ロンドン(London)のおすすめランニングコース12選

ロンドン(London)のおすすめランニングコース12選|ともらん


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イギリスの首都ロンドン。世界最大級の都市でありながら豊かな自然に恵まれ、毎年4月には世界最高峰のマラソン大会「ロンドンマラソン」が開催されます。

過去に仕事で何度か訪れた際に、ロンドンで人気のランニングスポットを走ってきました。ここでは、旅行や仕事の合間にサクッと走りにいけるおすすめのランニングコース12選を紹介したいと思います。

ロンドンの走り方

まず最初にロンドンで走るときの「心構え」について。

街ランでは自動車に注意しよう

街中を走るとどうしても避けて通れないのが道路。ロンドンは日夜問わず交通量が多いので、街中を走るときは細心の注意が必要です。

道路は日本と同じ左車線ですが、一方通行の道が多いので思わぬ方向から車が飛び出してきたりします。横断歩道には「Watch Left(左に注意)」などの注意文言が書かれているので、よく見てから渡りましょう。

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こちらは街中でよく見かけるゼブラ・クロッシング(Zebra Crossing)と呼ばれる横断歩道。歩行者優先なので、知らずに立ち止まると自動車の運転手が戸惑います。

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公園や川沿いは自転車に注意しよう

テムズ川沿いや街中の公園ではランナーの姿をよく見かけます。しかし平日は、自転車通勤している人たちも多いので注意が必要。しかも競輪選手並にビュンビュン飛ばします。公園の中にも「No Cycling」と書かれた自転車禁止エリアがあるので、そちらを走りましょう。

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犬は噛みつかないので大丈夫

愛犬家の多いイギリスでは、公園を歩いていると人間と同じ数ぐらいの犬がいたりします。中にはリードをつけずに散歩している人もいるので、ランナーとしては噛まれないか不安で仕方ありません。しかしイギリスの犬は厳しく躾けられているので、追いかけてきたり、噛んだりすることはまずないので安心してください。

野生のリスに会えるかも

ロンドンの公園には野生のリスが生息しています。走っている途中に見かけたり、いきなり目の前に飛び出したりします。

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迷ったら地図を見よう

ロンドンは世界有数の観光都市なので、街中を歩けば至るところに地図があります。メインストリートとランドマークの名前を覚えておけば、だいたい自分がどこにいるのかわかります。

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公園にも入口には地図があるので走る前にチェックしておきましょう。

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ネット接続が必要になったら、無料Wifiを探そう

海外データローミングがあれば問題ないのですが、ランニング中にネット接続が必要になった場合は、街中にある無料Wifiスポットを探して見ましょう。昔の電話ボックスを再利用している感じですね。「wifi here」が目印。

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試しに登録して見ましたが、ちゃんとネットに接続されました!

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それでは、ロンドンのおすすめランニングスポットを紹介します。

ケンジングトン・ガーデンズ(Kensington Gardens)

ロンドンの高級住宅街のケンジングトンに隣接する「ケンジングトン・ガーデンズ」。

外周は4.3kmと日本の皇居より小さいですが、園内には歩道が網の目のように張り巡らされています。中央には「ラウンド・ポンド」と呼ばれる丸い池があり、東側にはお隣りハイド・パークとを隔てる「ロング・ウォーター 」があります。

ケンジングトン・ガーデンズの魅力は、走りながら観光地めぐりができること。

公園の南側には、世界の一流アーティストによる演奏が毎夜繰り広げられるロイヤル・アルバート・ホール

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そして一番の見どころが、公園の西側にあるケンジングトン宮殿。かつてはイングランドの国王・女王の居住地だったこともあるそうです。宮殿の正面には、ヴィクトリア女王の銅像が建っています。

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全体的によく手入れされているのですが、ちょっと歩道から外れると、イギリスの典型的な田園風景が楽しめたりもします。ロンドンのど真ん中にいるとは思えないですよね。

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ケンジングトン・ガーデンズとハイド・パークを隔てる人造湖ロング・ウォーター(The Long Water)の近くには、ケンジングトン・ガーデンズの穴場スポット「ピーターパンの銅像」があります。そういえば『ピーターパン』の物語の舞台はここロンドンでしたね。

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それにしても、思ったよりずっと小さくて、ガッカリしました…。昔、ベルギーの首都ブリュッセルで「小便小僧」を見た時のガッカリ感に近いですね。

ハイド・パーク(Hyde Park)

ケンジングトン・ガーデンズの東側に位置する「ハイド・パーク」。

ハイド・パークの魅力は、馬専用のダートコースが走れること。運が良ければ馬と一緒に走ることもできます。

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他にも見どころがたくさん。

公園の東側には「STATUE OF ACHILLES」と題した銅像があります。ギリシア神話の英雄、アキレウス(アキレス)の銅像です。アキレス腱の語源としても有名です。

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この銅像は、イギリス史上最も有名な会戦のひとつ「ワーテルローの戦い」の戦利品としてフランスから持ち帰った、大砲33トン分の銅が使われているとのこと。

ボートハウスのちょうど裏側には、故ダイアナ妃を記念して2004年に建てられたモニュメント、故ダイアナ妃記念の泉(Dianna Memorial Fountain)があります。

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リージェンツ・パーク(The Regent’s Park)

ロンドン北西部にある「リージェンツ・パーク」は外周は4.5km。その広大な敷地にはイングリッシュガーデンやラグビー場、さらには大学や動物園まであります。

最大の魅力は、走っている途中にフタコブラクダに会えることですかね。お隣の「ロンドン動物園」の柵から首を出して、公園の草をむしゃむしゃ食べていました。イギリスの公園にラクダは似合わないな…。

あれ、ライオンもいる!と思ったら、木の彫刻でした。

園内は基本的に歩行者オンリー。「No Skating No Cycling」なので安心して走れます。

リージェンツ・パークの中には「Queen Mary’s Gardens」と呼ばれる円形の公園があります。まさに公園の中の公園。園内にはカフェや野外劇場、ローズガーデンなどがあります。

かなり手入れされているようで、こちらの園芸アートはなかなかのもの。

園内のベンチもプライベート感満載です。

ベンチには寄贈者からのメッセージが刻印されています。「Roger Gulperin」の友人や親族が故人を偲ぶために寄贈したということがわかります。

ローズガーデンにも行ってみましたが、オフシーズンで薔薇の花は見れず。

リージェンツ・パーク一帯は超高級住宅地としても有名です。公園を囲むようにお屋敷が軒を連ねています。ちなみに賃貸だと、パークサイドビューの1LDKで月50万円〜が相場。

リージェンツ・パークの西側にはベイカー・ストリート(Baker Street)と呼ばれる道があります。ベイカーストリート221B番といえば、人気推理小説『シャーロック・ホームズ』で、主人公のホームズと助手のワトソンがが住んでいたところ。

221B番は架空の住所でしたが、ベイカー・ストリートの拡張によって221B番ができると「シャーロック・ホームズ博物館」が誕生。リージェンツ・パークを走ったついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

グリーン・パーク(The Green Park)

ロンドンのバッキンガム宮殿に隣接するグリーン・パークは、湖もお洒落なカフェもなく、あるのは木と芝生のみ。とてもストイックな公園です。

グリーン・パークにはシリアルランナーが集まります。観光客が少なく、アップダウンが激しいので高負荷トレーニングにはうってつけです。実際に走っていたら、20人以上のランナーとすれ違いました。

こちらは、第一次、第二次世界大戦で英軍と共に戦った植民地の人たちを讃える記念碑「The Memorial Gates」。当時イギリス領だったインド、アフリカ、カリブ海では、500万人を超える地元民が何らかの形で戦争に参加したと言われています。

こちらは英空軍の爆撃に関わったパイロットを讃える記念碑「RAF Bomber Command Memorial」。古代ギリシアの神殿のような建物の中に、パイロットの銅像がありました。

グリーン・パーク周辺は、超高級ホテルやデパートが集まるエリアでもあります。あのリッツ・カールトンもグリーン・パークの隣にありました。

セント・ジェームス・パーク(St James’s Park)

ロンドンの「バッキンガム宮殿」と「グリーン・パーク」に隣接するセント・ジェームス・パークは、言わずと知れた野鳥の王国

園内には数多くの野鳥種類が生息しています。種類も多いですね。「セント・ジェームス・パークの野鳥」を見ると、ざっと25種類。

水辺を走っているといろんな野鳥に出会えます。こちらは「Coot」。ツル目クイナ科オオバン属に分類される鳥類の一種で、日本語では「オオバン(大鷭)」というそうです。

なんとペリカンもいました!普通は動物園じゃないといないですよね。意外と凶暴なので、餌やりは禁止されています。

セント・ジェームス・パークは、ロンドンの王立公園の中では規模が小さく、観光客も多いため、あまりランニング向きではなさそうです。バードウォッチングしながらジョギングするのがちょうど良いですね。

園内にはこんな素敵なカフェもあるので、朝ランの後に朝食、というのも良いですね。週末なら、ちょっと遅めの朝らんで、ブランチかな。

ザ・マル(The Mall)

毎年4月に開催される「ロンドンマラソン」では、バッキンガム宮殿をバックにザ・マル(The Mall)と呼ばれる大通りがゴールとなっています。

ここはロンドンのど真ん中にある、トラファルガー広場とバッキンガム宮殿を結ぶ約1キロの大通り。イギリスの国家行事には欠かせない神聖な場所で、皇室のロイヤル・ウェディングや国賓歓迎の儀式に必ず使われます。チャールズ皇太子と故ダイアナ妃のロイヤル・ウェディングやウィリアム王子とケイト・ミドルトンのロイヤル・ウェディングでも使われました。


こちらはトラファルガー・スクウェア。かの有名な「トラファルガーの海戦」の勝利を讃えるために造られた広場です。写真左には、ネルソン提督の銅像が立っています。正面はザ・ナショナル・ギャラリー、世界有数のの美術館です。

トラファルガー広場からは、アドミラルティ・アーチを通って、ザ・マルへ入っていきます。

アドミラルティ・アーチから見たバッキンガム宮殿。直線距離で1キロ弱あるので、ほとんど霞んで見えないですね。

その時、左側から強い視線を感じました。クック提督の銅像が通行者を見下ろしています。

進行方向の左手には、王立公園のひとつであるセント・ジェームズ・パークが広大な敷地を構えています。

歩行者天国ではないのですが、ほとんど車通りがないため、せっかくなのでザ・マルのど真ん中を走って見ます。バッキンガム宮殿がどんどん近づいてきます。おっと、雨が降り始めました。それも小雨ではなく、スコールっぽい雨。

バッキンガム宮殿に到着!

宮殿の正面の様子です。週末とはいえ、天気が悪いので観光客はそんなにいませんでした。

バッキンガム宮殿の隣には、また別の王立公園であるグリーン・パークが広がります。

バッキンガム宮殿のからザ・マルを見た様子。

リージェンツ・カナル(Regent’s Canal)

ロンドンの水路といえばテムズ川。古くから交通の要所であり、タワーブリッジやロンドン塔、国会議事堂(ビッグベン)など、ロンドンを象徴する建物がテムズ川沿いに建てられています。

そんなロンドンに、もうひとつ重要な水路があることを知っていましたか?ロンドン北部を流れるリージェンツ・カナル(Regent’s Canal)です。たまたまGoogleマップで見つけて走ってみたら結構穴場的なランニングコースでした。地元ランナーもたくさん走っていましたよ。

カナルとは、イギリスでは主に細長い運河のことを指します。イギリス全土に川幅が20メートルほどの細い運河が張り巡らされ、18〜19世紀の産業革命の物流を支えてきました。

かつては運河沿いの曳船道(Towpath)を馬が歩いてナローボートを引いていましたが、今はガソリンやディーゼルで動きます。趣味でナローボーロに乗る人もいれば、ボートを住処としている人もいます。

テムズ川に並行して流れている細長い川がリージェンツ・カナルです。よく見ると、ロンドン市内で最大規模の敷地を持つリージェンツ・パークを流れていますね。今回は、カムデン・タウン(地図の2番)からセント・パンクラス駅(地図の3番)までの曳船道を走ってきました。

リージェンツ・カナルに潜入すべく、ロンドン北部のカムデン・タウンへ向かいます。ここはロンドンの原宿(?)とも呼ばれるパンクな街で、駅周辺の建物がとってもユニーク!

それでは、カナルの曳船道へ入ります。

それにしても狭いですね。場所にもよりますが、ここなんかは川幅が10メートルもないんじゃないでしょうか。橋も低いので、かがんで走らないと頭ゴツンします。

カナル沿いにはお洒落なマンションが軒を連ねています。

しばらくリージェンツ・カナルの曳船道を走っていると、ついにナローボートを見つけました。本当に言葉通り、細い(ナロー)ボートですね。幅が2メートルもありません。

さらに進むと、停泊地らしく場所に出ました。ナローボートで暮らしている人は、こういう場所で何日か(あるいは何週間か)過ごしてはまた旅に出るそうです。

と、いきなりアバンギャルドな建造物が目に飛び込んできました。案内板を見ると「GASHOLDER PARK」と書いてあります。よく見ると、かつてのガスタンクを再利用して、ビルを作っているみたいですね。ガスタンクの骨組みだけを残して、中に円柱のビルが建っています。なんだか息が苦しくなりそう…。

こちらは閘門(こうもん)。水位の違う運河で船を上下させるための装置です。イギリスの田舎ではよく見かける風景。

セント・パンクラス周辺は、再開発で大規模な工事が進行中で、一部仮の歩道を走りました。

この辺りはセント・パンクラス駅、キングス・クロス駅、ユーストン駅など、ロンドンの主要なターミナル駅が集まるエリアで、古くから交通の要所として栄えてきました。

リージェンツ・カナルが流れているのも決して偶然ではなさそうですね。ここから西へ行けば、ロンドンの西の玄関口であるパディングトン駅につながっていますし、東へ行けば、テムズ川やロンドン北東部への水路へとつながっています。

こちらはセント・パンクラス駅。早朝にもかかわらず、通勤客でごった返していました。ここからレスターやリーズなどイギリス中東部、パリ・ブリュッセル行きのユーロスターが発着します。

お隣にあるのがキングス・クロス駅。ここからケンブリッジやヨークなどイギリス北東部、スコットランドのエジンバラやグラスゴー行きの列車が発着します。

カナリー・ワーフ(Canary Wharf)

ロンドンの再開発地域「カナリー・ワーフ」。地図で見ると、カナリー・ワーフはロンドンの東側に位置し、盲腸のように突き出たアイル・オブ・ドックス(通称ドックランズ)の上の部分です。中心部へのアクセスもよく、高層マンションが建つと即日完売するほどの人気だとか。東京の豊洲のようなエリアですね。

カナリー・ワーフは、イギリスの首都ロンドン東部にある大規模ウォーターフロント再開発地域で、ロンドン・ドックランズの西インド・ドックを中心とする地域。ロンドン中心部の古くからの金融センターである「シティー」に対抗する様に、イギリスの三大高層ビルが建設されている。(ウィキペディアより)

カナリー・ワーフは高層ビルに囲まれているので日が差し込まず、全体的に暗いです。

こちらは、カナリー・ワーフの中心部にあるジュビリー・パーク

こちらはロイター通信社のビル。電光掲示板にニュースが流れています。

カナリー・ワーフのウォーターフロントにはおしゃれなレストランが軒を連ねています。

ウォーターフロントの広場に出ました。カナリー・ワーフは街全体が新しく、歩道も整備されているのでランニングスポットとしては最高です。

こちらは水上バスのカナリー・ワーフ駅。

金融街のシティ、商業施設が集まるバンクサイド、イギリス政治の中枢部ウェストミンスターはみんなテムズ川の近くにあるので、水上バスで通勤したほうが便利だったりします。カナリー・ワーフからは直通で行けますし、クルージングしながら通勤ってなんだかカッコイイ。

ちょうど水上バスが通り過ぎていきました。

テムズ散歩道(Thames Path)

ロンドン中心部を流れるテムズ川は、地元住民に人気のランニングスポットのひとつ。

テムズ川沿いの歩道は、中心部だけでなくロンドン郊外までずーと「テムズ散歩道」でつながっています。

参照Thames Path(英語)

ここでは、テムズ散歩道の一部、カナリーワーフからロンドン塔までのルートを紹介。

カナリーワーフからテムズ川沿い(北側)を、ロンドン中心部に向かって走ります。

場所によっては川沿いが私有地になっているので、時折、このような道路を走ります。

「Thames Path」の案内に従って走れば迷子になりません。

公園の中を突き進んでいきます。こちらはキング・エドワード(エドワード七世)公園。

途中、カラフルな建物が素敵な住宅街を通り抜けました。なんだかイタリア・ヴェネチアの現在版みたいですね。

橋の下を通ってワッピング・ウッズ公園に入ります。

しばらく走り続けると、ロンドンのシンボル、タワーブリッジが姿を現しました。ゴールまであと少し!

こちらはセント・キャサリンズ・ドックスと呼ばれるヨットハーバー。

ようやくタワーブリッジのところまで戻ってきました!

せっかくなので、タワーブリッジの下を通り、ロンドン塔まで行くことにします。

ロンドン塔の大砲。

ロンドン塔の入口。普段は観光客で激混みしていますが、早朝なのでほとんど人がいません。。

と、こんな感じで延々と走り続けることができます。

ウェストミンスター周辺(Westminster)

もう少しテムズ川沿いのコースを走ってみたいと思います。ここでは、国会議事堂のあるウェストミンスター(Westminster)から更にテムズ川の川上(西)へ進み、MI6本部のあるヴォクソール(Vaxhall)で折り返す周回コースを紹介。

地下鉄ウェストミンスター駅で下車。ここはロンドンで絶大な人気を誇る観光スポットであると同時に、イギリス政治の中枢部でもあります。

地上に出ると、「議会広場」の意味を持つパーラメント・スクウェア(Parliament Square)が広がります。

パーラメント・スクウェアには、世界史に名を残した名だたる政治家の銅像が立っています。こちらは第二次世界大戦時の英国首相でノーベル文学賞も受賞した、ウィンストン・チャーチャル。

他にも、小学校卒で英国首相に上り詰めたロイド・ジョージや、マハトマ・ガンジー、ネルソン・マンデラの銅像もありました。

国会議事堂の向かい側にある建物は、ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)。イギリスのゴシック建築の最高傑作のひとつに数えられています。中を見学したかったのですが、入場までに長い行列があったので諦めました。

国会議事堂の隣には、ビクトリア・タワー・ガーデンズ(Victoria Town Gardens)が広がります。

1周300メートルもない小さな公園ですが、園内にはオーギュスト・ロダン作の立派な彫刻がありました。作品名は『カレーの市民(THE BURGHER OF CALAIS)』。

食べ物のカレーではないですよ、イギリスから最も近いフランスの街、カレー(Calais)です。

オーギュスト・ロダン作の著名な彫刻のひとつで、1888年に完成した。 「カレーの市民」は、百年戦争時の1347年、イギリス海峡におけるフランス側の重要な港カレーが、一年以上にわたってイギリス軍に包囲されていた際(カレー包囲戦)の出来事に基づいて作られている。(ウィキペディア

テムズ川を下っていくと、ヴォクスホール(Vauxhall)という地区に入りました。

こちらはイギリス秘密情報部MI6の本部の建物。アクション映画『007』シリーズが好きな人ならすぐにわかりますよね。

ただし『スカイフォール』ではテロ事件で爆破され、最新の『スペクター』では完全に破壊されてしまったので、ストーリー上では実在しないことになっているのですが。

さすが秘密情報部だけあって、セキュリティがすごいです、見てください、このセキュリティカメラの数!

ヴォクスホールから国会議事堂方面へ戻ります。ここはかつて船のドックがあった「White Hart Dock」。その名残なのか、船の変わったオブジェが展示されていました。

こんなところに「London Fire Brigade Headquarter」の文字が。ロンドン消防本部から、ちょうど消防車が出てき他ので記念に1枚パシャり。

テムズ川沿いの歩道はどこも走りやすいですね。道幅も広いですし、売店やトイレも充実しているし。

ベンチなんかもあるので、疲れたら国会議事堂の勇姿をポカーンと眺めがなら休みを取るのもいいですね。

橋を渡って、再び国会議事堂前に戻ってきました。

バンクサイド(Bank Side)

テムズ川の南側はバンクサイド(Bank Side)と呼ばれ古くから栄えてきました。シェイクスピアの時代にはロンドンの演劇のメッカとして4つの劇場が建てられ、産業革命以降は工業地帯として発展しました。今でもシェイクスピアの作品が上演される「グローブ座」や発電所跡地に建てられた近代美術館「テート・モダン」などが歴史を受け継いでいます。

今回は、ブラックフライアーズ橋からロンドン橋までを走ってきました。

ブラックフライアーズ橋はガランとしています。橋のふもとには変わった建物が建設中。ここ数年、ロンドンにこういう奇抜な建築物が増えてきました。

ブラックフライアーズ橋のすぐ隣にはブラックフライアーズ駅があります。なんと橋の上が駅になっていました。地価が高騰するロンドンならではのアイデアですね。

ブラックフライアーズ駅の下からは、対岸のセント・ポール大聖堂(左)と金融街シティの高層ビル群が見えました。

バンクサイドは歩道が整備されていて、安心してランニングに専念できます。

こちらはロンドンの新名所テート・モダン。近代美術館としては、ニューヨークのMOMAと並ぶ世界的に有名な美術館です。もともと発電所だった建物を壊さずに再利用しているため、外壁はやや古ぼけており、高い煙突も残っています。

ちょうどテート・モダンの前から対岸のセント・ポール大聖堂に向かってかかる橋があります。ミレニアム・ブリッジと呼ばれる橋で、イギリスの2000年記念事業の一環として建設されました。

橋の上からはちょうどセント・ポール大聖堂が真ん中に見えます。

こちらは橋の上から見たテート・モダン。

その隣には、シェイクスピア劇場として知られるグローブ座が鎮座しています。16世紀に建てられたグローブ座はここから200メートルほど西の場所にあったそうですが、当初と同じ建築技法を使い、木造で再現されているそうです。

さらに東へ進むと、細い路地の途中でウィンチェスター宮殿の跡地に差し掛かりました。12世紀にウィンチェスター大司教によって建てられた宮殿は今や廃墟となっていますが、1980年代になるまで発掘されなかったというから驚きです。

さらに進んでいくと、中世のロンドンから大航海時代へタイムスリップです。こちらはゴールデン・ハインドと呼ばれる船のレプリカで、16世紀後半ににフランシス・ドレークと共に世界一周を果たしています。

ロンドン橋に近づくと、イギリス最大規模の食品卸売市場バラ・マーケットに差し掛かります。

ここを訪れたときは、たまたま市場が休みでしたが、営業日は早朝から活気で溢れています。6月3日のテロ事件の現場でもあります。。

英ロンドン中心部のロンドン橋などで3日夜、3人の男がワゴン車を暴走させたうえ刃物で歩行者などを襲撃した事件では、ロンドン市民が椅子やテーブルを男らに投げつけるなどして応戦する場面があった。(引用元

そしてこちらがロンドン橋。あの「ロンドン橋落ちた」の歌でおなじみの橋ですが、よく二階建てのタワーブリッジと混同されます。タワーブリッジに比べると、地味で変哲のないデザインですね。。

大昔から木造の橋があったそうですが、石造りの橋が建てられたのが1176年。それから6世紀もの間、写真のイラストにあるように、橋の上に建物を建てたりと進化を遂げてきたとのこと。

最後にバンクサイドの新しいランドマークとしてロンドン市民に愛されるザ・シャード。310メートル、87階建ての超高ビルは、ひと目見たら忘れらない独特な形をしています。

クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク(Queen Elizabeth Olympic Park)

長い名前ですね、クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク(Queen Elizabeth Olympic Park)。もともと2012年のロンドン五輪の際にメインスタジアムと選手村として使われた後、エリザベス女王2世の即位60年を記念して命名されました。

2017年のロンドン世界陸上のメイン会場でもあります。

歴史の浅い公園なので、園内は何もない芝生の真ん中をただひたすら走ります。

途中、キラリと輝くオブジェを発見。近づいて見ると「RUN」の文字が。

しばらく走り続けると、ロンドン五輪でも使われたロンドン・スタジアムが姿を現しました。2017年のロンドン世界陸上でもメインスタジアムとして使用されました。

ロンドン・スタジアムは、サッカー・プレミアリーグ「ウェストハム・ユナイテッド」の本拠地でもあります。

ロンドン・スタジアムの隣には、ロンドン五輪の開幕式で使われた巨大な鐘が展示してありました。高さ2メートル、重さ23トン、イギリス最大の鐘らしいです。

こちらは、アルセロール・ミッタル・オービット。ジェットコースターにも見えなくないですが、鋼鉄製の展望塔です。

ロンドン・スタジアムに向かって描かれた陸上トラック。こういう遊び心、素敵です。

近くにはカナル(運河)が流れています。

こちらの曲線美が印象的な建物は、ロンドン・アクアティック・センターと呼ばれる水泳競技用の施設です。

ワンポイントアドバイス

以上、ロンドンで旅行や仕事の合間にサクッと走りにいけるおすすめのランニングコース12選を紹介しました!

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