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ワールドマラソンメジャーズ制覇の道【Six Starsまで1つ】

ワールドマラソンメジャーズ制覇の道【Six Starsまで1つ】

世界最高峰のマラソンシリーズ、ワールドマラソンメジャーズ(World Marathon Majors)6大会制覇(Six Star Finisher)を目指してます。現在は東京、ボストン、シカゴ、ベルリン、ニューヨークが完走済みで、残すはロンドンのみ。その後は、シドニー、上海、ケープタウンを加えた9大会制覇(Nine Star Finisher)を目指します。

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目次と内容

世界最高峰のマラソンシリーズ

ワールドマラソンメジャーズの正式名称は「Abbot World Marathon Majors」。世界最高峰のマラソン大会によって構成され、2025年の時点で次の7大会がワールドマラソンメジャーズの対象です。

  • 東京マラソン(日本・3月開催)
  • ボストンマラソン(アメリカ・4月開催)
  • ロンドンマラソン(イギリス・4月開催)
  • シドニーマラソン(オーストラリア・8月開催)
  • ベルリンマラソン(ドイツ・9月開催)
  • シカゴマラソン(アメリカ・10月開催)
  • ニューヨークシティマラソン(アメリカ・11月開催)

これらの大会は、エリート選手の出走実績、参加者の規模、大会の歴史、一般の認知度において抜きん出た存在であり、名実と共に世界最高レベルのマラソン大会。テニス界における「四大大会」のような存在です。

6大会制覇でSix Star Finisherに

2013年からSix Star Finishers(シックススターフィニッシャー)というプログラムが始まりました。東京マラソン、ボストンマラソン、ロンドンマラソン、ベルリンマラソン、シカゴマラソン、ニューヨークシティマラソンの「世界6大マラソン」の全6大会を完走したランナーには、Six Star Hall of Fameに殿堂入りし、名前と記録が刻まれます。

また事前に登録を済ませておけば、6つ目の大会を完走したタイミングで「Six Starメダル」が貰えます。

2025年の時点で、Six Star Finishersの数は世界139カ国に22,480人、うち男性が14,587人、女性が7,890人。平均年齢は50.7歳、平均完走タイムは4時間3分57秒でした。

2027年に9大会まで拡大予定

2025年からシドニーマラソンが加わり、ワールドマラソンメジャーズは「世界7大マラソン」になりました。早くも全7大会を完走したランナーのSeven Star Hall of Fameが更新され、2025年の時点で4,561人が登録されています。

公式サイトによると、今後、上海マラソンとケープタンマラソンがワールドマラソンメジャーズに加わり、2027年までに全9大会を制覇したランナーに「Nine Star メダル」を授与する予定のこと。

ワールドマラソンメジャーズ制覇を目指す

私がワールドマラソンメジャーズの存在を知ったのは2016年頃。その年、初めてシドニーマラソンで海外マラソンを体験し、ワールドマラソンメジャーズを通して、もっと日本以外のマラソン大会も走ってみたい!と思うようになりました。

ここからは、私のワールドマラソンメジャーズ制覇の道のりを記録していきます。各大会のエントリー方法とレースレポートは、ページ下の関連記事に載せておきます。

シカゴマラソン(2017)★

初めて走ったワールドマラソンメジャーズは2017年10月に開催されたシカゴマラソンでした。当時は抽選枠の倍率が低く、1回目のエントリーで当選しました。コースはフラットで走りやすく、名建築の多いシカゴ市内を行き来します。ただし超高層ビルの合間を走っていると日向と日陰の寒暖の差が激しく、体力をかなり消耗してしまいました。

東京マラソン(2018/2019)★★

東京マラソンは2007年の開催以来、抽選枠に毎年エントリーしてきましたが10年連続で落選。このままだと一生走れないかも、という焦りから、2018年はチャリティー枠で出走権を獲得しました。2018年大会は設楽悠太選手がマラソン男子の日本記録を16年ぶりに更新した大会でもあります。

翌年の2019年はエントリーしていなかったのですが、たまたま本業の仕事の方で大会スポンサー企業とご一緒する機会があり「東京マラソン走りませんか?」とお声がけいただきました。まさか2年連続で走れるとは夢にも思いませんでした。レース当日は悪天候ながらも、人生初のサブスリーを達成。

ベルリンマラソン(2018)★★★

ベルリンマラソンは2回目のエントリーで抽選枠に当選しました。世界最速のフラットコースは走りやすかったのですが、9月にしては気温が高く、暑さとの戦いになりました。それでも自己ベストで完走。ちなみにこのレースではエリウド・キプチョゲ選手がマラソン男子世界記録の2時間1分39秒を叩き出しています。

ニューヨークシティマラソン(2019)★★★★

ニューヨークシティマラソンは抽選倍率が非常に高く、簡単には当選しません。そこで2019年大会の準エリート枠(Time Qualifier)を狙うことにしました。フルマラソンの基準タイムは未達でしたが、当時はハーフマラソンも対象で、こちらは上尾シティハーフマラソンでクリア。さすが世界最大の都市だけあって、レースでは沿道の声援には圧倒されっぱなしでした。

ボストンマラソン(2023)★★★★

ボストンマラソンは参加基準を満たしていたので、2020年に出走権を獲得しましたが、新型コロナの影響でリアルレースは実施されず。その後2022年大会の出走権も獲得しましたが、仕事の関係でDNS。2023年にやっとスタートラインに立ちました。レースでは下り基調の前半で飛ばしすぎて、後半の「心臓破りの坂」で見事に撃沈。そしてフィニッシュ直前にゲリラ豪雨に見舞われました。

ロンドンマラソン(未定)

抽選枠では10年以上落選が続き、2025年にはチャリティ枠にもエントリーしましたが、選考で落とされました。今後さらに人気が高まる可能性が高いので、そろそろツアー枠で参加を検討中。

シドニーマラソン(未定)

シドニーマラソンは2016年に完走していますが、当時はワールドマラソンメジャーズに加盟していなかったため、厳密には「制覇」の対象にはなりません。ロンドンが終わったらまた走ってみようと思います。

上海マラソン(未定)

こちらは、初の中国のマラソン大会。

ケープタウンマラソン(未定)

南アフリカのケープタウンは、日本からだとアクセスが大変そう。

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この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール