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【ベルリンマラソン2025エントリー】世界最速レースの申込方法を解説
ベルリンマラソン2025は、2025年9月21日に開催されます。抽選枠・保証枠のエントリーは2024年10月7日から11月21日まで。ベルリンマラソンの出走権を得る方法や申込方法ついて解説します。
ベルリンマラソンとは?

ベルリンマラソン(Berlin Marathon)は、毎年9月にドイツの首都ベルリンで開催される世界有数のマラソン大会です。世界最高峰のマラソンシリーズ「ワールドマラソンメジャーズ」の一員でもあります。
世界最速のフラットコースとして知られ、マラソン女子では日本の高橋尚子さんが2001年に世界記録を更新。マラソン男子では数年おきに世界記録が塗り替えられ、近年はエリウド・キプチョゲが2018年と2022年に二度更新しています。
次のベルリンマラソンは、2025年9月21日に開催を予定しています。
ベルリンマラソン2025
開催日 | 2025年9月21日(日) |
---|---|
制限時間 | 6時間15分 |
参加費 | 200ユーロ |
エントリー期間 | 2024年10月7日〜2024年11月21日 |
参照 | 公式サイト |
出走権を得るには?
ベルリンマラソンに参加する方法は次のとおり。
- 抽選枠(Lottery)
- 保証枠(Guaranteed)
- マラソンツアー枠(Tour Operator)
- チャリティ枠(Charity)
抽選枠
日本の一般的な市民ランナーがベルリンマラソンを走るには「抽選枠」が最もハードルが低く、18歳以上で6時間15分以内に完走できる見込みであれば誰でもエントリーすることができます。ただし抽選制ですので、当選しないと走れません。
他のワールドマラソンメジャーズの大会に比べると当選倍率は高いようです。自分は過去に二度抽選枠にエントリーした結果、2017年は落選し、翌年の2018年は当選しました。
保証枠
男女年代別に大会が設定する基準タイムをクリアしていれば、出走権が確約される保証枠でエントリできます。ただし、過去2年間に参加したUSATF(全米陸上競技連盟)またはAIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)が認定した大会の記録証が必要です。
日本からでも基準タイム枠にエントリーできますが、市民ランナーにはハードルが高すぎます。さすが世界最速マラソン。
年齢 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
– 44 | 2:45:00 | 3:00:00 |
45–59 | 2:55:00 | 3:20:00 |
60- | 3:25:00 | 4:10:00 |
マラソンツアー枠
日本の旅行代理店は毎年「HIS」がベルリンマラソンの公認ツアーを募集しています。費用は日本からの往復航空券と宿泊費込みで、お一人約70万円。気軽に行けるツアーではないですね。
チャリティ枠
チャリティ(募金)の取り組みを通して出走権をもらうことができますが、パートナー企業・団体に受け入れてもらう必要があり(日本からだとハードルが高い)、金額の相場も40〜50万円とハードルが高めです。
抽選枠の申込方法
ここからはベルリンマラソンの抽選枠の申込方法について簡単に解説します。
公式サイトからエントリー
まずはベルリンマラソンの公式サイトへアクセス。「REGISTER NOW」のボタンをクリックすると申込画面に切り替わります。

ページ下の「EN」をクリックするとドイツ語から英語に変更できます。大会事務局「SCC」のアカウント情報を求められるので、初めての方は登録しましょう。
「Berlin Marathon」を選択し、抽選枠の「Lottery」を選びます。ちなみに保証枠の「Guaranteed」もこちらからエントリーできます。氏名や住所などの個人情報を記入した後、「PAPS Test」と呼ばれる健康に関するアンケートを求められますが、回答しなくても先に進めます。

その後、自己ベストまたは完走目標タイムを記入します。日本の「応援Navi」みたいにレースで走っている場所やタイムを表示するサービスがあるのですが「非表示(private)」にする選択肢も選べます。

オプションサービスをカートに入れていきます。荷物預け入れ(5ユーロ)やTシャツ(40ユーロ)は有料なんですね。最後に支払い手続きを済ませて完了。
申込完了のメールを確認
登録したメールアドレスに送られてきます。必ず確認しましょう。
抽選結果のメールを確認
結果は12月頃に、登録したメールアドレスに送られてきます。
ベルリンマラソンの体験談
自分は2018年にベルリンマラソンを走りました。たまたまエリウド・キプチョゲがマラソン男子世界記録を更新したレースでもあり、ゴール会場は「世界新記録」で沸き立っていました。

コースは確かにフラットで走りやすかったですね。コースの終盤に入ると「カイザー・ヴィルヘルム記念教会」や、メインストリートの「ウンター・デン・リンデン」を通ります。
そして最後は「ブランデンブルグ門」を通過して、ティーアガルテンでフィニッシュ。自分のマラソン人生の中でもトップレベルに感動したレースでした。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
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