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ポツダム・サンスーシ公園:世界遺産の宮殿めぐり

ポツダム・サンスーシ公園:世界遺産の宮殿めぐり

ドイツのポツダムにある「サンスーシ公園」を旅ランしてきたので紹介します。

ポツダムは首都ベルリンから電車で30分とアクセスしやすく日帰り観光も可能です。

サンスーシ公園の広大な敷地には数々の宮殿が点在しています。中でも有名なのが、世界遺産にも登録されている「サンスーシ宮殿」です。日本語では「無憂宮」とも呼ばれます。

園内の多くは基本的に徒歩でしか移動できないため、ランニングなら効率良く観光できますよ。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

アクセス

ポツダム(Potsdam)と聞くと、現代史で学ぶ「ポツダム宣言」がパッと思い浮かびます。

ポツダムはドイツの首都ベルリンの近郊にある都市の名前です。

1945年の夏に、ここで英国、米国、ソ連の3カ国の首脳が集まり、第二次世界大戦の戦後処理については話し合う「ポツダム会議」が行われました。

それ以前のポツダムは、美しい庭園を擁する宮殿のある街として知られていました。ドイツ国内ではいわゆるリゾート地のイメージがあったようです。

話が長くなりましたが、今回紹介するのは、ポツダムにあるサンスーシ公園(Sanssouci Park)です。

園内にはサンスーシ宮殿や新宮殿、オランジェリー宮殿など豪華絢爛な宮殿が点在し、世界遺産にも登録されています。

ベルリン中央駅(Berlin Hauptbahnhof)からポツダム中央駅(Potsdam Hauptbahnhof)までの所要時間は約30分。

ポツダム中央駅からサンスーシ公園までの距離は約3km。今回はこの区間も走って往復し、さらにサンスーシ公園もランニングしながら散策しました。

園内は一部区間なら自転車でも通行できますが、徒歩のみのエリアが多いため、広大な敷地を効率的に回りたいなら、ランニングがおすすめです。

サンスーシ宮殿

こちらがサンスーシ公園の東側にある玄関口です。入園料を取られるのかと思ったら、無料でした。

園内に入ってしばらく走り続けると、サンスーシ公園で最も有名「サンスーシ宮殿」が姿を現します。18世紀に造られたロココ様式の建築です。

動画も撮影しました。

サンスーシ宮殿は、正面の庭園が独特な構造をしており、下の写真のように傾斜地が段状になっています。

段上の壁には蔦が生い茂っており、歴史を感じさせます。

階段を上るにつれて宮殿の建物の全体像が見えるようになります。黄色い壁と緑色の屋根のコントラストが素敵ですね。

「SANS SCOUCI」の文字が見えました。フランス語で「憂いなし」を意味し、日本語では「無憂宮」と訳されるそうです。

新宮殿

さて、サンスーシ公園の東側にある「新宮殿」へ向かいます。

公園の中央にある一直線の道をひたすら進んでいきます。2kmもあるので、目的地が霞んで見えます。

ようやく宮殿らしい建物が見えてきました、正面玄関にたどり着くまでに相当時間がかかりました。

「新宮殿」はサンスーシ宮殿よりも規模が大きく、特に建物の装飾や彫刻が凝っていますね。

建物の裏側にまわったら、お城のような建物が他にもありました。

とにかくその大きさに圧倒されっぱなしでした。ぜひ360度のパノラマ動画をご覧ください。

オランジェリー宮殿

新宮殿を後にして、今度は公園の北側にある「オランジェリー宮殿」を見学してきました。サンスーシ宮殿や新宮殿と異なり、イタリア風の建築様式となります。

正面玄関には美しい庭園が広がります。

正面に立っているのはプロセイン王のフリードリッヒ・ヴィルヘルム四世の像です。

風車小屋

サンスーシ公園の北側を散策していると、風車小屋が目に留まりました。豪華絢爛な宮殿ばかり見てきたので、こういう素朴な建物を見るとなんだかホッとします。

風車小屋は木造7階建ての構造をしており、4ユーロ払えば内部を見学できます。こちらは最上階にある風車の「エンジン」とも言える歯車の部分です。

ちょうどお腹が減ったので、風車小屋の隣にあるカフェレストランで昼食を取りました。

ドイツならではのホットドッグなどの軽食がお手頃価格でいただけます。ホットドッグは、パンとソーセージが別々になっていました。

その他、印象に残っているのが、6人乗ると崩れると言われる石橋です。修学旅行の学生とかが絶対に悪さしそう……。

おまけ

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。