【レビュー】The North Face バーブライト ランニングパンツ:通勤ランにおすすめ
The North Faceのロングパンツ「バーブライト ランニングパンツ(Verb Light Running Pants)」を購入したのでレビューします。見た目はビジネスカジュアルなパンツ。ウエストポケットにはスマホやエナジージェル、自宅の鍵やランニングボトルがまるっと収納でき、トレランや長距離走で重宝しそう。特に通勤ランとの相性は抜群ですね。

ノースフェイスのランニングパンツ
The North Face(ノースフェイス)は世界的アウトドアのブランド。ランニングに特化したラインアップも充実しており、自分は長年、ノースフェイスのシャツやパンツ、通勤リュックなどを愛用しています。
特にパンツは収納力に優れたものが多く、ウエスト周りに360度メッシュポケットを搭載した「エンデュリス トレイルショーツ」や「ハイブリッド インフィニティ トレイルパンツ」がお気に入りです。スマホや貴重品に加えて、500mlのペットボトル(あるいはランニングボトル)が収納できるのがポイント高いんですよね。

今回は同じく360度メッシュポケット付きのロングパンツ「バーブライト ランニングパンツ(Verb Light Running Pants)」を新たに購入しました。
バーブライトランニングパンツの特徴
それでは早速「バーブライト ランニングパンツ」を詳しく見ていきましょう。主な特徴は次のとおり。
- 生地にリサイクル高ストレッチ素材を採用
- スマートでフォーマルなシルエット
- ウエスト周りに5つのポケットを搭載
- 背面にアウター収納用のベルトを配置
- サイドポケットが2つ
- 定価は14,520円

前面から見た様子。ウエスト周りにはメッシュ素材のポケットを搭載し、トレランや長距離走での使用にも耐えられる収納力を有します。腰から下はスマートでフォーマルなデザインで、職場にも履いていっても違和感のないレベル。左膝上にはリフレクター材のロゴを配置しています。

背面から見た様子。後ろ側にもウエスト周りにメッシュ素材のポケットを搭載。その後ろ側にはアウターシェルなどを折りたたんで収納できるベルトが付いています。

左右には大きくて深さのあるサイドポケットを配置。ウエスト周りのポケットを合わせるとトータルで7つもポケットがあります。

裾の部分はランニングパンツっぽくない仕上がりで、スマートな印象を与えます。

ウエストベルトは内側・外側のどちらにでも出せるタイプ。個人的には荷物をウエストポケットに出し入れする際に干渉しないよう、内側するのがおすすめ。でも選べるのは良いですよね。
サイズとフィット感
「バーブライト ランニングパンツ」のサイズは男女共にS・M・L・XLの4段階から選べます。
メンズ
S | M | L | XL | |
---|---|---|---|---|
ウエスト | 64cm | 67cm | 70cm | 73cm |
股下 | 69cm | 72cm | 75cm | 78cm |
太もも囲 | 54cm | 57cm | 59cm | 61cm |
レディース
S | M | L | XL | |
---|---|---|---|---|
ウエスト | 61cm | 64cm | 67cm | 70cm |
股下 | 65cm | 68cm | 71cm | 74cm |
太もも囲 | 50cm | 53cm | 55cm | 57cm |
自分は身長170cm、体重60kg、細身の体型ですが、今回は「Mサイズ」を選びました。ウエスト周りはややタイトな印象ですが、ウエストポケットに荷物を入れて時は少しキツめの方が安定します。太ももから下もスリムフィットな感じですが、生地の伸縮性が高いため窮屈に感じることはありません。
ファーストインプレッション
ここからは実際に「バーブライト ランニングパンツ」をランニングで使ってみて、気づいた点を忖度無しでコメントしていきます。
動きやすい
生地がやや厚くて硬めなので、最初に足を入れた時は「これで本当に走れるのかな…」と不安でしたが、実際に走ってみると生地が伸び縮みして、足が詰まるような感じはありません。
レースやスピード練習向きではない
とはいえ、レースやスピード練習など動きの激しいシーンで使うかと言うと、ちょっと厳しいかもしれません。普通にジョギングする分にはまったく問題ありませんが、さすがにハイペースだと足の可動域が少しばかり狭まる気がします。レースやスピード練習で使うなら「ハイブリッド インフィニティ トレイルパンツ」の方が快適です。
収納力がヤバい

この後、詳しく紹介しますが、7つのポケットの収納力は素晴らしいですね。ランニングでは主にウエストポケットを使用しますが、サイドポケットも中身がちょうど太ももの前側に来てランニング中でも安定します。写真は左ポケットに文庫本を入れた状態ですが、違和感なく走れました。
ヤバすぎる収納ポケット
ここからは「バーブライト ランニングパンツ」のウエストポケットの収納力を詳しく見ていきたいと思います。
フロントポケット

まずフロントには真ん中に中サイズのポケットが1つ、その左右に小ポケットが2つあります。中ポケットは6インチのスマホ(iPhone 15)がぴったり収まるサイズ。ランニング中でも飛び出す心配はありません。

小ポケットはエナジージェルが1〜2袋余裕で入ります。鍵などの小物類を入れても飛び跳ねず、使い勝手が非常に良いですね。
バックポケット

バックポケットは大ポケットが左右に2つ。ベルトで隠れていますが、真ん中に間仕切りがあります。

サイズ的には500mlボトルを収納するにはちょっと小さいですかね…。「ハイブリッド インフィニティ トレイルパンツ」の方は真ん中の大ポケットに余裕で収納できましたが。

まあでも、ちょっと無理すれば収納できないことはありません。

実際に「バーブライト ランニングパンツ」履いて、大ポケットに500mlボトルを入れた状態。ギリギリ許容範囲という感じです。ソフトフラスクなら違和感なく収納できると思うので、いろいろ工夫しながら最適解を見つけていきます。300mlぐらいのボトルを2つ使うのもアリですね(大ポケットが2つあるので)。
職場にも履いていける
「バーブライト ランニングパンツ」の真価は、ランニングパンツとして優れているだけでなく、職場にも履いていけるスマートなシルエットを有していること。個人的にはこれが購入の決め手でした。
自分の職場はドレスコードが比較的自由なので、普通のランニングパンツで出勤しても何も言われません。しかし社会人の常識として「さすがにランニングウェアで出勤するのはマズイだろう…」という感覚を持っているため、職場では襟付きシャツとビジネスカジュアルのパンツを着用しています。

「バーブライト ランニングパンツ」はウエスト周りだけ見るとガチなトレランパンツですが、腰から下はスマートで職場に履いていっても違和感ありません。Onのオールブラックのシューズなどと合わせれば、仕事が終わってから着替えずにこのまま走り始められます。
そういう意味では通勤ランと非常に相性の良いロングパンツだと思います。
評価まとめ
以上、The North Faceの「バーブライト ランニングパンツ」をレビューしました。良い点、気になる点のまとめは次のとおり。
良い点
- 見た目はスマートカジュアルなのに快適に走れる
- ウエストポケットの収納力が素晴らしい
- サイドポケットも安定感が高い
気になる点
- あくまでもジョギング用。レースやスピード練習向けではない
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