
パタゴニアの軽量テクニカルフリース。通気性が良すぎて冬のランニングだと寒い。ただし部屋着としての性能はピカイチ。
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パタゴニアの「R1 エア ジップネック」の主な特徴は以下のとおり。
今回はメンズSサイズの「Palo Green」をパタゴニアの公式サイトで購入した。
購入の決め手は、通気性を極限にまで高めたテクニカルフリースであること。
一般的にフリースは空気を通さないほうが保温性が高まる。しかしあえて空気を通す素材を使うことで、汗をかいても熱や湿気がこもらず、快適な着心地をキープする。
風を通すので防風性能はないに等しい。冬の風の強い日にこれ1枚でランニングすると、凍死するんじゃないかと思うほど冷える。
それでは「R1 エア ジップネック」を詳しく見ていこう。
生地は、リサイクル・ポリエステル100%素材。全体的にモコモコしているので、見るからに暖かそうだ。伸縮性に優れて肌触りも良い。
ジップネック付きなので、首元まで暖かい。暑くなったらジッパーを開いて空気を取り込むこともできる。
袖口と裾の部分にはソフトな素材を配置して、フィット感を高めている。
もう少し生地を詳しく見ていこう。全体的に、モコモコした「山」の部分と、メッシュ素材の「谷」の部分が交互になっている。さらに「山」の部分はジグザグ構造で編まれているのが特徴だ。
「谷」の部分には空気の層ができるので、重さを加えることなく、保温性を高めている。しかしランニングのような激しい運動時には「谷」の部分を風が突き抜ける。
安静時には保温性を高め、運動時には通気性を高める。うまく考えられている。
左胸にはジッパー付きポケットが付いている。スマートフォンを入れるにはサイズに余裕がないが、僕が使っている「iPhone 12 Pro」はギリギリ収まった。
ここからは「R1 エア ジップネック」を実際に使ってみた感想をまとめる。
実際に真冬のランニングで着用してみたが、めちゃくちゃ寒かった。あえて空気を通す構造なので、冷たい風がビュンビュン入り込んでくる。
走り始める前とランニング中に寒さを感じたくない人にはおすすめできない。
だがある程度カラダが温まってくると、その冷たい風が快適に感じられる。サウナで温まった後に水風呂に入る感じ、と言ったら伝わるだろうか。一度味わってしまうとクセになる「快感」だ。
左胸のジッパー式ポケットは、スマートフォンがギリギリ走るがランニング中は結構揺れる。あくまでもカギや小銭などの小物入れとして使うのがベストだ。
ランニングでは使い方を選ぶが、部屋着としては最高。軽いので肩がこらないし、これ一枚だけでもポッカポカで暖かい。ベッドの中でも蒸れないので、パジャマとしてのポテンシャルが非常に高い。
2020年〜2021年の冬は「R1 エア ジップネック」だけで過ごしたと言っても過言ではない。
寒さが苦手な人にとっては、ランニングでは使いものにならない。僕もランニングで着用していたのは最初だけで、結局、100%部屋着として使っている。
屋内など風がない場所だととても快適に過ごせる。肌に当たるフリースが身体を温め、ジグザグ構造の隙間が熱や蒸れを外に逃す。
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パタゴニア公式サイトなら5000円以上の注文で送料無料。さらに返品・交換の返送料も無料なので、自宅で気軽に試着できる。正規品がお得に買えるアウトレットストアもこまめにチェックしよう。
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マラソンブロガーの「とも」が個人運営するウェブメディア。2016年の開設以来「読めば走りたくなるマラソンブログ」をコンセプトに、ランニング関連情報を発信している。
マラソンをライフワークにしているアラフォー男性。埼玉県に在住し、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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