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【シカゴマラソン2025エントリー】申込方法を解説。抽選倍率は低め

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【シカゴマラソン2025エントリー】申込方法を解説。抽選倍率は低め

次の「シカゴマラソン2025」は2025年10月12日(日)に開催されます。エントリー期間は2024年10月22日から11月21日まで。ワールドマラソンメジャーズの大会の中では比較的抽選倍率が低いのが特徴です。

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目次と内容

シカゴマラソンとは?

シカゴマラソン(Chicago Marathon)は、アメリカのイリノイ州のシカゴで開催される世界有数のマラソン大会。世界最高峰のマラソンシリーズ「ワールドマラソンメジャーズ」の一員でもあります。2024年大会では約52,000人が完走しています。

1977年に第1回大会が開催され、記録が出やすいフラットコースとして知られています。2018年にはマラソン男子の日本記録更新、2019年にはブリジッド・コスゲイがマラソン女子の世界記録を16年ぶりに更新。そして2023年にはケルビン・キプタムが2時間0分35秒でマラソン男子の世界記録を更新しています。

次の2025年大会の概要は次のとおり。

開催日2025年10月12日(日)
参加費245米ドル(米国在住者)、255米ドル(米国外在住者)
エントリー期間2024年10月22日〜2024年11月21日(木)14:00
公式サイトエントリーページ

日本から参加する方法

日本在住の市民ランナーがシカゴマラソンの出走権を得る方法は主に以下の3種です。

  1. 抽選枠(ballot)
  2. 基準タイム枠(time qualifier)
  3. 公認マラソンツアー(tour operators)

抽選枠

抽選枠が最もエントリーしやすく、倍率も他もワールドマラソンメジャーズの大会に比べると低いのが特徴。古いデータですが、米『Runner’s World』の記事によると、抽選枠の54,800人中、53%が当選しています。つまり倍率は約2倍。

自分は2017年大会で初めて抽選枠にエントリーして当選しました。

基準タイム枠

男女年代別に大会が設定する基準タイムをクリアしていれば基準タイム枠でもエントリーできます。2023年1月以降に参加したUSATF(全米陸上競技連盟)、IAAF(国際競技連盟)、または同等の機関が認定した大会で基準タイムをクリアしたことを証明できれば、出走権が確定します。

年齢 男子 女子
16 – 34 2:55:00 3:25:00
35 – 39 3:00:00 3:30:00
40 – 44 3:05:00 3:35:00
45 – 49 3:15:00 3:45:00
50 – 54 3:20:00 3:50:00
55 – 59 3:30:00 4:00:00
60 – 64 3:45:00 4:15:00
65 – 69 4:00:00 4:30:00
70 – 74 4:15:00 4:45:00
75 – 79 4:30:00 5:00:00
80 – 4:50:00 5:20:00

世界的なマラソン人気で参加者が増えているのか、2019年から2024年の5年間で基準タイムが10〜15分速くなっています。

公認マラソンツアー

最も確実なのは旅行代理店が企画する公認のマラソンツアーに参加すること。日本の代理店はまだ日本だと近畿ツーリストがロンドンマラソンのツアーを企画しています。航空券や宿泊、現地での移動や食事など至れり尽くせりのサービスですが、相場はひとり50〜100万円になります。

申込方法を詳しく解説

ここからは抽選枠の申込方法について詳しく解説します。

まずはシカゴマラソンの公式サイトにアクセス。「APPLICATION FOR A NON-GUARANTEED ENTRY (DRAWING)」の下の「Apply」ボタンをクリックして申込画面に進みます。

米国在住者とそれ以外で分かれるため、日本在住者は「Drawing Application – Non-U.S.」を選択。参加記念Tシャツのサイズは「NIKE PARTICIPANTS SHIRT」で選びます。

「EMERGENCY CONTACT」は緊急連絡先の名前、電話番号、本人との関係を記入します。万が一の場合に連絡が行くので、英語が話せる人を選びましょう。

「ESTIMATED FINISH TIME」は予想完走タイムを選びます。

シカゴマラソンはオプションも豊富。お金を払うと良質なサービスが受けられて、アメリカらしいです。「Finisher Package – Intl」は追加で114米ドルかかりますが、コース上で撮影された写真やメダルに氏名と完走タイムを刻印できる「iTAB」などが含まれています。

最後にクレジットカード情報を入力してエントリー完了。抽選枠に当選すると出走権が確定し、クレジットカードに課金される仕組みです。さらに追加料金を支払うとエントリー費に保険がかけられ、新型コロナ感染や怪我、飛行機の遅延、悪天候などを理由に出走が中止した場合、エントリー費が全額返金されます。

ちなみに基準タイム枠の申込方法も基本的に同じです。主な違いは、基準を満たしていることを証明するために、対象レースの結果が掲載されているURLもしくは記録証の写しの提出が求められます。

結果は申込から約10営業日以内にメールで結果が届きます。基準タイム枠に承認されなかった場合は、自動的に抽選枠に割り当てられます。

シカゴマラソンの魅力

自分は2017年にシカゴマラソンを走りました。初めてのアメリカのマラソン、そして初めてのワールドマラソンメジャーズ(6大マラソン)でもありました。

ロンドンマラソンやニューヨークシティマラソン、東京マラソンは人気過ぎて抽選枠ではなかなか参加できませんが、シカゴマラソンはワールドマラソンメジャーズの中でも比較的当選しやすいのが魅力です。

また、ちょうど日本の三連休(土・日・月=祝)の中日に開催されるため、土曜日の朝に日本から向かい、日曜日の夜までにシカゴを出発すれば連休内に戻って来ることも可能。自分はそのスケジュールで有給休暇を取らずに済みました。

コースはフラットで走りやすく、しかも沿道での声援が日本とは桁違いに賑やか。初めて走った時は圧倒されるのと同時に、めちゃくちゃ元気をもらいました。ただ中心部ではビル風が強かったり、超高層ビルの日陰で寒かったりと、走りづらい点もありました。

最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。

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