
【エントリー】ニューヨークシティマラソン2020の申込方法まとめ
→毎年11月にアメリカのニューヨークで開催されるニューヨークマラソン(New York City Marathon)は、世界で最も人気の高いマラソン大会。ここでは公式サイトからのエントリー方法を詳しくまとめました。
開催日程 | 2020年11月1日(日) |
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エントリー期間 | 2020年1月30日から2月13日まで |
結果発表 | 2020年2月26日以降 |
参加費 | 358米ドル(米国外居住者) |
エントリーページ | 公式サイト |
ニューヨークシティマラソンとは?
毎年11月にアメリカで開催されるニューヨークシティマラソン(New York City Marathon)。世界最高峰のマラソンシリーズ「ワールド・マラソンメジャーズ」のひとつに数えられ、世界中のランナーが一度は走ってみたいと憧れるマラソン大会です。
2019年は、141カ国から約5万3千人のランナーが完走しました。
僕もその完走者のひとり。大会レポートはこちらの記事に詳しくまとめています。
2020年は、記念すべき50回目の開催となります。
エントリー方法
日本からニューヨークシティマラソンにエントリーする方法は大きく3つあります。
- 公式サイトで一般抽選枠にエントリーする
- 公式サイトでエリート枠にエントリーする
- 旅行会社経由で出走権付きマラソンツアーに参加する
公式サイトは英語のみ対応。英語が苦手な方は、「Google翻訳」など便利な翻訳ツールを試してみるのもアリです。
一般抽選枠
英語では「Drawing」と呼ばれる枠です。基本的に18歳以上であれば誰でもエントリーできますが、抽選に当選しないと出走権がもらえません。
2017年には16,211人の一般抽選枠に対して98,247人がエントリーしました。当選率は16.5%なので、抽選倍率は約6倍の計算になります。
一般抽選枠は居住地によって 3つのカテゴリに分けられ、昨年は16,211人のうち、ニューヨーク市民は 5,145人、米国在住者は 6,748人、海外在住者は4,318人が出走権を獲得しています。一応、抽選倍率はどのカテゴリでもほぼ同じとのこと。
参考までに、以下は2018年の申し込みフローです。
- New York Road Runnerで無料アカウントを作成
- ニューヨークシティマラソンのページで必須項目を記入
- 支払情報(クレジットカード)を記入
まず、New York Road Runnerでアカウント作成します。すでにアカウントを持っている人はサインインすればOK。
アカウントのメールアドレス、パスワード、指名、性別、生年月日などを記入していきます。
登録が完了したら、ホームページで「Apply to run in 2020」をクリックして、エントリーに進みます。
完走タイムなどを入力します。
次に進むには、アンケート(Survey)に回答する必要があります。普段使っているスポーツブランドについての質問など。
エントリーが完了すると、下記の画面が表示されます。この時点でクレジットカードには何も課金されません。
公式サイトの「Registered Events」に行くと、Pending Drawing(抽選待ち)と表示されます。後は結果を待つだけ!
エントリーが完了すると、「NYRR Order Summary」という題名のメールが届きます。
エリート枠
英語では「Time-Qualifying」と呼ばれる枠です。対象レースで基準タイムをクリアし、大会事務局に承認してもらえばニューヨークシティマラソンの出走権が得られます。
ニューヨークシティマラソン2020の基準タイムは、以下のとおり。2019年1月1日から2019年12月31日までの期間に完走したタイムが対象となります。
例えば僕は、2020年に37歳になるので、基準タイムはフルマラソンが2時間55分、ハーフマラソンが1時間23分となります。
男子の基準タイム
年代 | フルマラソン | ハーフマラソン |
---|---|---|
18-34 | 2:53:00 | 1:21:00 |
35-39 | 2:55:00 | 1:23:00 |
40-44 | 2:58:00 | 1:25:00 |
45-49 | 3:05:00 | 1:28:00 |
50-54 | 3:14:00 | 1:32:00 |
55-59 | 3:23:00 | 1:36:00 |
60-64 | 3:34:00 | 1:41:00 |
65-69 | 3:45:00 | 1:46:00 |
70-74 | 4:10:00 | 1:57:00 |
75-79 | 4:30:00 | 2:07:00 |
80+ | 4:55:00 | 2:15:00 |
女子の基準タイム
年代 | フルマラソン | ハーフマラソン |
---|---|---|
18-34 | 3:13:00 | 1:32:00 |
35-39 | 3:15:00 | 1:34:00 |
40-44 | 3:26:00 | 1:37:00 |
45-49 | 3:38:00 | 1:42:00 |
50-54 | 3:51:00 | 1:49:00 |
55-59 | 4:10:00 | 1:54:00 |
60-64 | 4:27:00 | 2:02:00 |
65-69 | 4:50:00 | 2:12:00 |
70-74 | 5:30:00 | 2:27:00 |
75-79 | 6:00:00 | 2:40:00 |
80+ | 6:35:00 | 2:50:00 |
実際にエントリーした結果
ニューヨークシティマラソン2019では、ハーフマラソンの基準タイムをギリギリですがクリアしていたため、エリート枠で出走権を獲得することが出来ました。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
その他のエントリー枠
マラソンツアーは日本から出走権を獲得する最も確実な方法ではありますが、気になるのはそのお値段。
例えば国際興業トラベルの場合、昨年のツアー代金は最安プランで28万5千円。さらにエントリー料金が8万円、空港使用料や燃油サーチャージ料が3万円ほど追加され、トータルで40万円ほどかかる計算になります。食事代や1人部屋追加料金は別途かかります。
他にも、チャリティランナー枠、バーチャルレース枠などがあります。
さいごに
とりあえずエントリーしてみて、当選してから参加を考えるのもあり!