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【ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット】レビュー:1着3役の防寒ウェア
今回紹介するのは「ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット」というPatagoniaの防寒ジャケット。真冬のランニングジャケットとして非の打ち所がない上に、部屋着として、さらには上着としても非常に優秀な1着です。
目次と内容
主な特徴
Patagoniaの「ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット(Nano Air Hybrid Jacket)」は、防風シェルとニットフリースを組み合わせたジャケットです。主な特徴は次のとおり。
- 保温性に優れた「40グラム・フルレンジ・インサレーション」を前面に配置
- 通気性の高い「R1エア ニットフリース」を背面・両脇に使用
- ジッパー式サイドを両サイドに配置
- フードの有無が選べる
- 定価は33,000円
まずは前面の構造から。シェルと裏地にはリサイクル・ポリエステル100%素材の「シャドー・リップストップ」を使用。透湿性に優れ、適度に水滴を弾いてくれます。シェルと裏地の間には「40グラム・フルレンジ・インサレーション」を配置し、保温力を高めています。前方から冷たい風が吹きつけても、小雨にさらされても、上半身をしっかり守ってくれます。

次に背面の構造。上部と下部で異なる素材を使用し、下部にはリサイクル・ポリエステル100%の「R1エア ニットフリース」を配置。ジグザグ構造が空気の層を作り、暖かさと通気性の良さを両立しています。両脇と腕の後ろ側にも「R1エア ニットフリース」が使われており、ランニング時に熱を効果的に逃がしてくれます。

左右にはハンドウォーマーとしても使えるジッパー式ポケットを配置。外から目立たず、着用の際もかさばらず、ポケットを使用しない時は動きの邪魔になりません。

なお、フードの有無が選べます。有りは「フーディー」、無しは「ジャケット」となります。
- ナノエア ライト ハイブリッド フーディー:フード有り
- ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット:フード無し
サイズ感
今回はフード無しタイプの「ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット」を購入しました。サイズ展開は次のとおりです。
(cm) | メンズ | レディース | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
XS | S | M | L | XL | XS | S | M | L | |
身幅 | 47 | 50 | 53 | 58 | 62 | 43 | 46 | 48 | 52 |
後着丈 | 69 | 72 | 74 | 77 | 79 | 67 | 67 | 70 | 72 |
裄丈 | 85 | 88 | 90 | 93 | 95 | 79 | 82 | 84 | 87 |
自分身長170cm、体重60kgのヒョロっとした体型ですが、Patagoniaのジャケットは「XS」か「S」でいつも悩みます。今回は「S」を選びましたが、直に着用する場合はゆとりあるサイズ感でした。

袖の長さもあと数cm短くても良いかも?と思いましたが、伸縮性のある袖口のおかげでそこまでストレスには感じません。

一方で、下に長袖シャツを着て「ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット」を上着として使う場合はジャストサイズという感じ。主な用途によって適正なサイズを選ぶのが良さそうです。
1着3役で使える

定価33,000円は防寒シェルにしては超高価格帯ですが、マルチユースできることを考えると、かなりコスパが良いのではと思います。自分の場合、以下の3つの用途を想定しています。
冬の部屋着
屋内で着る部屋着として。保温力に優れており、暖房をつけなくても暖かく過ごせます。「R1エア ニットフリース」は通気性に優れているため風が吹きつけると寒さを感じますが、屋内ではその心配はありません。
冬の上着
ダウンジャケットのようにかさばらず、重ね着をしても上半身の動きが妨げられません。冬の通勤電車でも暑苦しく感じないのが良いですね。
冬のランニングジャケット
前面は雨風を防ぎつつ身体を温め、背面は熱を効果的に外を逃し、真冬のランニングでも快適に長時間走り続けられます。
ニットフリースが超絶快適

「R1エア ニットフリース」は、ジグザグ構造の溝を配置したニット生地です。ふんわりした肌触りが快適で、溝の部分が保温力と通気性を高めています。自分は、同じ生地を使った「R1エア ジップネック」を部屋着として愛用しています。
サイドポケットのこだわり

左右に配置されたジッパー式ポケットは目立たないジッパーガレージ付き。しかも内側は芯のような構造体で補強しており、荷物を入れた際にポケットがダランと伸びるのを防いでくれます。
絶妙な袖口設計

個人的に感動したのは袖口の部分。緩すぎず、締め付けすぎず、伸縮具合が絶妙です。ウォッチウィンドウは付いていませんが、適度な隙間があるのでディスプレイの出し入れがしやすいですし、腕まくりも簡単。
通勤ランで大活躍

通勤ランでも重宝しています。アウトドアウェアとはいえ、シュッとしたシルエットでシックなデザインなので、職場に着て行っても違和感ありません。仕事が終わると着替えずにそのままで帰宅ランへ。ランニングバッグを着用してもかさばりがなく、快適に走り続けることができます。
総合評価:非常に満足
Patagoniaの「ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット」を購入して非常に満足しています。真冬のランニングジャケットとして非の打ち所がない上に、部屋着として、さらには上着としても非常に優秀な1着です。ニットフリースの耐久性は気になるところですが、1着3役のマルチユースを考えれば定価33,000円は納得の価格だと思います。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
購入ガイド

この記事で紹介した「Patagonia ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。
Patagonia ナノエア ライト ハイブリッド ジャケット
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