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【レビュー】エンドレスランショーツ 6inch:モッコリしないラングタイツの進化版
スマホ・給水ボトル・小物類をウエストポーチなしで持ち運べるランニングパンツが欲しくてPatagoniaの「エンドレスランショーツ6inch」を購入。正確にはタイツなんですが、男性の股間のモッコリ感をカモフラージュする工夫が施されています。
- Patagoniaのランニングウェア
- エンドレスランショーツの主な特徴
- サイズとフィット感
- タイツなのに股間がモッコリしない
- ウエストポーチ要らずの収納力股間
- ランニング時に荷物が邪魔にならない
- 評価まとめ
Patagoniaのランニングウェア

Patagonia(パタゴニア)は世界的に有名なアウトドアブランドですが、ランニングウェアを作っていることはあまり知られていません。主にトレラン用ではありますが、自分は2017年頃からPatagoniaのランニングウェアを愛用しています。
中でも高く評価しているのがパンツ類。速乾性や伸縮性が高く、収納力も抜群。耐久性も非常に高いため、他のブランドに比べると多少割高ですが、長く使えるので価格以上の満足度が得られます。
今回購入したのは「エンドレスランショーツ6inch(Endless Run Shorts)」というランニング用のハーフタイツ。以前「エンドレスランショーツ」の2020年モデルをモッコリしないタイツと当ブログで紹介しましたが、最新モデルは収納力が大幅に進化して使いやすくなっています。
エンドレスランショーツの主な特徴
それでは早速「エンドレスランショーツ6inch」を見ていきましょう。主な特徴は次のとおり。
- 速乾性・伸縮性に優れ、防臭加工済みの生地を採用
- 前面には通気性に優れたフロントパネルを配置
- 外側に配置されたドローコードでフットを調整可能
- 背面にメッシュポケットを配置
- 両脇に縦長のサイドポケットを配置
- 定価は13,200円
ちなみにメンズとレディースではタイツの構造が異なるのでご注意ください。以下で紹介するのはメンズモデルの方です。

前面から見たの様子。ハーフタイツをベースに、前面をフロントパネル生地で覆っています。ランニングタイツを履くと「股間がモコッリして恥ずかしい…」と感じる男性は多いと思いますが、フロントパネルがあるおかげでモッコリ感がカモフラージュできます。

背面から見たの様子。腰の部分にはスマホやエナジージェルなどを収納できるメッシュポケットを配置。それから左右の太ももに沿う形で縦長のサイドポケットを2つ配置しています。収納力について後ほど紹介します。

ドローコードは外側に付いています。タイツなので基本的にピタリとした履き心地ですが、ポケットに重い荷物を入れて走る場合はドローコードを結いて固定すると安定感が増します。

ベースはタイツなので、履き心地はタイツそのもの。コンプレッションタイツのような締めつけられる感じはなく、肌にピタッと張り付くような着心地です。生地はハイキュ・ミント防臭加工済み。
サイズとフィット感
「エンドレスランショーツ6inch」のサイズ展開は次のとおり。メンズとレディースのいずれのサイズも股下のサイズは一律15cm(約6インチ)となります。
メンズ
XS | S | M | L | XL | |
---|---|---|---|---|---|
ウエスト | 30 | 33 | 37 | 41 | 44 |
股上 | 23 | 23 | 25 | 27 | 28 |
股下 | 15 | 15 | 15 | 15 | 15 |
レディース
XXS | XS | S | M | L | XL | |
---|---|---|---|---|---|---|
ウエスト | 27 | 30 | 32 | 35 | 39 | 44 |
股上 | 18 | 18 | 20 | 21 | 23 | 25 |
股下 | 15 | 15 | 15 | 15 | 15 | 15 |
フィット感

自分は身長170cm、体重60kg、痩せ型の体型ですが、今回はメンズのSサイズを選びました。2020年モデルの「エンドレスランショーツ」はSサイズでピッチピチでしたが、最新作の「エンドレスランショーツ6inch」はワンサイズ大きくなった?と思うほど、全体的にゆとりを感じます。
タイツなのに股間がモッコリしない

自分は長年、ランニングタイツを履くことを避けてきました。理由は、股間がモッコリするのが恥ずかしいから。しかし近年、世界トップのマラソン選手がタイツを履いているのを見て、自分も履いてみたくなりました。
いきなりタイツデビューするのは勇気がいりますが、タイツの上にハーフパンツを重ね着すればモッコリ感はカモフラージュできます。でもそれだと動きにくくなりますし、洗濯物も増えてしまいます。

「エンドレスランショーツ6inch」は前面にフロントパネルを配置し、二層のレイヤーを作ることでモッコリ感をカモフラージュしてくれます。タイツデビューするには最適な1着です。
ウエストポーチ要らずの収納力
「エンドレスランショーツ6inch」の本当の魅力は収納力にあります。背面のメッシュポケットと両側のサイドポケットの収納力はウエストポーチの収納力に匹敵します。それぞれ詳しく見ていきましょう。
メッシュポケット

背面のメッシュポケットはスマホがスッポリ収まるサイズ。上の写真は6.1インチの「iPhone 15」を並べています。

スッポリ収まるものの、ポケットの開口部の真ん中が固定されているため、出し入れするのが結構難しいです。逆に言えば、一度収納してしまえばランニング時に飛び出す心配はありません。スマホを頻繁に出し入れするならサイドポケットを使ったほうが良いですね。
サイドポケット
2020年モデルの「エンドレスランショーツ」にもサイドポケットがありましたが、最新モデルの「エンドレスランショーツ6inch」のサイドポケットは背面寄りになり、さらに高さが増しました。

こちらはSalomonの500mlのソフトフラスク。ポケットの方がソフトフラスクよりも大きいことが見てわかります。

実際にポケットに入れた状態がこちら。スッポリ収まるので、ランニング時に飛び出す心配はありません。

給水ボトルの他にも防水シェルを入れてみました。

かなりかさばりますが、ポケットの部分は伸縮性が高く、こちらもスッポリ収納できました。
ランニング時に荷物が邪魔にならない
サイドポケットが背面寄りになったことで、中身がちょうどお尻の部分に配置されます。太ももの横よりもお尻の後ろのほうが走りやすいと感じます。ただ例外として、ハードフラスクのような固くて長いものを入れると、お尻の動きに干渉してしまうので注意が必要です。給水ボトルを入れるならソフトフラスクがおすすめ。

スマホは固いものですが、長さはないので特に違和感は感じませんでした。ポケットの高さが確保できているのでランニング時に飛び出す心配はありませんし、中で揺れることもありません。安定感は非常に高いと思います。
評価まとめ
Patagoniaの「エンドレスランショーツ6inch」の良い点、気になる点をまとめると次のとおり。
良い点
- タイツなのに男性の股間部がモッコリしない
- 収納力が抜群。500mlボトルも収納可能
気になる点
- 価格(13,200円)はそれなりにする
自分がランニングパンツ(タイツ)に求めるのは、履き心地の良さに加えて、スマホ・給水ボトル・小物類をウエストポーチなしで持ち運べること。
その点「エンドレスランショーツ6inch」は条件を全てクリアしており、今後自分の定番タイツとして活躍してくれそうです。同じ収納力を持っているのはMizunoの「マルチポケットパンツ」とThe North Faceの「Enduris Trail Shorts」ぐらいですね。
他にタイツだとAsicsと2XUのハーフタイツを所有しています。これらは股間がモッコリしますが、マラソン大会でしか使わないので自分的にはセーフ。参加者のタイツ着用率が高いので目立たないんですよね。でも、これを履いて街中を走る勇気はまだありません。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
購入ガイド

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Patagonia エンドレス・ラン・ショーツ 6インチ
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