
WAVE EMPEROR 3(ウエーブエンペラー 3)は、サブ3〜3.5ランナー向に作られたミズノのマラソンシューズ。軽くてクッション性が高く、堅牢で安定感がある。僕はこれを履いて人生初のサブ3を達成した。実際に履いてみて気づいた点を紹介する。続きを読む
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2019年3月3日に開催された「東京マラソン」を走ってきた。フルマラソンで人生初の「サブ3」を達成。
人生初のサブ3達成を支えてくれたシューズは、ミズノのシリアスランナー向けモデル「ウェーブエンペラー3」。アウターソールのグリップ力が秀逸で、雨が降り注ぐ東京の街中もで安定した走りをサポートしてくれた。
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「東京マラソン」の主な特徴は以下のとおり。
最新の情報は公式サイトを確認しよう。
マラソンの世界最高峰シリーズ「ワールドマラソンメジャーズ」は、東京マラソン、ボストンマラソン、ロンドンマラソン、シカゴマラソン、ベルリンマラソン、ニューヨークシティマラソンの6つの大会によって構成される。
マラソン大会の格付けという意味では世界最高クラスであり、世界のトップ選手が集結するレースでもある。
埼玉県の自宅から参加するため、今回は前泊せずにレース当日に現地入りした。当日のスケジュールは以下のとおり。
朝食は、白米(梅干し&しそわかめ)と「モルテンドリンク」。
京浜東北線、東京上野ライン、埼京線を乗り継いで新宿駅へ。車内は思ったより空いており、余裕で座れた。新宿駅では甲州街道改札を出て、東京都庁方面へ歩いていく。
途中から雨がポツポツ降り始めた。午後から降るって聞いてたのに…。
「東京マラソン」のスタート会場は、新宿の東京都庁前にある。
新宿駅から歩いて15分ほどで会場入口に到着。ナンバーカードとリストバンドをチェックされ、空港でやるような手荷物検査を行う。
液体の入ったペットボトルは持ち込み禁止とのこと。しかたなく、モルテンドリンクの残りをその場で飲み干した。本当はレース30分前に飲むのが良いのに…。
トイレは比較的空いていた。待ち時間は数分程度。
ドリンクは没収されてしまいましたが、公式スポンサーの大塚製薬さんがポカリスエットなどのエイド類を無料で配布していた。
雨が本格的に降り始めたので、橋の下で雨宿り。
荷物預け入れについては、昨晩ちょっとしたトラブルがあった。エキスポ会場でもらった荷物袋しか預けられないのだが、なぜかゴミに捨ててしまった。
明日の #東京マラソン の持ち物リストを確認していたら、手荷物袋が見当たらず。あの袋じゃないと預かってもらえないのに…。
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年3月2日
30分後、マンションのゴミ置き場から救出。ごめん、ただの袋だと思って捨ちゃった\(_ _) pic.twitter.com/rHS5BQ0LBZ
手荷物検査で「SECURITY CHECKED」のシールを貼ってもらう。
生ゴミの臭いが気になるが、大会専用の荷物袋にスッポリ収まった。
荷物袋は、指定された番号が書かれたトラックに直接載せる。
「東京マラソン」の勝負は、スタートラインに入ってから始まる。スタートブロックは7時45分から入場できるが、1時間以上も待機するのは大変なので、僕は8時15分に入った。Bブロック最前列から5mほどの場所に陣取る。
結局、雨の中1時間弱も立ち続けました。寒いので身体が震える。この1時間でいかに体力を消耗しないかが重要。
#東京マラソン2019 Bブロックで待機中。☔☔☔ pic.twitter.com/j9KFm09V9Z
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年3月2日
「東京マラソン2019」のコースの特徴は以下のとおり。
最新のコースマップは以下の公式サイトで確認しよう。
最初の5kmは4:10/kmを切るペースで巡航。フルマラソン自己ベストが3時間5分のランナーにしてはオーバーペース気味だが、下り坂なのであえてブレーキをかけずに走り続けた。
1km地点。新宿駅近く。
5km地点。市ヶ谷のお堀近くを走行。
6km地点。飯田橋駅を通過。
その後も調子が良く、しばらくサブ3ペーサーの後を追いかけて様子をみることにした。10km地点を過ぎても息が乱れず、4:10/kmを切るペースを維持。
「あれ、これはもしかしてサブ3行けるかも?」と思うが、前半に飛ばし過ぎて後半失速するパターンは何度も経験しているので慎重に走り進める。
10km地点。日本橋界隈。
15km地点。浅草雷門を通過。
16kmを過ぎてから江東区に入る。高低差はわずかだがアップダウンが多い。ペーサーの方は上り下りを加味してペースを調整してくれるので有難い。
17km地点。駒形橋。
20km折り返し地点。富岡八幡宮近くを走行。
そして21km(ハーフ)地点を通過。
タイムはグロスでギリギリ1時間30分を切っていた。ネットだと1時間29分前後。「もしかしたらサブ3狙えるかも!」と期待が膨らむ。
ハーフ地点を通過しても息は乱れておらず、4:10/kmを切っているにも関わらず、まだまだ余力がある。
どこでサブ3ペーサーを追い抜くか考えた。東京マラソンくらいの大会だと、サブ3を狙うランナーは大勢いる。当然、皆さんペーサーの後に張り付いていくので、そこだけ混雑する。給水ポイントでコップを取るのも一苦労だ。
混雑を避けるためにも、どこかで追い抜いたほうが良い。やるなら30kmを過ぎたあたりだろうか。でも、今日は調子が良いので今から勝負に出るべきではないか。
しばらく考えて出した結論は「今から勝負に出る」だった。
22km地点でサブ3ペーサーを追い抜く。ペーサーの方には、ここまで引っ張っていただいて本当に感謝している。
26km地点。銀座。このあたりから脚に疲れを感じ始めた。
28km地点を2時間以内に通過。フルマラソンの2/3の距離なので「このまま頑張ればサブ3行ける!」と自分を励ましながら走り続けた。
30km地点で沿道から「ともさーん!」の声が聞こえてきた。ストラバ友達が声援を送ってくださった。残り12km、やる気が湧いてきた。
しかし30km以降は疲労がどんどん溜まっていく。雨が強くなり、体感温度もグッと下がってきた。とにかくサブ3ペースの4:15/kmを死守すべく、腕振りを意識して走り続けた。
36km地点。品川駅近くの折り返し地点。
40km地点。ラスト2kmは手脚の感覚がマヒしていた。ラスト1kmはペースダウンしてしまったが、なんとか3時間以内に乾燥することができた。
ゴール前の直線コースの様子。
人生初のサブ3達成ということで、指を三本立てて記念撮影。
「東京マラソン2019」の完走タイムは、ネットで2時間58分46、グロスで2時間59分22秒だった。
今回は中間地点までサブ3ペースで巡航し、22kmからペースアップして攻めの走りが出来たのがよかった。また、30km以降も苦しみながら最後まで諦めずに粘りに粘った。
1月に「勝田全国マラソン2019」で3時間5分の自己ベストを更新してから1ヶ月ちょっと。そこから6分以上も自己ベストを更新できるとは夢にも思わなかった。
#東京マラソン2019 で念願のサブ3達成!やったー🎉
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年3月3日
ハーフ地点まではサブ3ペーサーに張り付き、その後追い抜いて勝負に出た。30km以降は腕降りを意識して苦しみに耐え、ラスト2kmは気合いで
参加された皆様お疲れ様でした。応援頂いた方、大会関係者の皆様有難うございました! pic.twitter.com/FoGoNgAsl3
ゴールの後も試合は続く。というのも、ゴール会場から荷物置き場がある有楽町まで、20分近くも歩いたからだ。
フルマラソンを走った後に、ずぶ濡れの格好で雨の中を歩くのは苦行以外何ものでもない。僕も含め、周りのランナーの方たちは寒さで震えていた。
東京マラソン2019の完走メダル。
この他、スポーツタオル、バナナ、サンドイッチ(ランチパック)、ポカリスエット、水をいただいた。
人生初のサブ3達成を支えてくれたシューズは、ミズノのシリアスランナー向けモデル「ウェーブエンペラー3」。アウターソールのグリップ力が秀逸で、雨が降り注ぐ東京の街中もで安定した走りをサポートしてくれた。
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WAVE EMPEROR 3(ウエーブエンペラー 3)は、サブ3〜3.5ランナー向に作られたミズノのマラソンシューズ。軽くてクッション性が高く、堅牢で安定感がある。僕はこれを履いて人生初のサブ3を達成した。実際に履いてみて気づいた点を紹介する。続きを読む
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2018年2月25日に開催された「東京マラソン」を走ってきた。フルマラソンで自己ベストを更新することができた。続きを読む
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
マラソンブロガーの「とも」が個人運営するウェブメディア。2016年の開設以来「読めば走りたくなるマラソンブログ」をコンセプトに、ランニング関連情報を発信している。
マラソンをライフワークにしているアラフォー男性。埼玉県に在住し、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
マラソンブロガーの活動を通して得られた実体験をもとに、徹底レビュー、徹底解説、レース攻略、旅ランニング、練習日誌の5つのテーマで執筆している。
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