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サンフランシスコ:おすすめはベイトレイル

サンフランシスコ:おすすめはベイトレイル

2017年8月にアメリカ西海岸の都市「サンフランシスコ」を旅ランしてきました。

特におすすめしたいのが「ベイトレイル」と呼ばれるランニングコース。観光客に人気のフィッシャーマンズワーフとゴールデンゲートブリッジを結び、海岸沿いの美しい風景を見ながら走れます。

長旅でお腹が減るといけないので、走る前にサンフランシスコ名物のロブスターロールを食べましょう。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

アクセス

サンフランシスコ(San Francisco)はアメリカ西海岸の大都市。

日本からは直行便でサンフランシスコ国際空港まで約10時間でアクセスできます。

今回は出張でシリコンバレーを訪れた際に、サンフランシスコを経由しました。ちょうど週末だったため、サンフランシコ市内で一泊することに。

フィッシャーマンズワーフやゴールデンゲートブリッジなどを観光しながら旅ランしてきました。

ベイ・トレイル

ベイ・トレイル(Bay Trail)は、サンフランシスコ湾沿いに整備された全長約800kmの散策路です。800mではなく、800kmというのがアメリカらしいですね。

詳しいルートマップは公式サイト(英語)が参考になります。

サンフランシスコ中心街の近くだと、フィッシャーマンズ・ワーフからゴールデンゲートブリッジまでの区間が走りやすく、見どころが多いのでおすすめです。

今回はフィッシャーマンズ・ワーフで軽めのランチを食べてから、ベイ・トレイルを東へ向かって走り、ゴールデンゲートブリッジを目指しました。

フィッシャーマンズ・ワーフ

こちらが観光客に人気のフィッシャーマンズ・ワーフ。観光客よりも、修学旅行の学生の方が多い印象です。

小腹を満たしたいけど、これから走るのでガッツリは食べたくない……。そんな時におすすめなのが、サンフランシスコ名物のロブスター・ロールです。

こちらのお店でクラブサンド(ロブスター・ロール)と大海老のボイルを注文しました。合計32ドル。

早速、近くのイートインスペースで食べ始めると、カモメやスズメが寄ってきました。舌が肥えているのか、地面に落ちているパンは見向きもせず、カニやロブスターの食べ残しを貪っています。

こちらがロブスター・ロール。

ロブスターの身のマヨネーズ和えがギュウギュウに詰め込まれています。最高に美味しいのですが、さすがにこのボリュームは飽きてきます。ハーフ&ハーフにすれば良かったです。

こちらは大エビのボイル。真ん中のチリソースがピリッと辛くて絶品でした

空腹が満たされたところでフィッシャーマンズ・ワーフを後にして走り始めます。

サンフランシスコ海事国立史跡公園

フィッシャーマンズ・ワーフの東側にはサンフランシスコ海事国立史跡公園があります。港町として栄えてきたサンフランシスコの「海運」に関する歴史的建造物や博物館などがあり、昔ながらの船造りや船乗り体験ができる一種のテーマパークですね。

昔の蒸気船のパーツがどどーんと展示されていたり、蒸気船の内部を探索したりできます。

こちら公園のビーチ。左手の白い建物が海洋博物館です。

公園の東の端から秘密(?)の階段を上って行きます。

階段の先に広がる芝生のエリアはグレート・メドー・パーク・アット・フォート・メイソンと呼ばれる公園の一部。

ヨットハーバー

再び海岸沿いの道に出るとヨットハーバーの横を走ります。

ベイ・トレイルは歩行者よりも自転車の方が多い印象です。レンタルサイクルで自転車を借りて、ゴールデンゲートブリッジまで往復するのが人気らしいですね。

散策路は「歩行者に譲ろう」の意味の「YIELD TO PEDS」の標識があり、あくまでも歩行者優先です。

クリッシー・フィールド

ヨットハーバーを通り抜けると、クリッシー・フィールドと呼ばれる砂浜に出ます。ゴールデンゲートブリッジを眺めながら、泳いだり、サーフィンしたりする人たちで賑わっていました。

ゴールデンゲートブリッジ

さて、ここからゴールデンゲートブリッジを走って往復してきます。

ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)は全長2.7kmの吊り橋。そのスケールに圧倒されますが、これが1937年に建てられたと知って二度驚きます。

こちらはベイ・トレイルからゴールデンゲートブリッジに向かう途中で見た景色。少し離れた場所からの方が美しく見えますね。

フォーカル・ポイント

橋の近くにはフォーカル・ポイントと呼ばれる展望台がありました。

サイドウォーク

それではゴールデンゲートブリッジへと進みます。車道が片側4車線もあります。

歩行者と自転車は、橋の両側にあるサイドウォーク(Side Walk)を通行できます。ただしこの日は観光客が多かったためか、こちら側が歩行者専用、反対側が自転車専用になっていました。

入口付近は観光客で混雑していますが、300mほど進むと人通りが少なくなります。

こちらはゴールデンゲートブリッジの主塔。まるでレゴ・ブロックで造ったかのようにゴツいです。

巨橋を支える主塔だけあって、ものすごく太いですね。主塔の一部には、ゴールデンゲートブリッジの建設に関わった人たちの名前が刻まれていました。

しばらく走り続けるとゴールデンゲートブリッジの中間地点に到達します。

振り返ると、ゴールデンゲート海峡とその先にサンフランシスコの街並みが一望できました。

こちらはゴールデンゲートブリッジを支える、1組4本の鉄製ハンガーロープ。グラグラするのかなと触ってみましたが、、微動だにせず。

中間地点から緩やかな下り坂になっています。スピードオーバーになりやすいのか、自転車用の速度計測器が設置してありました。

ちなみに歩道以外の部分に勝手に立ち入ると、罰金1万ドルの罰金が課せられます。余談ですが、ゴールデンゲートブリッジは世界有数の自殺の名所(suicide bridge)でもあり、過去80年間に約1,600人の方が命を絶っているそうです。

ゴールデンゲート海峡の対岸まで渡り、再びフォーカル・ポイントに戻ってきました。

売店など

日本と違って自販機をほとんど見かけないので、水分補給には苦労します。フォーカル・ポイントの近くに「ラウンド・カフェ」があったので、とりあえず入ってみることに。

名前の通り建物が円形です。店内でオーガニック・オレンジジュースを購入。

フォーカル・ポイントには「Welcome Center」いう観光案内所兼売店もありました。橋のボルトのレプリカで作ったペーパーウェイト(重し)が気になりましたが、これから走ってホテルまで戻ることを考えて、購入を断念しました。

こちらはゴールデン・ゲート・ブリッジの設計者ジョゼフ・シュトラウス(Joseph Strauss)の銅像です。

ロンバード・ストリート

ゴールデンゲートブリッジを後にして、プレシディオと呼ばれる緑地を通り抜け、ロンバード・ストリート(Lombard Street)を目指します。ロンバード・ストリートは、サンフランシスコの東西一直線に伸びる道路です。

近年、この道路の一部が「世界で最もねじれた坂道(crookedest street)」としてソーシャルメディアで話題になり、今やサンフランシスコの人気観光スポットになっています。

全長4kmほどの直線コースなので、行先がかすんで見えます。

こちらがロンバード・ストリートの坂。後ほどストラバで確認したら高低差が50mほどありました。

坂を上り始めてすぐに息苦しくなり、足首にも負担がかかります。この傾斜は半端ないですね。

道路沿いに住民の車が並んでいるが、ドミノ倒しにならないか心配になります。

上に行くほど傾斜がキツくなり、もはや罰ゲームに近いですね。

こちらはカメラを垂直にして撮影した写真。

自動車もキツそうでした。

こちらが頂上からの眺め。遠方に見える緑地が先ほど走ってきたプレシディオです。

ロンバード・ストリートの最高地点でちょうどハイド・ストリート(Hyde Street)と交差します。

この交差点から東へ降りていく道が「世界一ねじれた坂道」なので、この辺りだけ異様に混雑しています。ハイド・ストリートからロンバード・ストリートへ、途切れなく自動車が進入してきます。

こんな感じで「S字」カーブが続き、どの車も慎重に運転しています。歩行者は両脇の階段を通行します。

両脇の建物には普通に住民が住んでおり、坂の途中に駐車スペースがありました。こういう感じで車を停めるのですね……。それにしてもこれだけ観光客が押し寄せると迷惑でしょうね。

坂の下から見た様子。ちょうどアジサイの花が見ごろを迎えていました。

ロンバード・ストリートはまだまだ続きます。それにしてもサンフランシスコは急勾配の坂が多く、坂道トレーニングするには絶好のロケーションだと思いました。

おまけ

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。