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【META:Time:Trials 2024レポート】DNSから返り咲く 5000m 17:03
2024年6月23日に東京都調布市で「META:Time:Trials」の関東地区予選会が開催されました。2年ぶりにトラック5000mのレースに参加し、自己ベストを43秒も短縮することができました。レースの様子を詳しく紹介します。
目次と内容
META:Time:Trialsとは?
META:Time:Trials(メタタイムトライアル)は、Asicsが開催する5000mレースのイベントです。2022年4月にスペインのマラガが開催され、トップアスリート73人を招待し、29の自己ベストと4つのナショナルレコードが生まれました。
その後、2022年6月〜9月に一般ランナーを対象とした「META:Time:Trials JAPAN Series 2022」が開催。そして、2024年6月〜8月に2回目の「META:Time:Trials JAPAN Series 2024」が進行中です。
以下の4つの予選会を通過すると、2024年8月4日に開催される決勝大会に進出できます。
- 2024年6月16日 北海道地区予選会
- 2024年6月23日 関東地区予選会
- 2024年6月30日 九州地区予選会
- 2024年7月7日 関西地区予選会
自分は2022年の関東地区予選会で初めてトラック5000mを走り、17分47秒で完走しました。今回も同じように関東地区予選会にエントリーしました。
気分が乗らず、DNSする予定が…
ところがレースの当日、低気圧の影響なのか朝から気分が優れず、午前中はずっと自宅で横になっていました。午後になっても気分が乗らず、無理して走るのは良くないと思い、DNS(Do Not Start)することに。
しかし出発予定時間から30分ほど過ぎた後に「やっぱり走ろう」と思いました。5分でランニングウェアに着替え、荷物をまとめて自宅を飛び出します。最寄りの北浦和駅からJR京浜東北線に乗り、南浦和駅でJR武蔵野線に乗り換えて府中本町駅を目指します。
ただし重大な問題が発覚しました。自分は16時25分スタートの11組なのですが、スタート30分前までに、会場のある「AGFフィールド」で受付しないといけません。府中本町駅で乗り換えたら受付に間に合いません。走って直行すると5km以上もあるので、もっと間に合わない…。
苦肉の策として、北府中駅で降りてタクシーで向かうことにしました。Googleマップによると15時50分に到着して、受付締切の15時55分にギリギリ間に合いそうです!
ところが駅のタクシー乗り場にはタクシーがいません…。どうする?埼玉在住なのでタクシーアプリで「GOする」余裕もなく、10分ほど待ち、流しのタクシーに乗ったのが15時45分。幸い甲州街道は信号待ちが少なくスムーズに進みましたが、タクシーを降りた時には17時55分を過ぎていました。
会場は調布市のAGFフィールド
悪いことは重なるもので、タクシーを降りてから陸上競技場の入口まで遠回りしてしまいました。それでもなんとか16時ちょうどに受付デスクに到着。
受付の方に「11組なんですが、もう遅いでしょうか…?」と尋ねると、笑顔で「大丈夫ですよ」と言っていただけました。
息をつく暇もなく陸上競技場のスタンドに上がり、レースの準備に取り掛かります。トラックではちょうど自分の前の10組のランナーが走っていました。
スタート10分前に召集がかかり、一人ずつ名前を呼ばれてからスタートラインに向かいます。11組は29名のランナーが参加し、目標タイムは16分45秒〜17分00秒となっています。
レース攻略
トラックの5000mレースを走るのは今回が2回目。初回は2年前の「META:Time:Trials JAPAN Series 2022」で完走タイムは17分47秒。今回は無謀にも17分切りを目指し、目標タイムを16分55秒で申請しました。
11組にはペーサーが3名付き、自分は17分00秒ペーサーに張り付くことにしました。平均ペースは3:25/kmです。さすがに30人弱もいると1周目は混雑しますが、2周目以降はのびのびと走れました。
2000mまでは余裕でしたね。2000〜3000mは調子が乗ってきたのか「ペーサーを追い抜いちゃおうかな」とすら思いましたが、ここで無理すると後半にバテるのは目に見えています。
その後もペーサーの後ろに張り付いていましたが、3000mを過ぎると呼吸が苦しくなり、ペーサーとの距離が1m…、2m…、3m…と徐々に開いていきます。
4000mを過ぎると「あと1kmか」と気持ちが楽になりましたが、10mほど開いたペーサーとの距離を縮める余力はありません。ラスト100mは全力で疾走して17分03秒7で完走しました。
目標の17分切りは叶わずでしたが、2年前の記録を43秒も短縮できたので良しとします。今回はスタート前にゴタゴタしましたが、おかげで緊張せずにレースに挑めたのかもしれません。
ゴールの後で
走り終えるとスタンドに戻り、すぐに帰りの支度をします。時間があれば12組以降のレースを応援したかったのですが、夕方から別の予定があるため、クールダウンジョグを兼ねて北府中駅まで走って戻りました。
本日の戦利品はこちら。スポーツドリンクは自分がお気に入りの「アミノバリュー4000」。完走賞として「ボディメンテ ゼリー」も貰えます。またAsicsの「メタスピードパリ」の購入者には専用のシューズバッグが配布されていました。
会場では紙の記録証も発行してもらえます。コロナ禍以来、Web記録証が主流となったため、紙でプリントしてくれるのは有り難いですね。
ランニングアイテム紹介
最後に、今回のレースで使用したランニングアイテムを紹介します。
まずシューズはAsicsの「メタスピードエッジパリ」を着用しました。2022年大会は「メタスピード」の着用が必須でしたが、今回は特に指定されていませんでした。とはいえ、本イベントは「メタスピードパリ」のプロモーションを兼ねているので、3月に自費で購入したシューズを履きました。
トップスはAsicsの「アクティブリーズ半袖シャツ」、ボトムスは2XUの「レースコンプショーツ」、ソックスはTabioの「レーシングラン ナノグリップ」を使用しました。
なお余談ですが、荷物は通勤ランで愛用しているThe North Faceの「ワンマイル12」を使用。おかげで帰り道に、会場から北府中駅まで5kmほどを快適に走れました。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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紹介したランニングアイテムの詳細はこちら。