
マラソンブロガーのtomoです。
アメリカの東海岸の都市、ボストン(Boston)を走ってきたので紹介します。
市の中心を流れるチャールズ川(Charles River)は最高のランニングコース。作家の村上春樹さんもボストン時代によく走っていたそうです。
個人的には屋外アート鑑賞が無料で楽しめる「ボストン美術館」の外周コースがおすすめです。
今回紹介する「走ることについて語るときに僕の語ること」は以下の通販サイトから購入できます。
Amazonタイムセール祭りで最大12%ポイントアップ。エントリーを忘れずに!
ボストン(Boston)はアメリカ東海岸のマサチューセッツ州にある人口65万人の都市。
ニューヨークの北東に位置し、東京からだと直行便フライトで片道14時間ほどかかります。
ボストンといえば、マラソンランナーなら「ボストンマラソン」が真っ先に思い浮かぶと思います。野球ファンなら「ボストン・レッドソックス」ですかね。
他にもアカデミックな街としても有名で、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、ボストン大学があります。
今回は「ボストンマラソン2023」を走ったついでに、ボストン市内で旅ランしてきました。
その中からランニングにおすすめのコースを紹介します。
まず最初は、ボストンの中心部に位置する「ボストン・コモン(Boston Common)」という公園です。
創立は1634年。ボストンはイギリスからの入植者たちが最初に定住した地ですが、ボストン・コモンはアメリカ最古の都市公園として知られています。
ボストンマラソンの翌朝に訪れたからなのか、園内は早朝からランナーで溢れていました。
外周は2kmほど。1周すると20mほどの高低差があるので足腰が鍛えられます。
ボストン・コモンの隣には「パブリック・ガーデン(Public Garden)」という公園があります。創立は1837年。
園内は植物が生い茂り、イングリッシュガーデン風の庭園がよく手入れされています。
外周は1km強。中央の池の周りは走っていて気持ちが良いですね。
ボストンのランニングコースといえば、市内を流れるチャールズ川沿いが有名です。
日本が世界に誇る作家、村上春樹さんもボストン時代にチャールズ川がお気に入りのコースだったそうです。
チャールズ川沿いで特におすすめなのが、ボストン・コモンの北西部に位置する「チャールズ・リバー・エスプラネード」。
チャーズル川に浮かぶ細長い島になっていて、岸と島を行き来することができます。
日本から寄贈された桜の名所でもあり、ボストンマラソンが開催される4月中旬は3分咲きという感じでした。
チャールズ・リバー・エスプラネードはボストン大学の方まで続いており、チャールズ川沿いをノンストップで走り続けることができます。
ダウンタウンから少し離れた場所に「バック・ベイ・フェンズ(Back Bay Fens)」という公園があります。
フェン(fen)とは英語で「沼地」「湿地」を意味します。
その名の通り、園内には湿地帯が広がり、それを活用した家庭菜園がありました。
これといった見どころはありませんが、都会の喧騒から離れて落ち着いた環境で走りたい時におすすめです。
バック・ベイ・フェンズの南側には、世界的に有名な美術館「ボストン美術館(Museum of Fine Arts Boston)」の敷地が広がります。
葛飾北斎などの日本画のコレクションが有名ですが、余裕があればぜひ建物をぐるりと1周してみてください。
屋外アートが充実しており、走りながら(歩きながら)アート鑑賞が楽しめます。もちろん無料です。
個人的には正門の裏側にある彫刻が気に入りました。スペイン出身の画家、アントニオ・ロペス・ガルシアの作品です。
美術館の一角には「天心園」という名のミニ日本庭園がありました。
日本美術史に名を残す岡倉天心(1862-1913)に捧げるものとして1988年に寄贈されたそうです。
ちなみに天心は1904年から1913年までボストン美術館で学芸員を務め、あの有名な『茶の本(The Book of Tea)』はここボストンで執筆されました。
ボストンは大学都市としての顔も持ち、チャールズ側の北側には世界的に有名な「ハーバード大学(Harvard University)」のキャンパスがあります。
創立者のジョン・ハーバードがイギリスのケンブリッジ大学の卒業生だったこともあり、この辺り一帯はケンブリッジ(Cambridge)という地名で知られています。
ハーバード大学のキャンパスは広範囲に点在していますが「Harvard Yard」と呼ばれるエリアが最も歴史が古く、有名なジョン・ハーバードの銅像もここにあります。
ちなみにビジネススクールで有名なハーバード・ビジネス・スクールはチャールズ側の対岸に位置します。
運動施設も見学してきました。陸上競技場や水泳場など多くの施設が集まっていますが、アメフトのスタジアムが最も豪華でしたね。
さすがアメフト大国アメリカという感じです。
同じくケンブリッジには「マサチューセッツ工科大学(MIT)」のキャンパスもあります。ちょうどハーバード橋の正面あたり。
チャールズ川を走るなら「チャールズ・リバー・エスプラネード」が人気ですが、MIT周辺もおすすめです。
チャールズ川のマサチューセッツ工科大学(MIT)付近。前方右手に見えるのはハーバード橋(Harvard Bridge) pic.twitter.com/FNiXAPlpRZ
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) April 16, 2023
こちらは大学のシンボルとも言える「Great Dome」。チャールズ川方面からキャンパスに出入りできました。
大学のキャンパスを走るなら「ボストン大学(Boston Univerity)」もおすすめです。
キャンパスはチャールズ川の南側にあり、美しい建物が軒を連ねています。
ちなみにここはボストンマラソンのラスト2km付近でもあり、レース当日は学生による熱い声援で大盛り上がりでした。
今回は「ボストンマラソン2023」の前日と翌日に走りましたが、街中ランナーだらけで驚きました。
特にチャールズ川沿いは、1分間に5〜6人のランナーとすれ違うほどの盛況ぶり。ランナーの聖地と言っても過言ではないでしょう。
個人的には「ボストン美術館」の外周コースがとても印象に残っています。
美術館を訪れても、わざわざ敷地を1周する人は少ないのではないでしょうか。屋外アートが点在しているので、スルーするのは非常にもったいないです。
ちなみに美術館の方は見どころが多く、じっくり鑑賞するなら半日は必要です。今回は葛飾北斎をテーマにした企画展があり、それだけで1時間もかかりました。
長年憧れていたボストン美術館へ。北斎の企画展では『神奈川沖浪裏』のレゴ作品を展示していました。そしてなぜか『鬼滅の刃』のポスターも pic.twitter.com/Qp5KhfjUCJ
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) April 17, 2023
今回紹介した「走ることについて語るときに僕の語ること」は以下の通販サイトから購入できます。
Amazonタイムセール祭りで最大12%ポイントアップ。エントリーを忘れずに!
2023年4月17日にアメリカ・マサシューセッツ州で開催された「ボストンマラソン(Boston Marathon)」に参加しました。
ボストンマラソンは世界最古のマラソン大会であり、世界中の市民ランナーにとって憧れの存在。
自分も「いつかはボストンを走りたい」という夢を持ち続け、2020年に初めて出走権を獲得しました。
実際に走ってみると、自分の中のマラソン大会の常識がガラッと覆されます。東京マラソンやニューヨークシティマラソンとは次元が違う。
「こんな凄いマラソン大会があったんだ…」と、ただただ感激するばかりでした。
その辺りも含めて「ボストンマラソン2023」の様子を紹介します。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
マラソンブロガーの「とも」が個人運営するウェブメディアです。2016年の開設以来「読めば走りたくなるマラソンブログ」をコンセプトに、ランニング関連情報を発信しています。
マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
マラソンブロガーの活動を通して得られた実体験をもとに、自費レビュー、徹底解説、レース攻略、旅ランニング、コラムの5つのテーマで執筆しています。
情報発信はツイッター(tomorunblog@)、練習記録はStrava(tomorun)を利用しています。Stravaは基本的に相互フォローさせていただきます。
当ブログの運営や紹介する商品の購入はアフィリエイトの広告収入で賄っており、特定企業・団体・人物から金銭的支援やPR案件は一切受けていません。
商用利用は不可。ブログやSNSなど個人で利用する場合は、当ブログの名称(ともらん)と引用リンク(https://tomo.run)が明記されていれば許諾なしで利用可能です。