋。あの「ロンドン橋落ちた」の歌でおなじみの橋ですが、2階建てのタワーブリッジに比べると、地味で変哲のないデザインですね。
大昔から木造の橋があったそうですが、石造りの橋が建てられたのが1176年。それから6世紀もの間、写真のイラストにあるように、橋の上に建物を建てたりと進化を遂げてきたそうです。
最後にバンクサイドの新しいランドマークとしてロンドン市民に愛されるザ・シャード。310メートル、87階建ての超高ビルは、ひと目見たら脳裏から離れない独特なフォルムです。
クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク
とにかく名前が長すぎる……。クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク(Queen Elizabeth Olympic Park)。
2012年のロンドン五輪の際にメインスタジアムと選手村として使われた後、エリザベス女王2世の即位60年を記念して命名されました。
歴史の浅い公園なので、園内は何もない芝生の真ん中をただひたすら走ります。
途中、キラリと輝くオブジェを発見。近づいて見ると「RUN」の文字が。
しばらく走り続けると、ロンドン五輪でも使われたロンドン・スタジアムが見えてきました。2017年のロンドン世界陸上でもメインスタジアムとして使用されました。
ロンドン・スタジアムは、サッカー・プレミアリーグ「ウェストハム・ユナイテッド」の本拠地でもあります。
ロンドン・スタジアムの隣には、ロンドン五輪の開幕式で使われた巨大な鐘が展示してありました。高さ2m、重さ23t、イギリス最大の鐘とのこと。
ロンドン・スタジアムに向かって描かれた陸上トラック。こういう遊び心は嫌いじゃないですね。
こちらの曲線美が印象的な建物は、ロンドン・アクアティック・センターと呼ばれる水泳競技用の施設です。
ヴィクトリア・パーク
ロンドン在住のランナーにおすすめのランニングスポットを聞いたところ、ヴィクトリア・パーク(Victoria Park)を教えてもらいました。とにかく大きくて道幅が広くて走りやすいとのこと。
園内に入ってみると、、たしかに広い!まだ6時台だというのに、ランナーを多く見かけます。
こちらウェスト・レイク(West Lake)の湖畔に建つ仏塔(Chinese Pagoda)。
公園の中心には広大な芝生が広がります。
ヴィクトリア・パークには舗装された道とそうでない道があり、自分の好みに合わせて選べるのがランナーとしては嬉しいポイント。ここ数日アスファルトを走ってきたので、脚をいたわるために土の上を走ります。
しばらく走り続けると、ヴィクトリアの泉(Victoria Fountain)を発見。1862年に飲水を供給する目的で建設されたものです。
今から150年前の水飲み場はこんなに立派だったのですね。ちなみに現在は国指定重要文化財に指定されているため、噴水は機能していません。
飲水といえば、ヴィクトリア・パークを走っていたら、こんな素敵な水飲み場を発見。
水が勢い良く飛び出すので、シャツがびしょ濡れになりましたが、日本とは違って屋外に自販機がないので水分補給には助かります。
おまけ
ロンドンに限らずイギリスは雨がよく降ります。晴れだったのにスコールのような雨が突然降り出すので、ランニングに出かける時はレインウェアを持っておくと安心です。
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