どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

毎年11月にアメリカで開催されるニューヨークシティマラソン(New York City Marathon)。世界最高峰のマラソンシリーズ「ワールド・マラソンメジャーズ」のひとつに数えられ、世界中のランナーが一度は走ってみたいと憧れるマラソン大会です。

2017年大会の参加者は約5万人。そのうち、3万4千人は参加保証型のエントリー枠で応募、残りの1万6千人は当選率16.5%、抽選倍率6倍の「一般抽選エントリー枠」で応募しています。

2018年大会のエントリーは1月15日から2月15日まで応募を受け付けています。

これからエントリーを考えている方のために、ここでは参加保証型のエントリー枠について解説するとともに、一般抽選エントリー枠の応募方法について分かりやすく解説します!

▼もくじ

参加保証型:マラソンツアー枠

ニューヨークシティマラソンの指定旅行代理店が企画するマラソンツアーに参加すれば、出走権が確実に手に入ります。毎年、3月頃から9月頃までツアーの申込を受け付けています。詳しくは、各旅行代理店のホームページをご確認ください。

旅行代理店 ホームページ
国際興行トラベル URL
HIS URL
近畿ツーリスト URL

マラソンツアーは日本から出走権を獲得する最も確実な方法ではありますが、気になるのはそのお値段。

例えば国際興業トラベルの場合、昨年のツアー代金は最安プランで28万5千円。さらにエントリー料金が8万円、空港使用料や燃油サーチャージ料が3万円ほど追加され、トータルで40万円ほどかかる計算になります。食事代や1人部屋追加料金は別途かかります。

参加保証型:チャリティーランナー枠

Team for Kidsと呼ばれるチャリティープログラムに参加し、2018/10/3までに 2,620米ドル(約30万円)の寄付金を集めることができればチャリティー枠の出走権が獲得できます。

参照:Team for Kids(英語)

また、Team for Kids以外のチャリティランナー枠も 2月以降に発表されます。参加条件や寄付金額はチャリティ団体によって異なります。

参照:New York City Marathon Charity

参加保証型:準エリート枠

フルマラソンを3時間で走れる「サブ3」ランナーであれば、Time Qualifier(参加資格タイム通過者)と呼ばれる準エリート枠で出走権が得られるかもしれません。

原則として、昨年のフル・ハーフマラソン自己最高記録が NYCマラソンの参加資格タイム(下記参照)を満たしていれば、誰でも準エリート枠にエントリーすることができます。

ただし、記録の対象となる大会がちょっと微妙。なぜなら準エリート枠の大半が、New York Road Runners のフル・ハーフマラソン大会の記録保持者に確保されているからです。つまり、昨年のニューヨークシティハーフ(3月)、ブルックリン・ハーフ(5月)、ニューヨークシティマラソン(11月)で参加資格タイムを満たしていれば、ほぼ確実に出走権が手に入ります。

New York Road Runners以外の大会だと、わずかな数(a limited number)の出走権を先着順で奪い合うことになります。しかも提出した記録のチェックに2週間ほどかかり、先に枠が埋まってしまえば自動的に一般抽選枠に割り当てられてしまいます。

参考までに2018年大会の参加資格タイムを載せておきます。

参考:NYC Marathon Time Qualifiers(英語)

男子

年代 フルマラソン ハーフマラソン
18-34 2:53:00 1:21:00
35-39 2:55:00 1:23:00
40-44 2:58:00 1:25:00
45-49 3:05:00 1:28:00
50-54 3:14:00 1:32:00
55-60 3:23:00 1:36:00
60-64 3:34:00 1:41:00
65-69 3:45:00 1:46:00
70-74 4:10:00 1:57:00
75-79 4:30:00 2:07:00
80+ 4:55:00 2:15:00

女子

年代 フルマラソン ハーフマラソン
18-34 3:13:00 1:32:00
35-39 3:15:00 1:34:00
40-44 3:26:00 1:37:00
45-49 3:38:00 1:42:00
50-54 3:5100 1:49:00
55-60 4:10:00 1:54:00
60-64 4:27:00 2:02:00
65-69 4:50:00 2:12:00
70-74 5:30:00/td>

2:27:00
75-79 6:00:00 2:40:00
80+ 6:35:00 2:50:00

参加保証型:その他の枠

他にも、確実に出走権が得られる方法がいくつかあります。

  • 2017年大会の出走権を獲得し、その後やむ得ぬ事情で辞退した人
  • ニューヨークシティマラソンを15回以上完走した人
  • New York Road Runnersのに9大会以上参加し、大会ボランティアを1回経験または千ドル寄付した人

日本の場合、これらの条件をクリアできる人はほとんどいないでしょうね。

一般抽選枠

以上、参加保証型のマラソンツアー枠、チャリティランナー枠、準エリート枠、その他の枠について解説しました。いずれも、莫大な参加費用がかかったり、日本からの応募だとハードルが高かったりと、あまり現実感がありません。

ということで、ここから一般抽選枠について解説したいと思います。

エントリー日程

一般抽選枠のエントリーは、2018/1/15から2018/2/15までの1か月間。抽選結果は2018/2/28以降にわかります。

応募資格

18歳以上。

エントリー料金

一般抽選エントリー料金は、米国在住だと255米ドル〜295米ドル、非米国在住だと358米ドル。つまり日本在住の場合は、1ドル110円換算で約4万円もします。エントリー料金は申込時に課金され、キャンセルしても返金はされません。落選すると、エントリー料金は課金はされません。

エントリー料金には、出走権、市内からスタート会場へのシャトル料金、New Balanceの参加Tシャツ、完走メダルなどが含まれています。

抽選倍率

一般抽選枠は、その言葉どおり「抽選」なので、出走権は保証されていません。

2017年には16,211人の一般抽選枠に対して98,247人がエントリーしました。当選率は16.5%なので、抽選倍率は約6倍の計算になります。

一般抽選枠は居住地によって 3つのカテゴリに分けられ、昨年は16,211人のうち、ニューヨーク市民は 5,145人、米国在住者は 6,748人、海外在住者は4,318人が出走権を獲得しています。一応、抽選倍率はどのカテゴリでもほぼ同じとのこと。

参照:一般抽選エントリー(英語)

一般抽選枠の応募方法

New York Road Runnerの公式サイトから応募します。応募にはクレジットカードが必要です。

応募の流れを簡単に説明すると、

  1. New York Road Runnerで無料アカウントを作成
  2. ニューヨークシティマラソンのページで必須項目を記入
  3. 支払情報(クレジットカード)を記入

となっています。

言語は英語のみとなっています。特に迷いやすい所に絞って補足しておきます。

まず、New York Road Runnerでアカウント作る所ですが、必須項目(赤の*)だけ入力すれば大丈夫です。

氏名、性別、生年月日、アカウントのメールアドレスとパスワード。

住所、電話(携帯)番号、緊急連絡先、緊急連絡時の言語(Japaneseが選択可)

次に、申込画面について。アカウントを登録するとメールが届きます。リンクをクリックすると申込画面が開きます。左メニュー「Race and Registeration」をクリックし、「TCS NEW YORK CITY MARATHON」をクリックしましょう。真下にニューヨークハーフマラソン(3月)のバナーがあるのでお間違いなく。

エントリー枠の選択画面が出てくるので、一般抽選枠(Enter Drawing)を選んでいきます。

必須項目を記入し、アンケート(Survey)に答えると、最後に寄付(donation)の金額を選ぶところがあります。デフォルトでは10米ドルですが、その他(Other)を選んで空欄にすると、寄付なしでもエントリーできます。

最後にクレジットカードで支払を済ませます。一歩手間で New York Road Runnerへの会員勧誘がありますので、興味がなければ「No thanks; continue checkout」をクリックしてカード情報を入力します。

エントリーが完了すると、「NYRR Order Summary」という題名のメールが届きます。

あとは2月28日以降の抽選結果を待つのみ!

一般抽選枠の結果(NEW)

日本時間の 3月1日、当選結果がメールで届きました!

ドキドキしながらメールを開くと、真っ先に飛び込んで来たのが「Unfortunately」の文字。あ、こりゃダメだ、と思いました。

Tomo, thanks for entering the drawing for the 2018 TCS New York City Marathon. Unfortunately, your name was not selected for a place in this year’s race. But all is not lost! There are still several ways you can grab a spot in the world’s biggest marathon.

トモさん、ニューヨークシティマラソンの一般抽選に応募いただきありがとうございます。誠に遺憾ながら、今回はご期待にそえない結果となりました。でもまだ可能性はゼロではありません!世界最大のマラソン大会に参加するためのいくつかの方法をご紹介します(拙訳)

アメリカらしいポジティブなメッセージですね!とはいえ参加保証型のエントリーは現実的には厳しい…。

ということで ニューヨークシティマラソン 2018には参加できず、来年またチャレンジします。

さいごに、余談ですが

昨年のニューヨークシティマラソンの当選率は16.5%、抽選倍率は6倍。かなりの競争率です。

2月の東京マラソンはチャリティランナー枠での出走が決まっています。4月のロンドンマラソンは一般抽選枠で応募するものの撃沈。9月のベルリンマラソンは運良く一般抽選枠で当選しました。