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シカゴマラソン2026のエントリー方法

シカゴマラソン2026のエントリー方法

シカゴマラソン2026は、2026年10月11日(日)に開催され、抽選枠と準エリート枠のエントリー期間は2025年10月21日から11月18日まで。この記事では、日本からエントリーする方法を詳しく解説します。

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シカゴマラソンとは?

シカゴマラソン(Chicago Marathon)は、アメリカのイリノイ州のシカゴで開催されるマラソン大会。「世界7大マラソン」としても知られるワールドマラソンメジャーズ(World Marathon Majors)の一員でもあります。

記録が出やすいフラットコースとして知られており、2018年には大迫傑選手がマラソン男子の日本新記録、2019年にはブリジッド・コスゲイがマラソン女子の世界新記録を16年ぶりに更新。そして2023年にはケルビン・キプタムが2時間0分35秒でマラソン男子の世界新記録を樹立しています。

フルマラソンの部は、スタートとフィニッシュ地点がミシガン湖畔のグラントパーク(Grant Park)に設置され、前半は名建築と超高層ビルが立ち並ぶダウンタウンを、後半は直線の多いシカゴの郊外をます。

次回は2026年10月11日に開催

次の「シカゴマラソン2026」は、2026年10月11日(日)に開催される予定です。主な概要は次のとおり。

  • 参加者は約54,000人
  • エントリー期間は2025年10月21日〜11月18日
  • 参加費は260米ドル(1ドル150円換算で39,000円)
  • 抽選枠で出走権が獲得できる確率は20%程度
  • 準エリート枠やツアー枠なら出走権が確約

最新情報は公式サイト(英語版)を参照。

抽選枠でエントリー

抽選枠(drawing)は、レース当日の年齢が18歳以上(16〜17歳は保護者の承諾が必要)であれば、公式サイトから誰でもエントリーすることができます。ただし抽選の倍率は5倍程度と言われており、当選する確率は高くありません。エントリーの流れは次のとおり。

  • シカゴマラソン大会事務局のアカウントを作成
  • 個人情報や自己ベスト、予想タイムを記入してエントリー
  • 抽選結果は後日、登録したメールアドレスに届く

シカゴマラソンは有料オプションが豊富。例えば「Finisher Package – Intl」を追加で114米ドル支払うと、コース上で撮影された写真が貰えたり、メダルに氏名と完走タイムを刻印できたりします。お金を払うと良質なサービスが受けられて、アメリカらしい発想ですね。

準エリート枠でエントリー

フルマラソンの最速タイムが以下の条件を満たすランナーは、出走権が確約される「Time Qualifier」と呼ばれる準エリート枠でエントリーすることができます。

年齢 男子女子(およびノンバイナリー)
16 – 34 2時間50分未満3時間20分未満
35 – 39 2時間55分未満3時間25分未満
40 – 44 3時間00分未満3時間30分未満
45 – 49 3時間10分未満3時間40分未満
50 – 54 3時間15分未満3時間50分未満
55 – 59 3時間25分未満3時間55分未満
60 – 64 3時間40分未満4時間15分未満
65 – 69 3時間53分未満4時間30分未満
70 – 74 4時間15分未満4時間45分未満
75 – 79 4時間30分未満5時間00分未満
80 – 4時間50分未満5時間20分未満

記録は2024年1月1日以降が対象。USATF(全米陸上競技連盟)、World Athletics(世界陸上競技連盟)またはそれに準じる団体の公認レースの記録証をエントリー時に提出する必要があります。

ツアー枠でエントリー

抽選枠では落選、準エリート枠の条件には満たないけれど、どうしてもシカゴマラソンを走りたいという方には、ツアー枠でエントリーする方法もあります。日本ではアムネットが「シカゴマラソン2025」のマラソンツアーを募集しており、ツアーに申し込むと出走権が確約されます。

ただしツアーの料金は年々高騰しており、2025年は旅行代金が434,000円(1人部屋利用時は609,000円)に、燃油サーチャージなど各種費用が88,000円と参加費100,000円が必要になります。

シカゴマラソンの体験談

最後に私の体験談を紹介します。私は2017年にシカゴマラソンを走りました。当時はワールドマラソンメジャーズの大会の中で参加のハードルが最も低く、抽選倍率は2倍と言われており、初めての抽選枠のエントリーで当選しました。

シカゴマラソンが開催される10月の第2土曜日は、日本では三連休の中日。土曜日に日本を出発して、日曜日にレースを走った後、夜までにシカゴを出発すれば、月曜日(祝日)に日本に帰国できます。私もそのスケジュールで有給休暇を取らずに参加しました。

コースはフラットで走りやすく、初めて走るアメリカのマラソンは沿道の声援が日本とは比べ物にならないほど賑やかで、ただただ圧倒されました。ただし、高層ビルの多い中心部ではビル風が強かったり、日向と日陰の寒暖差が激しかったりしました。詳しいレースレポートは、ページ下の関連記事に載せておきます。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール