ニューヨークシティマラソン2026のエントリー方法
ニューヨークシティマラソン2026は、2026年11月1日(日)に開催され、抽選枠と準エリート枠のエントリー期間は2026年2月4日から3月4日まで。この記事では、日本からエントリーする方法を詳しく解説します。
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ニューヨークシティマラソンとは?
ニューヨークシティマラソン(New York City Marathon)は、毎年11月にアメリカのニューヨークで開催されるマラソン大会。「世界7大マラソン」としても知られるワールドマラソンメジャーズ(World Marathon Majors)の一員でもあります。
フルマラソンの部のコースは、郊外のスタテンアイランドからスタートし、ブルックリン、クイーンズ、マンハッタン、ブロンクスを経て、最後はセントラルパークでフィニッシュします。
次回は2026年11月1日に開催
次の「ニューヨークシティマラソン2026」は、2026年11月11日(日)に開催される予定です。主な概要は次のとおり。
- 参加者は約54,000人
- エントリー期間は2026年2月4日〜3月4日
- 参加費は315米ドル(1ドル150円換算で47,000円)
- 抽選枠で出走権が獲得できる確率は3%程度
- 準エリート枠やツアー枠なら出走権が確約
最新情報は公式サイト(英語版)を参照。
抽選枠でエントリー
抽選枠(drawing)は、レース当日の年齢が18歳以上であれば、公式サイトから誰でもエントリーすることができます。ただし抽選の倍率は30倍程度と言われており、当選する確率は非常に低いのが現実です。エントリーの流れは次のとおり。
- ニューヨークシティマラソン大会事務局のアカウントを作成
- 個人情報や自己ベスト、予想タイムを記入してエントリー
- 抽選結果は約1ヶ月後に、登録したメールアドレスに届く
準エリート枠でエントリー
フルマラソンの最速タイムが以下の条件を満たすランナーは、出走権が確約される「NYRR Time Qualifier」と呼ばれる準エリート枠でエントリーすることができます。
男子の基準タイム
| 年代 | フルマラソン | ハーフマラソン |
|---|---|---|
| 18-34 | 2時間53分 | 1時間21分 |
| 35-39 | 2時間55分 | 1時間23分 |
| 40-44 | 2時間58分 | 1時間25分 |
| 45-49 | 3時間05分 | 1時間28分 |
| 50-54 | 3時間14分 | 1時間32分 |
| 55-59 | 3時間23分 | 1時間36分 |
| 60-64 | 3時間34分 | 1時間41分 |
| 65-69 | 3時間45分 | 1時間46分 |
| 70-74 | 4時間10分 | 1時間57分 |
| 75-79 | 4時間30分 | 2時間07分 |
| 80+ | 4時間55分 | 2時間15分 |
女子の基準タイム
| 年代 | フルマラソン | ハーフマラソン |
|---|---|---|
| 18-34 | 3時間13分 | 1時間32分 |
| 35-39 | 3時間15分 | 1時間34分 |
| 40-44 | 3時間26分 | 1時間37分 |
| 45-49 | 3時間38分 | 1時間42分 |
| 50-54 | 3時間51分 | 1時間49分 |
| 55-59 | 4時間10分 | 1時間54分 |
| 60-64 | 4時間27分 | 2時間02分 |
| 65-69 | 4時間50分 | 2時間12分 |
| 70-74 | 5時間30分 | 2時間27分 |
| 75-79 | 6時間00分 | 2時間40 |
| 80+ | 6時間35分 | 2時間50分 |
ハーフマラソンは、ニューヨークシティハーフマラソンの記録のみが提出できます。
フルマラソンの記録は2025年1月1日から2025年12月31日が対象。World Athletics(世界陸上競技連盟)やAIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)、USATF(全米陸上競技連盟)またはそれに準じる団体の公認レースの記録証をエントリー時に提出する必要があります。
ツアー枠でエントリー
抽選枠では落選、準エリート枠の条件には満たないけれど、どうしてもニューヨークシティマラソンを走りたいという方には、ツアー枠でエントリーする方法もあります。日本ではパーパスジャパンが「シカゴマラソン2025」のマラソンツアーを募集しており、ツアーに申し込むと出走権が確約されます。
ただしツアーの料金は年々高騰しており、2025年は旅行代金が598,000円(1人部屋利用時は追加で164,000円)に、燃油サーチャージなど各種費用が88,890円と参加費128,800円が必要になります。
ニューヨークシティマラソンの体験談
最後に私の体験談を紹介します。ニューヨークシティマラソンは2019年に参加しました。当時からすでに人気が高く、抽選枠で出走権を獲得するのは現実的ではありませんでした。
一方でフルマラソン自己ベストは3時間すら切れておらず、準エリート枠でのエントリーも対象外。ところがハーフマラソンは「上尾シティハーフマラソン2018」のタイムが参加資格をクリアしていました。当時はニューヨークシティハーフマラソン以外の公認記録も受け付けていたんですよね。
《上尾シティマラソン》のハーフの部を完走🎖️ネットタイムは1時間21分57秒。PBを2分4秒更新
— ともらん! (@tomorunblog) November 18, 2018
序盤から調子が良く、3:50/km前後をキープ。後半も疲れずに時折3:50/kmを切る場面も。ペースダウンしたら前の集団を追いかけ、攻めに攻めた🏃
さすか上尾、レベルが高い😮#埼玉県 #上尾ハーフ pic.twitter.com/886YsgKDUb
ただし記録証は日本語。念のため大会事務局にメールで確認すると、英語でないと記録のチェックができないと返事がきました。まあ、それはそうですよね。
We suggest that the results have an English equivalent as if we cannot find your name then we cannot verify the results.
そこで翻訳会社に依頼して、英文翻訳と翻訳証明書を作成してもらいました。費用は5,700円。依頼して1日後にはメールでPDF版が音届き、2日後にネコポスで原本が届きました。
準エリート枠でエントリーする時には、上尾シティハーフマラソンの情報を記入します。ただしエントリー画面からだと書類が提出できないため、上尾シティマラソンの記録証、記録証の英文訳と翻訳証明書、そしてパスポートのコピーをメールに添付して送りました。
幸い、英文翻訳と翻訳証明書が認められて、無事に出走権を獲得することができました!
肝心のレースの方は、3時間4分台でフィニッシュ。詳しいレースレポートは、ページ下の関連記事に載せておきます。
ニューヨークシティマラソンを無事に完走しました!ガーミンのタイムで3時間4分50秒。サブ3は無理でしたが、なんとかセカンドベストを死守😊
— ともらん! (@tomorunblog) November 3, 2019
沿道の応援が凄くて興奮しました🎉🎊✨めちゃくちゃ楽しかったー😆 pic.twitter.com/XjaD2bp3i1
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