
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入しています。
【大会】伊万里ハーフマラソン2025:陸連公認コースで走り初め!
年明け早々に陸連公認コースでハーフマラソンを走りたい…という理由で、前から気になっていた「伊万里ハーフマラソン」に参加してきました。
伊万里ハーフマラソン2024を1時間21分48秒NTで完走。11km付近の登り坂でかなり消耗しましたが、伊万里湾大橋からの絶景に勇気づけられました。伊万里市の皆様さま有難うございます!
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) January 13, 2025
👟Adidas Adios Pro 4
🎽Asics Half Shirts
🩲Asics Speed Tights
🧦Tabio Racing Run Pro pic.twitter.com/EvqXWTW5gn
伊万里へのアクセス
伊万里(いまり)は、佐賀県西部にある人口約5万人の市。九州のどこら辺にあるか?と聞かれて即答できる人は少ないかもしれません(私もそうでした)。
そもそも佐賀県がどこにあるのか分かっていませんでした…(汗)。
伊万里は、福岡駅から約80kmほど西にあり、車だと1時間強、電車だと2時間半でアクセスできます。伊万里駅〜福岡空港を結ぶシャトルバス(所要時間は2時間強)もあるので、飛行機を使う場合も移動がスムーズです。
エントリーした理由
そもそも伊万里から約1,200km離れた埼玉在住のマラソンランナーが、なぜ「伊万里ハーフマラソン」に参加しようと思ったのか?理由は次の3点です。
年明け早々のレース
「伊万里ハーフマラソン」は毎年1月第二月曜日の祝日に開催。年が明けて早々に10kmまたはハーフマラソンを予定に入れておくと、年末年始のランニングにメリハリがつきます。余談ですが、大会のキャッチコピーは「新春の走り初めは、いまりで、決まり!」がだそうです。
日本陸連公認コース
ハーフマラソンは日本陸上競技連盟公認のコースとなります。別に非公認コースでも楽しく走れれば問題ありませんが、記録を狙う可能性があるなら「公認」を意識しちゃいます。
三連休の最終日に開催
自分はマラソン遠征とセットで旅ランも楽しみたい派なので、三連休最終日にレースがあると、前の二日間が自由に使えて便利。ただし翌日仕事があるならレース当日に帰宅するのが大変ですけどね(実際に苦労しました)。
マラソン遠征の日程
というわけで、三連休をフル活用すべく2泊3日でマラソン遠征の日程を組みました。
…のはずが、連休初日の航空券が高すぎて購入を躊躇するレベルでした。そこで、連休初日の前日の夜(金曜日)に、仕事が終わってから九州へ向かうプランに変更。しかも羽田から福岡に飛ぶより、長崎に飛んだ方がさらに安く済みます。
最終的に次の日程に落ち着きました。
2025年1月10日(金)

都内で仕事を終えてから羽田空港を発ち長崎空港へ。そして新大村駅から九州新幹線に乗って宿泊先の武雄温泉駅へ。新幹線の乗車時間わずか11分!
2025年1月11日(土)

朝はゆっくり起きてホテルをチェックアウト。フロントに荷物を預けて、旅ランに出かけます。武雄市内をぐるりと散策した後、有田焼で有名な有田まで移動しました。走行距離は22km。その後、電車で武雄温泉駅に戻り、荷物をピックアップして再びに電車に乗って伊万里へ移動しました。伊万里では2泊します。
2025年1月12日(日)

午前中は伊万里駅から伊万里焼の窯元のある「大川内山」まで走って往復しました。走行距離は12km。午後は疲れがドッと出たのか何もやる気がせず、ホテルでボーッとしていました。
2025年1月13日(月・祝)
レース当日。10時スタートなので早起きの必要がなくて楽でした。ただし、走り終えてからが大変。日帰り温泉でサッと汗を流し、伊万里駅から福岡空港行きのシャトルバスに飛び乗り、福岡空港から羽田空港へ飛び、埼玉の自宅まで帰宅しました。
コースの特徴
伊万里ハーフマラソンの大会会場は、伊万里駅から1kmほど北にある「伊万里市民センター」に設置されます。
スタート地点は市民センターの目の前、フィニッシュ地点は数百メートル離れた場所にあります。
以下は大会案内に乗っていたコースマップです。最新情報は公式サイトを確認しましょう。

最初の5kmで市街地をぐるりと1周してから、伊万里川に沿って伊万里湾を目指します。12km地点で伊万里湾大橋を横断し、工業団地のあるエリアを駆け抜けて再び市街地に戻ってくるコースです。
アップダウンは11km付近に高低差50mの激坂と、18km付近に緩やかな坂があります。激坂ではかなり体力を消耗するので、自己ベストを狙いやすいレースではないかもしれません。
スタートラインへ
レース当日の予定は、こんな感じでした。
- 07:00 起床
- 07:15 朝食
- 09:25 ホテル出発
- 09:40 スタートライン整列
- 10:00 スタート
10時スタートで、しかもスタートラインがホテルから走って5分で行けるため、朝はのんびり過ごしました。

途中、伊万里川にかかる相性橋には高そうな(伊万里焼の?)壺がありました。さすが伊万里。

伊万里市民センターの様子。更衣室や貴重品預かり場などがありますが、今回はホテルのフロントに荷物を預け、そのまま走れる格好で来ました。

スタート20分前から伊万里市民センター前の道路に設置されたスタートラインに整列します。今回は最前列のAブロックからのスタート。
レースの振り返り
今回のレースはハーフ自己ベストを狙うか悩みましたが、本命フルの「大阪マラソン2025」に向けたペース走として走ることにしました。コースマップを見て、このアップダウンで自己ベストを狙うのは厳しいな…と思ったのが理由です。
設定ペースは3:50/km。実際はそれよりも少し遅いペースで完走し、タイムはネットで1時間21分48秒、グロスで1時間21分53秒でした。そこまで追い込まずに1時間21分台で走れたのは大きな収穫です。
簡単にレースの様子を振り返ります。
スタート〜5km:19分6秒

出だしは好調で、ほぼ設定ペース。先頭ブロックからのスタートということもあり、渋滞もなく、のびのびと走れました。
5km〜10km:19分16秒

伊万里湾が見えてくると向かい風を受けるようになり、少しばかりペースダウンしました。周囲は風除け目的なのか集団で走っている方が多かったですね。
10km〜15km:19分47秒

10km地点を過ぎると上り坂が始まります。てっきり伊万里湾大橋が最高地点なのかと思ったら、その手前の11km過ぎで峠を越えます。そこを越えるまでがキツくて4:20/kmまでペースダウンしました。でもその先の伊万里湾大橋からの景色は素晴らしかったですね。
15km〜20km:19分9秒

坂のダメージから回復して15〜17kmは気持ちよく走れました。18kmで2つ目の上り坂がありますが、それを越えると長い緩やかな下り坂が続きます。終盤に下りは楽でいいですね。
20km〜フィニッシュ

最後は伊万里駅の東西駅舎の間を通過して、フィニッシュラインを目指します。もうここまで来れば、あとは気合いで走り切れます。
ゴールの後で
本日の戦利品(完走賞)は、スポーツタオルとバナナとぜんざい(お汁粉)でした。会場には出店などがあり、できればゆっくりランチでも食べたいところですが、本日中に埼玉まで戻らないといけません。

というわけで、バナナとぜんざいを急いで胃に流し込みます…。
先ほど書いたとおり、今回はレースを完走した後のほうが大変でした。まさに「分刻み」で行動しました。
- 11:22 フィニッシュ
- 11:38 ホテルで荷物を受け取る
- 11:42 ホテルの横の日帰り温泉で入浴
- 11:55 伊万里駅前のバスターミナルへ
- 12:15 伊万里駅出発(シャトルバス)
- 14:25 福岡空港到着
- 15:05 福岡空港出発(飛行機)
- 16:30 羽田空港着
- 18:00 帰宅

今回宿泊した「セントラルホテル伊万里」は、隣に日帰り温泉があります。宿泊客は無料で利用できますが、チェックアウト後なので入浴料を払って入りました。滞在時間は約10分。ほぼシャワーを浴びるだけでした。
伊万里駅と福岡空港を結ぶシャトルバス「いまり号」の出発時間は12時ちょうど。余裕を持って向かったら15分も遅れて到着しました。まあでも「伊万里ハーフマラソン」で迂回させられたのが遅延の原因らしいので文句は言えません。

それよりも福岡空港で羽田行きの飛行機に間に合うか不安でした。途中、天神と福岡駅に停車し、市内の渋滞に巻き込まれ、乗車中の2時間はずっとハラハラドキドキ…。
最終的に飛行機の出発時間の40分前に到着して事なきを得ましたが、心臓に良くないですね。次回からはもっと余裕のある予定を組みます。
ランニングアイテム紹介
最後に、今回のレースで使用したランニングアイテムを紹介します。関連記事(ページ下)にレビュー記事のリンクを載せておくので興味がある方はご覧ください!
明日はこれで「伊万里ハーフマラソン」を走ります!現地は地元(埼玉)より寒くて震えています🥶 pic.twitter.com/3qXlzfk4s4
— tomo. @ともらん (@tomorunblog) January 12, 2025
レース前日までは寒波の影響で地元埼玉より寒くて、外を走る時は長袖を2枚着ていました。しかしレース当日はスタート時に気温が8℃あり、半袖でもギリギリOK。ただし手袋とアームスリーブと腹巻きを着用します。

シューズは、先月の「京都亀岡ハーフマラソン2024」に続き、Adidasの「アディゼロ アディオスプロ4」を投入。キレの良いレスポンスで、特に15km以降のペースリカバリーでサポートを実感しました。
ボトムスは久々にタイツを着用。短パンと違って肌にピタッと密着するので暖かく感じました。
エナジージェルは、スタート前に「アミノショット」を1袋と、7kmあたりで「アミノサウルスジェル(カフェイン入り)」を1袋摂取しました。
最後まで読んでいただき有難うございました。この記事を共有していただけると嬉しいです。
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