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【ボストンマラソン2025エントリー】基準タイムと申込方法を解説

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【ボストンマラソン2025エントリー】基準タイムと申込方法を解説

2025年4月21日(月)に開催される「ボストンマラソン2025」のエントリー方法について解説します。エントリー期間は2024年9月9日〜9月13日。エントリーするには、年代・性別毎に設けられた基準タイム(Qualifying Time)をクリアする必要があります。

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目次と内容

ボストンマラソンとは?

ボストンマラソン(Boston Marathon)は、毎年4月の第3月曜日にアメリカのマサチューセッツ州で開催される世界有数のマラソン大会。世界最高峰のマラソンシリーズ「ワールドマラソンメジャーズ」の一員でもあります。

1897年に第1回大会が開催され、世界最古のマラソン大会としても知られています。次の2025年大会で第129回目を迎え、2025年4月21日に開催を予定しています。

エントリー情報のまとめ

開催日2025年4月21日(月)
参加費250米ドル
エントリー資格基準タイム(Qualifying Time)をクリアしていること
エントリー期間2024年9月9日(月)〜2024年9月13日(金)
公式サイトエントリーページ

基準タイム(Qualifying Time)

ボストンマラソンにエントリーするためには、性別・年代毎に設定された基準タイム(Qualifying Time)をクリアしている必要があります。最新の基準タイムは公式サイトで確認でき、以下のとおりです。

年代男性女性(およびノンバイナリー)
18-343hrs 00min 00sec3hrs 30min 00sec
35-393hrs 05min 00sec3hrs 35min 00sec
40-443hrs 10min 00sec3hrs 40min 00sec
45-493hrs 20min 00sec3hrs 50min 00sec
50-543hrs 25min 00sec3hrs 55min 00sec
55-593hrs 35min 00sec4hrs 05min 00sec
60-643hrs 50min 00sec4hrs 20min 00sec
65-694hrs 05min 00sec4hrs 35min 00sec
70-744hrs 20min 00sec4hrs 50min 00sec
75-794hrs 35min 00sec5hrs 05min 00sec
80+4hrs 50min 00sec5hrs 20min 00sec

基準タイムは需要(参加希望者数)と供給(定員数)により変動します。例えば2020年大会は2013〜2019年よりも5分間速くなりましたが、2025年大会は前年から変更ありません。

以下、基準タイムに関する留意点をまとめておきます。

  • 申告するフルマラソンの完走タイムはネットタイム
  • 2023年9月1日以降に開催されたレースが対象となる
  • 年齢カテゴリはエントリーする大会当日の年齢に該当する
  • 基準タイムを満たしても参加できるとは限らない

基準タイムを満たしても参加できるとは限らない

最後のポイントは結構重要で、基準タイムをクリアしていれば出走権が確約されるわけではありません。年代・性別毎に設けられた定員数よりも応募者が多い場合は、申告タイムの速い順番で出走権が割り当てられます。

上は2012年〜2021年大会のエントリー実績をまとめたデータですが、エントリー数は定員数よりも1〜2割多くなっています。例えば2020年大会は31,500人がエントリして3,161人が足切り、つまり出走権を得られませんでした。その際に、基準タイムよりも4分52秒速いタイムが実質的な足切りラインでした。

2021年大会は定員を絞り、足切りラインが基準タイム・マイナス・7分47秒。逆に2022年大会はエントリー数が少なく、標準タイムをクリアした全員に出走権が与えられました。

対象のフルマラソン

原則、USA Track and Field(全米陸上競技連盟)またはAIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)が認定したフルマラソンが対象となります。認定されていないフルマラソンで基準タイムをクリアしても、エントリー資格はありません。

ただし2023年大会から「USATF、AIMS、またはそれに相当する諸外国の認定レース」に規約が変更されました。

We accept qualifying times from USATF, AIMS, or foreign equivalent certified courses.

AIMS以外のレースでも認定された人もおり、日本陸連公認コースで標準タイムをクリアしていれば、認めてもらえる可能性はあります。日本のAIMS認定レースはこちら

参考までに自分は過去、以下のレースでエントリーして出走権を得ることができました。

  • 「富士山マラソン2021」 3時間4分34秒
  • 「北海道マラソン2022」 3時間5分45秒
  • 「富山マラソン2022」 2時間54分52秒

日本からエントリー方法

基本的にはエントリー期間中に公式サイトからエントリーします。言語は英語のみですが、日本からでもエントリーできます。

エントリー期間

エントリー期間は米国東部標準時間(ET)の2024年9月9日(月)から9月13日(金)まで。先着順ではなく、応募を締め切った後にタイムの速い順に出走権を割り当てていきます。

エントリーの流れ

まずは、ボストンマラソンの公式プラットフォーム「Athlete Village」にてアカウントを作ります。ログインすると、エントリー期間中に「CLICK HERE TO REGISTER」のボタンが表示されるので、そちらをクリックするとエントリー画面に遷移します。

住所や連絡先など個人情報、基準タイムをクリアした大会と完走タイムなどを入力していきます。メジャーな大会だと大会情報が認識されますが、そうでないと記録証の提出を求められます。

ちなみに日本のマラソン大会だと記録証に英語の表記がありませんが、過去3回とも特に問題なく出走権を得ることができました。

エントリーが完了すると「Reference ID Number」が発行されます。登録したメールアドレスにも届くのでしっかり確認しましょう。

結果の連絡

「ボストンマラソン2020」の時は、エントリーしてから2日後に内定のメールが届きました。ただし、新型コロナの影響でバーチャルレースでの開催となりました。

「ボストンマラソン2022」の時は、エントリーしてから2週間ほどで連絡が届きました。ただしこの回はエントリー数が少なく、足切りはゼロでした。

「ボストンマラソン2023」の時は、エントリーしてから3週間ほどでメールが届きました。前年同様、標準タイムをクリアしていれば全員足切りなしでした。

最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。

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