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【RxL メリノウール アームウォーマー】レビュー:冬レースの強い味方 【RxL メリノウール アームウォーマー】レビュー:冬レースの強い味方 【RxL メリノウール アームウォーマー】レビュー:冬レースの強い味方 【RxL メリノウール アームウォーマー】レビュー:冬レースの強い味方

【RxL メリノウール アームウォーマー】レビュー:冬レースの強い味方

今回紹介するのはRxLの「メリノウール アームウォーマー」。メリノウールならではの高い保温力と吸湿発散性に加え、ズレ落ち防止機能があり、フィット感も申し分ありません。冬のレースでは半袖シャツ+アームウォーマーで挑むと、長袖シャツより快適に走れます。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

主な特徴

RxLの「メリノウール アームウォーマー」は、ニュージーランド産メリノウールを使用したアームウォーマーです。主な特徴は次のとおり。

  • ニュージーランドメリノ使用
  • ズレ落ちしにくいトリプルニット縫製
  • 品番は「MWA9301」
  • カラーは「ベージュ」「ブラック」「ネイビー」の3色
  • サイズは「S-M」「M-L」の2種
  • 定価は3,300円
  • 日本製

ちなみにアームウォーマー(arm warmer)とは、腕(arm)を温める(warmer)ウェアです。肌寒い季節のランニングでは、アームウォーマーを着用することで保温力が高まります。身体が温まってきたら簡単に外せるので温度調整能力にも優れています。

暖かいニュージーランドメリノ

ウールの中でもメリノウールは吸湿発散性に優れており、汗をかいても濡れた感覚が少ないのが特徴です。まさにランニング向け。中でもメリノウール アームウォーマーに使われているニュージーランド産のメリノウールは、繊維の間に無数の空気の層ができるため、調温にも優れています。

トリプルニットでズレ落ち防止

特筆すべきは、トリプルニッティングサポート(Triple Knitting Support)と呼ばれる独自の縫製技術です。上腕、肘、前腕の3の部分に分けて編地を変えることでズレ落ちを防ぎます。

拡大写真で見ると編地の違いが分かりやすいです。上の写真は、上腕(上)と肘(下)の境目。

老舗靴下メーカーの優れた縫製技術

RxL(アールエル)は、埼玉県に本社を置く武田レッグウェアー株式会社のブランドです。スポーツソックスの老舗メーカーであり、靴下の縫製技術に関して数多くの特許を持っています。メリノウール アームウォーマーには、同社の高い縫製技術が惜しみなく生かされています。

サイズ感

サイズはユニセックス仕様で「S-M」と「M-L」の2種類。以下はRxLの公式サイトのサイズ表ですが、平置きの長さで表しています。

S-MM-L
総丈37cm39cm
手首幅7.0cm7.5cm
二の腕幅9.0cm9.0cm

「S-M」と「M-L」は二の腕幅が同じなので、筋肉ムキムキの男性には厳しそうですね。

自分は男性にしては腕が細い方なので「S-M」を選びましたが、総丈は少し余裕があり、手首幅と二の腕幅はジャストサイズでした。着圧は強いなと感じます。伸縮性が高いので腕の動きの妨げにはなりませんが。

伸縮性が高く、フィット感抜群

実際にメリノウール アームウォーマーを着用してみると、生地の伸縮性が高く、腕の形に沿ってピタリとフィットします。老舗靴下メーカーの技術力ってやつですね。特に素晴らしいなと思うのが、腕を曲げたり伸ばしたりする時。生地が滑らかに伸び縮みするので、まったく違和感がありません。

半袖シャツ+アームウォーマーは冬でも快適

寒い季節のランニングは長袖を着込むのも良いですが、半袖とアームウォーマーの組み合わせもおすすめです。生地の薄い長袖よりもアームウォーマーの方が暖かく感じますし、熱がこもらず汗冷えしにくくなります。それに、しばらく走り続けて身体が温まりアームウォーマーが不要になれば簡単に外せます。これは長袖シャツにはないメリットですね。

汗拭きタオルとしても使える

アームウォーマーには、もうひとつメリットがありました。腕に装着するスウェットバンドのように汗拭きにも使えます。もちろん、吸湿発散性に優れた生地のおかげで、汗はすぐに乾きます。

ウォッチウィンドウがないのが惜しい

そんなオールマイティーな「メリノウール アームウォーマー」にも欠点はあります。今やランナーの必需品となったランニングウォッチ。アームウォーマーを着用すると、ウォッチのディスプレイが隠れて見えません。ディスプレイの部分だけめくれば良いのですが、隙間から冷たい風が入り込みます。ディスプレイだけ外に出せるウォッチウィンドウがあれば完璧なんですけどね。

とはいえ、ウォッチウィンドウ付きのランニング手袋と組み合わせて使えば大丈夫。上の写真は、RxLの「メリノウール グローブ」のウォッチウィンドウからディスプレイを出しています。

真冬の本命レースで活躍

肌寒い冬のレースでは長袖シャツを着たくなりますが、半袖シャツの方が動きやすく、通気性にも優れています。とはいえ半袖1枚だとレース前やレース前半は寒いので アームウォーマーで保温力を高めています。先日の「さいたまマラソン2024」では30kmあたりまで着用し、それ以降は外してポケットに入れて走りました。結果は自己ベスト更新と2度目のサブエガ達成。

総合評価:非常に満足

RxLの「メリノウール アームウォーマー」を購入して非常に満足しています。メリノウールならではの高い保温力と吸湿発散性に加え、ズレ落ち防止機能があり、フィット感も申し分ありません。RxLのウェアを長年愛用する者として、品質の高さは想定の範囲内でした。ウォッチウィンドウがないのは唯一の欠点ですが、ウォッチウィンドウ付きの手袋を使えば問題ありません。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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RxL メリノウール アームウォーマー