【2XU レースコンプショート】疲れにくいランニング用ハーフタイツ
今回紹介するのは2XU(ツータイムズユー)の人気ランニングタイツ「ライトスピードMCSラン レースコンプショート」です。コンプレッション機能が秀逸で長距離走での疲労が軽減されます。収納ポケットも秀逸で、鍵やスマホをスマートに携帯できます。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
- 2XUとは?
- 主な特徴
- サイズ感
- 独自のMCSコンプレッション
- 収納ポケットが秀逸
- 圧力がかなり強い
- でも動きの妨げにならない
- 意外とモッコリしない
- 結局2枚重ねで走ることに
- 収納力は素晴らしいけれど
- 総合評価:普通に満足
2XUとは?
2XU(ツータイムズユー)は、2005年にオーストラリアのメルボルンで誕生したスポーツウェアのブランド。特にコンプレッションウェアの技術力に定評があり、ランニング界隈ではコンプレッションタイツが有名です。
2XUは前から気になっていましたが、我が家では「ランニングタイツ禁止令」なるものがあり、要するに「股間モッコリの状態でランニングしてはいけません」と妻からタイツの着用を禁止されています。
そんなわけで手を出せずにいましたが、先日の「軽井沢ハーフマラソン2024」でお会いしたA氏が2XUのタイツを履いているのを見て、やっぱり買おうと思いました。
今回は購入したランニングタイツは「ライトスピードMCSラン レースコンプショート」というモデルです(製品番号:MA7235B)。ついでに2024年新作の半袖シャツ「ライトスピード テックシャツ」も買っちゃいました。
主な特徴
2XUの「ライトスピードMCSラン レースコンプショート」はランニングに適したコンプレッションタイツです。名前が長いので以降は「レースコンプショート」と略称します。主な特徴は次のとおり。
- 「ランコンプレッションショート」のロゴアップデート版
- 独自のMCSコンプレッションによるサポート機能
- 腰後ろ部分に3つの収納ポケットを配置
- 定価11,000円
公式サイトによると「レースコンプショート」は従来の人気モデル「ランコンプレッションショート」と同じ仕様。違いは「ランコンプレッションショート」のロゴが右大腿部全面に大きく「X」とプリントあるのに対して「レースコンプショート」は左大腿部前面下部に控えめに「2XU」とプリントしてあるぐらい。
こちらが今回購入した「レースコンプショート」の前面の様子。ハーフタイツ仕様で長さは膝上まであります。ちなみに「2XU」のロゴは反射材なので、夜道でライトに照らされると反射します。
背面の様子。3つの収納ポケットは腰後ろ部分に集約されています。後ほど詳しく紹介します。
ウエスト周りの内側にはドーローコードが付いており、ウエストサイズをアジャストできます。
サイズ感
今回初めて2XUを購入したのでサイズ選びは迷いました。公式サイトのサイズガイドには次の注意書きがあります。
2XUの商品はインターナショナルサイズで作られておりますので、通常ご使用の日本サイズのワンサイズ下を目安に下記の表よりサイズをお選びください。
ちなみにサイズガイドはパッケージの裏側にもありました。左側が身長、右側が体重です。自分は身長が170cm、体重が60kgですので、ギリギリですが「XSサイズ」寄りの「Sサイズ」に収まります。
実際に履いてみると、ちょうど良いサイズ感でした。ただしコンプレッションの圧力がかなり強いので、小さめのサイズだと窮屈に感じると思います。サイズ選びで迷ったら、大きい方を選んでおくのが無難かもしれません。
独自のMCSコンプレッション
「レースコンプショート」は、ただのランニングタイツではありません。MCSコンプレッションと呼ばれる、2XU独自のサポート機能を持っています。MCSとは、Muscle Containment Stamping(マッスル・コンテインメント・スタンピング)の略。
「レースコンプショート」を裏返すと構造が良くわかります。こちらは大腿部の前側ですが、筋肉の主要なグループを解剖学的にマッピングして、必要な場所に的確な圧力を加えて包み込みます。筋肉(muscle)を封じ込める(containment)スタンピング(stamping)が加工されているので「MCS」なんですね。
収納ポケットが秀逸
「レースコンプショート」は収納システムも魅力的です。腰後ろ部分に3つの収納ポケットを配置し、ランニングに必要な荷物がコンパクトに収まります。
左から、ジッパーポケット(小)、スマホポケット(中)、ジェルポケット(小)です。それぞれに自宅の鍵、iPhone 15 Pro(6.1インチ)、アミノショットジェルを入れています。
スマホポケットは右片方だけ出し入れ口があり、上の写真のようにスマホを斜めにして出し入れします。有線でイヤホンを繋げたい人のための「穴」まであります。よく考えられていますね。
圧力がかなり強い
実際に履いてみると、コンプレッションの圧力がかなり強く感じます。太ももがキュッと締め上げられる感じ。日常生活だと窮屈に感じますが、これがランニングだと筋肉の振動や疲労、損傷を軽減する効果が期待できます。
特に長距離だとそれを実感します。30km走で使ってみましたが太もも疲労感が全くありません。逆にコンプレッションでカバーされない膝下(主に、ふくらはぎとアキレス腱)の疲労が強調されましたが。
でも動きの妨げにならない
圧力は強いものの、縦の力に対しては柔軟に伸び縮みしてくれます。「レースコンプショート」を着脱する時は結構スムーズですし、足腰を大きく動かす時も動きの妨げになりません。
意外とモッコリしない
男性の場合、タイツを履いた時に気になるのが股間のモッコリ感。でも「レースコンプショート」は目立つようにモッコリせずに、なだらかな丘のようなフォルムを描きます。
これならギリギリ許容範囲かも?と思いますが、これを履いて街中を走るのは勇気が要ります。そもそも我が家は「ランニングタイツ禁止令」があり、妻に言わせると「レースコンプショート」もアウト判定でした。
結局2枚重ねで走ることに
というわけで「レースコンプショート」の上からMizunoの「マルチポケットパンツ」を履いて走りました。これでも走れなくはないですが、足腰の動きがやや鈍くなりそうです。これだとタイツの性能を生かしきれないのでは。また、重ね着すると真夏は暑いでしょうね…。
収納力は素晴らしいけれど
「レースコンプショート」の収納力は文句なしに素晴らしいですね。自分がランニングで持ち運ぶ必要最低限の荷物が自宅の鍵とスマホなんですが、これがちゃんと収納できます。ランニング時のスマホの安定感も申し分なし。また鍵はジッパー付きなので落とす心配もありません。
ただ、水分補給用のボトルの収納スペースがないのは残念ですね。基本的に自分は1時間半以上走る時に給水ボトルを持って行きますし、夏場だと30分以上のランニングでも携帯します。
自宅の鍵、スマホ、給水ボトルが全て収納できれば完璧なんですけどね。Mizunoの「マルチポケットパンツ」だとそれが叶うのですが。あるいはウエストポーチを着用するとか。
一方で、エイドステーションのあるレースならアリかなと思いました。給水ボトルを持ち運ぶ必要はないですからね。あと、周りはタイツ着用率が多いので、タイツを履いて走る恥ずかしさも軽減されます!
これで「千歳JAL国際マラソン2024」を走ってきます! pic.twitter.com/s9yewrKh8B
— tomo. (@tomorunblog) June 1, 2024
後日レースコンプショート」着用して、「千歳JAL国際マラソン2024」をサブ3で完走しました!
総合評価:普通に満足
2XUの「ライトスピードMCSラン レースコンプショート」を購入して普通に満足しています。コンプレッション機能が秀逸で長距離走での疲労が軽減されます。収納ポケットも秀逸で、鍵やスマホをスマートに携帯できます。
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