
マラソンブロガーのtomoです。
2023年10月8日(日)に開催される「シカゴマラソン2022」のエントリー方法について解説します。
抽選枠(ballot)のエントリー期間は2022年10月18日〜11月17日。例年の倍率は約2倍とワールドマラソンメジャーズの中では出走のハードルが最も低い大会です。
シカゴマラソン(Chicago Marathon)は、アメリカのイリノイ州のシカゴで開催される世界有数のマラソン大会。世界最高峰のマラソンシリーズ「ワールドマラソンメジャーズ」の一員でもあります。
1977年に第1回大会が開催され、2018年大会では大迫傑さんがマラソン男子の日本記録を更新、2019年大会ではブリジッド・コスゲイがマラソン女子の世界記録を16年ぶりに更新しました。
2020年は新型コロナウィルスの影響により中止となり、2021年は規模を縮小して開催されました。
2023年大会は、2023年10月8日(日)に開催を予定しています。
開催日 | 2023年10月8日(日) |
---|---|
定員 | 非公開。2019年大会は45000人が完走 |
参加費 | 230米ドル(米国在住者)、240米ドル(米国外在住者) |
エントリー期間 | 抽選枠は2021年10月18日(火)〜2021年11月17日(木)14:00、基準タイム枠は2021年10月18日(火)〜2021年11月17日(木)14:00 |
公式サイト | エントリーページ |
日本在住の市民ランナーがシカゴマラソンの出走権を得る方法は主に以下の3種です。
抽選枠が最もエントリーしやすく、倍率も他もワールドマラソンメジャーズの大会に比べると低いのが特徴。
古いデータですが、米『Runner’s World』の記事によると、抽選枠の54,800人中、53%が当選しています。つまり倍率は約2倍。
ちなみに「とも」は2017年大会で初めて抽選枠にエントリーして当選しました。
男女年代別に大会が設定する基準タイムをクリアしていれば基準タイム枠でもエントリーできます。
2021年1月以降に参加したUSATF(全米陸上競技連盟)、IAAF(国際競技連盟)、または同等の機関が認定した大会で基準タイムをクリアしたことを証明できれば、出走権が確定します。
年齢 | 男子 | 女子 |
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16 – 29 | 3:05:00 | 3:35:00 |
30 – 39 | 3:10:00 | 3:40:00 |
40 – 49 | 3:20:00 | 3:50:00 |
50 – 59 | 3:35:00 | 4:20:00 |
60 – 69 | 4:00:00 | 5:00:00 |
70 – 79 | 4:30:00 | 5:55:00 |
80 以上 | 5:25:00 | 6:10:00 |
最も確実なのは旅行代理店が企画する公認のマラソンツアーに参加すること。日本の代理店はまだ日本だと近畿ツーリストがロンドンマラソンのツアーを企画しています。
航空券や宿泊、現地での移動や食事など至れり尽くせりのサービスですが、相場はひとり50〜100万円になります。
日本の市民ランナーがシカゴマラソンを走りたければ、抽選枠に申込んでおいて損はありません。ここからは「シカゴマラソン2023」の抽選枠の申込方法について詳しく解説します。
抽選枠(ballot)の申込の流れは以下のとおりです。日時は全て英国時間(GMT)。
まずはシカゴマラソンの公式サイトにアクセス。「Application for a non-guaranteed entry (drawing)」の下の「Apply」ボタンをクリックして申込画面に進みます。
米国在住者とそれ以外で分かれるため、日本在住者は「Drawing Application – Non-U.S.」を選択。参加記念Tシャツのサイズは「NIKE PARTICIPANTS SHIRT」で選びます。
「EMERGENCY CONTACT」は緊急連絡先の名前、電話番号、本人との関係を記入します。万が一の場合に連絡が行くので、英語が話せる人を選びましょう。
シカゴマラソンはオプションも豊富。お金を払うと良質なサービスが受けられて、アメリカらしいです。
最後にクレジットカード情報を入力してエントリー完了。抽選枠に当選すると出走権が確定し、クレジットカードに課金される仕組みです。
面白いのは、33.60米ドル追加で支払うとエントリー費に保険がかけられ、新型コロナ感染や怪我、飛行機の遅延、悪天候などを理由に出走が中止した場合、エントリー費が全額返金されます。
当選・落選のお知らせは、2022年12月8日にメールで届きます。
参考までに、以下は2017年大会の「当選」をお知らせするメールです。
日本だと10月第2週の週末は三連休になり、土曜日に出発して月曜日(祝日)に帰国することも可能です。
「とも」が2017年にシカゴマラソンに参加した時はその日程で行きました。有給を使わなくて良い反面、現地での自由時間が少ないため、ほとんど観光する時間がありませんでした。
せっかくシカゴまで行くなら、もっと時間に余裕を持ってのんびり美術館や名建築を巡るのがおすすめです。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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