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【レビュー】ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット:冬ランの定番
これぞ冬用ランニングジャケットの完成系!と心の底から思えるジャケットに出会いました。これ1枚持っておけば、寒い冬でも外に一歩踏みだすハードルがグッと下がります。
購入した理由
The North Faceの「サーマルバーサグリッド(Thermal Versa Grid)」というフリース生地が好きで購入しました。
防寒ウェアの裏地(=バーサ)に使われていて、格子模様(=グリッド)のマイクロ起毛が暖かさ(=サーマル)をキープする性能を持ち、冬のランニングウェアの定番となっています。
2024年12月の現時点で、フーディー、クルーシャツ、ビーニー、ヘッドバンドに「サーマルバーサグリッド」が使われています。今回紹介するのは、新たにラインアップに加わったジャケットです。
主な特徴
The North Faceの「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」は防風性・保温力・通気性を追求したランニング用ジャケットです。主な特徴は次のとおりです。
- 前面・肩周りはグリッドフリースとシェルの二層構造
- 背面下部はグリッドフリースのみ
- 背面上部はレーザーホールのベンチレーション
- ウォッチウィンドウ・サムホール付き
- 左右にジッパー式サイドポケットを配置
- 定価は20,900円
前面の様子。ハイネックタイプのフルジップ仕様で首周りをしっかり守ります。左胸には反射材のロゴを配置。風を受けやすい前面と肩周りは、グリッドフリースの上にパーテックスカンタムエコのシェルで覆うことで防風性を高めています。
背面の様子。右肩には反射材ロゴを配置。熱がこもりやすい上部はレーザーホールのベンチレーションを設けた生地のみで通気性を高めています。下部はグリッドフリースのみ。
左右の袖はウォッチウィンドウ付き。ランニングウォッチのディスプレイを外に出せすことで、腕まくりをせずにデータを確認できます。
また親指に固定するサムホールが付いています。手の甲が温められるだけでなく、手袋の上から装着すると保温力が倍増します。
サイズとフィット感
「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」のサイズ展開は次のとおり。男女共通のユニセックス仕様ですが、女性向けサイズ(WS/WM/WL)も選べます。
着丈 | 身幅 | 裄丈 | 裾幅 | 袖口幅 | |
---|---|---|---|---|---|
WS | 60 | 49 | 75 | 43 | 9 |
WM | 62 | 51 | 78 | 45 | 9 |
WL | 64 | 53 | 80 | 47 | 10 |
S | 69 | 53 | 82 | 45 | 9 |
M | 71 | 56 | 85 | 47 | 10 |
L | 73 | 58 | 88 | 49 | 10 |
XL | 75 | 60 | 91 | 51 | 11 |
自分は身長170cm、体重60kg、痩せ型の体型ですが、今回は「Sサイズ」を選びました。
実際に着用してみた感じは、全体的にゆったりしています。自分は通常真冬でも下に腹巻しか着用しませんが、長袖シャツを1枚下に着ても窮屈に感じないレベルです。
ファーストインプレッション
ここからは実際に「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」をランニングで使用した感想をまとめます。
これ1枚で暖かい
背面上部以外に配置されたグリッドフリース(サーマルバーサグリッド)は凹凸があり、空気の層を作ることで保温力を高めています。肌触りも良く、直に着用すると暖かくて快適。
寒い日に一歩外とに踏み出すハードルをグッと下げてくれますし、走り出しても前面のシェルが冷たい風から身を守ってくれます。
動きやすい
ベースは伸縮性に優れたグリッドフリースなのでランニング時の動きの妨げになりません。腕振りもストレスフリーで、インターバル走やペース走もでます。これを着て16kmペース走(3:55/km)を走りましたが非常に快適でした。
蒸れにくい
「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」は背面上部が透けるほど薄く、ベンチレーションを設けています。冬でも走り続けていると汗をかきますが、おかげで蒸れにくくて汗冷えしません。
手元も暖かい
ウォッチウィンドウ付きなので腕まくりが不要なのと、手袋の上からサムホールを被せると、手元に冷たい風が入り込む余地がありません。寒い冬はこの組み合わせが最強です。
腕まくりがしやすい
逆に暑く感じたら、腕まくりをして温度調整することも可能。袖口が細いゴムになっているので、締め付けずにしっかり固定できるのが良いですね。
冬用ランニングジャケットの完成系
もともと「ハイブリッド サーマルバーサグリッド フーディー」を使っていましたが、フーディーが邪魔だな…と感じていました。自分は基本的にフーディーを使わないんですよね。
そして「サーマルバーサグリッド クルー」という長袖シャツも持っていますが、こちらはラウンドネックタイプで前面はグリッドフリースのみ。ミッドレイヤーとしては優秀なんですが、これ1枚で真冬のランニングは寒すぎる。
今回購入した「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」は、自分が冬用ランニングジャケットに求める条件を全て満たしてくれました。完成系といっても過言ではありません。
通勤ランでも出番が多い
「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」はジャンパーとして羽織っても様になります。普段使いはもちろん、職場に着ていっても違和感ありません。
自分は平日に週2回帰宅時にランニングしていますが、出社時はシャツの上に羽織って出社。仕事が終わると駅のトイレでシャツを脱ぎ、「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」を着て走って帰宅します。
グリッドフリースは毛玉になる
グリッドフリースは長期間使い続けていると毛玉になり、上の写真は2シーズン(冬2回)で週に3〜4回使った後の状態。まだまだ使い続けられますが、保温力や快適性はやや落ちる印象。2年に1回は買い替えるのが良さそうです。
雨に強く、ベタつかない
冬の雨って寒いし濡れるし、最悪ですよね…。「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」の前面パネルは撥水性に優れているので、雨がそれほど強くない時は防水シェルなしでもOK。
ためしに激しい雨の中を1時間走ってみました。さすがに生地自体は濡れてきますが、内側のグリッドフリースがいい感じに水気をブロックしてくれて、肌にベタついたり、冷たさを感じることはありません。下手に防水ウェアを着て動きにくくなるより、冬の雨はこれ1枚で挑む方がマシだと思います。
評価まとめ
The North Faceの「ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」は、防風性・保温力・通気性を極めたランニング用ジャケットです。これ1枚持っておくと冬のランニングが快適になります。
良い点
- グリッドフリースが暖かい
- 前面のシェルが冷たい風を通さない
- 通気性が高く蒸れにくい
気になる点
- グリッドフリースは毛玉になる
同じサーマルバーサグリッドを使ったビーニーもおすすめです。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
購入ガイド
この記事で紹介した「The North Face ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
The North Face ハイブリッド サーマルバーサグリッド ジャケット
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