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【パーテックス ライトジャケット レビュー】重さ100gの防水シェル
今回紹介するのは「パーテックス シールドエア アドバンスド ライトジャケット」という超軽量の防水ジャケット。重さ100gなのに、防水性・浸透性・通気性をバランスが良く兼ね備え、コンパクトに収納できる優れものです。
目次と内容
- パーテックス(PERTEX)とは?
- ライトジャケットの特徴
- サイズとフィット感
- 高透湿かつ高通気の防水仕様
- ただし完全防水ではない
- 空気を羽織るような着心地
- 重さ100gの防水シェル
- これ1枚あれば旅先でも安心
- 総合評価:普通に満足
パーテックス(PERTEX)とは?
パーテックス(PERTEX)は、アウトドアウェアの表地などに使われている防水素材。防水素材といえば「ゴアテックス(GORE-TEX)」が有名ですが、パーテックスは防水性に加えて高透湿と高通気をバランスよく兼ね備えています。
日本でTHE NORTH FACEなどを展開するGOLDWIN社は「パーテックス シールドエア」という生地を開発し、プロダクト作りに生かしています。いずれでも防水性能を持ちながら、快適な着心地を実現しているのが特徴です。
ライトジャケットの特徴
今回購入したのは「パーテックス シールドエア アドバンスド ライトジャケット(Pertex Shieldair Advanced Light Jacket)」という防水シェル。名前が長すぎるので、以降「ライトジャケット」と省略します。
こちらのプロダクトは、世界トップクラスのトレイルランナーであるDylan Bowman(ディラン・ボウマン)とGoldwin社が共同開発したものです。主な特徴は次のとおり。
- 3層構造の防水透湿素材を採用
- スムーズに開閉できる止水ファスナー
- 型崩れしないフード付き
- 重さは104g(サイズ3)
- 定価は41,800円
まずは前面の様子。購入時には白い収納袋が付属してきます。シェルは全体的に細身の作り。裾や袖口、フード口は伸縮性があり、ピタリとフィットすることで雨風の侵入を防ぎます。止水加工のファスナーはスムーズに開閉できます。
背面の様子。バックパックの上から羽織れるように背中のタックは小さめ。肩タック部分はシームシーリング加工はなく、フルシームの防水仕様になっていない点に注意が必要です。
サイズとフィット感
「ライトジャケット」は男女共通のユニセックス仕様。サイズ展開は次のとおり。
サイズ | 着丈 | 胸囲 | 裄丈 | 裾囲 | 袖口幅 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 67cm | 107cm | 83cm | 86cm | 9cm |
1 | 69cm | 111cm | 85cm | 90cm | 10cm |
2 | 71cm | 115cm | 88cm | 94cm | 10cm |
3 | 73cm | 119cm | 90cm | 98cm | 11cm |
4 | 75cm | 123cm | 93cm | 102cm | 11cm |
5 | 77cm | 127cm | 95cm | 106cm | 12cm |
自分は身長170cm、体重60kg、痩せ型の体型ですが、今回は「サイズ2」を選びました。実際に着用してみると、裾や腕の長さに余裕があり、窮屈さを感じませんでした。
高透湿かつ高通気の防水仕様
「ライトジャケット」は防水性能を持ちながら、高透湿かつ高通気をバランス良く兼ね備えているのが特徴です。実際に雨の中を1時間以上走ってみましたが、雨水を弾きつつも内側はそこまで蒸れずに快適でした。
フードも秀逸で、サイズ調整はできませんが、頭部を包み込んで守ってくれます。額の部分にはツバの代わりとなる芯が入っているため、型崩れもしません。ただし、走っていると顔面に雨水が当たるので、キャップを併用するのがベストです。
ただし完全防水ではない
防水仕様ではありますが、外側の濡れた感覚は内側にも伝わってきます。軽量性を重視しているため、生地が非常に薄いので仕方ありませんが、レインウェアのように内側がドライでサラサラという感じではありません。走っていると汗もかきますからね。肩タック部分はシームシーリング加工はないため、長時間雨にさらされると雨水が染み込んできます。
空気を羽織るような着心地
「ライトジャケット」はスリムフィットでありながら窮屈ではなく、まるで空気を羽織るような着心地が特徴です。もちろん、ランニング時の腕振りもスムーズ。
上の写真は10Lバックパックを背負った上から「ライトジャケット」を羽織っていますが、荷物が嵩張らなければギリギリOKな感じ。
上の写真は「ライトジャケット」の上から10Lバックパックを背負った様子。背中のタックが小さめなので、こちらも快適ですね。
コンパクトで持ち運びに便利
「ライトジャケット」の重さは約100g。サイズ2は実測値で105gでした(収納袋を含む)。生地が薄くて嵩張らないため、くるくる丸めてコンパクトに収納できるのが良いですね。
ランニング中に途中で雨が止んだり、暑くなってきたりしても、サッと脱いでコンパクトに折りたためば片手で持つことも可能。
もちろん、ポケットに収納することも可能。容量の大きくない、普通のランニングパンツのサイドポケットにも収まります。
これ1枚あれば旅先でも安心
「ライトジャケット」は防風ジャケットとしても使えます。先日、北海道千歳市へマラソン遠征に出かけたのですが、地元埼玉では半袖1枚でも暑いくらい、でも千歳市は日が差していないと肌寒い…。そこで、たまたま雨ラン用に持って行った「ライトジャケット」が役に立ちました。
こういうアウトドアウェアは派手目な色が好まれますが、落ち着いたカラーを選ぶと、ちょっと羽織れるジャケットとしても出番が増えると思います。
とにかくコンパクトなので、旅行や出張、マラソン遠征で遠出する時はとりあえず「ライトジャケット」をスーツケースやリュックの中に入れておきます。
総合評価:普通に満足
Goldwinの「パーテックス シールドエア アドバンスド ライトジャケット」を購入して普通に満足しています。重さ100gなのに、防水性・浸透性・通気性をバランスが良く兼ね備え、コンパクトに収納できる優れもの。これで完全防水だったら完璧なんですけどね。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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