
マラソンブロガーのtomoです。
2023年9月24日(日)に開催される「ベルリンマラソン2023」のエントリー方法について解説します。
抽選枠(lottery)のエントリー期間は2022年9月30日〜11月17日です。
ベルリンマラソン(Berlin Marathon)は、毎年9月にドイツの首都ベルリンで開催される世界有数のマラソン大会。世界最高峰のマラソンシリーズ「ワールドマラソンメジャーズ」の一員でもあります。
世界記録が出やすい高速フラットコースとして知られ、2018年大会ではエリウド・キプチョゲがマラソン男子世界新記録を更新、2022年大会にも4年ぶりに世界記録を塗り替えました。
1974年に第1回大会が開催され、2020年大会は新型コロナウィルスの影響により中止、2021年大会より再開しています。
そして次の2023年大会は、2023年9月24日(日)に開催を予定。
開催日 | 2023年9月24日(日) |
---|---|
制限時間 | 6時間15分 |
参加費 | 163ユーロ |
エントリー期間 | 2022年9月29日(水)〜2021年11月17日(木) |
公式サイト | エントリーページ |
日本在住の市民ランナーがベルリンマラソンの出走権を得る方法は主に以下の3種です。
抽選枠が最もエントリーしやすく、倍率もワールドマラソンメジャーズの大会の中では低い方です。
ちなみに僕は、2017年大会は落選、2018年大会は当選しました。
男女年代別に大会が設定する基準タイムをクリアしていれば、出走権が確保されている基準タイム枠でエントリーできます。
エントリーには、過去3年間に参加したUSATF(全米陸上競技連盟)またはAIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)が認定した大会の記録証と、年齢を証明できる公的書類(例:パスポート)が必要です。
日本からでも基準タイム枠にエントリーできますが、市民ランナーにはハードルが高すぎます。さすが世界最速マラソン。
年齢 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
– 44 | 2:45:00 | 3:00:00 |
45 – 59 | 2:55:00 | 3:20:00 |
60 – | 3:25:00 | 4:10:00 |
日本の旅行代理店は毎年「HIS」がベルリンマラソンの公認ツアーを募集しています(2021年大会は中止)。
ここからは「ベルリンマラソン2022」の抽選枠の申込方法について詳しく解説します。
抽選枠(ballot)の申込の流れは以下のとおりです。
まずはベルリンマラソンの公式サイトにアクセス。抽選枠は「Single Runners」から申し込みます。
申込みにはエントリーシステム「SCC EVENTS」のアカウントが必要。ない場合はプロフィールを入力して作成します。
「SCC EVENTS」にログインし、「BMM BERLIN MARATHON」を選択。
種目は「Run」を選択。
ここで抽選枠(lottery)か基準タイム枠(fast runner)が再度選択可能になります。
自己ベストを記入。3時間15分以内の場合は記録証のアップロード、または記録が確認できる公式サイトのURLが必要です。
完走記念Tシャツや公式ジャケットなどオプションが追加できます。エリウド・キプチョゲをはじめ世界トップクラスのマラソン選手が愛用する「モルテンドリンク」も選べました。
最後に申込み内容を確認し、クレジットカード情報を入力して手続き完了。
当選・落選のお知らせは、2023年1月頃にメールで届きます。
参考までに、以下は2018年大会の当選メールです。
申込みの流れは抽選枠とほとんど同じだが、記録証に加えて年齢を証明する公的書類のコピーをアップロードする必要があります。
ドイツの首都ベルリンは、ヨーロッパの中心に位置し、電車で周辺都市にアクセスしやすいのが特徴です。
ベルリン市内も観光する場所がたくさんありますが、周辺都市もおすすめです。
「とも」は、2018年にベルリンマラソンを走りましたが、ベルリン観光の他に、ポツダムを訪れました。
日本だと「ポツダム宣言」の戦争の暗いイメージがありますが、ポツダムという街はドイツ有数のリゾート地で、世界遺産の宮殿などもあります。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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