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【RxL マルチグローブ】レビュー:ランニング手袋の新スタンダード 【RxL マルチグローブ】レビュー:ランニング手袋の新スタンダード 【RxL マルチグローブ】レビュー:ランニング手袋の新スタンダード 【RxL マルチグローブ】レビュー:ランニング手袋の新スタンダード

【RxL マルチグローブ】レビュー:ランニング手袋の新スタンダード

今回紹介するのは「マルチグローブ」というRxLのランニング手袋です。手袋の基本性能としての保温力やフィット感は文句なし。指先が出せてウォッチウィンドウ付きという点だけでも満足ですが、さらに汗拭き機能まで付いて至れり尽くせりです。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

主な特徴

マルチグローブは、老舗靴下メーカーのRxL(アールエル)が生み出した究極のランニング手袋です。スペックは次のとおり。

  • 左右個別設計
  • 親指・人差し指が出せる
  • 汗拭き用のパイル地を搭載
  • ウォッチウィンドウ付き
  • サイズはS/M/L(ユニセックス)
  • 定価は3,960円

手袋本体は左右個別設計。靴下に使われる立体縫製の技術を惜しみなく投入することで抜群のフィット感を実現しています。外側の手首はランニングウォッチのディスプレイだけ外に出せるウォッチウィンドウ付きです。

内側の手の平部分はパイル地で覆われており、サッと汗を拭き取るのに最適。親指と人差し指は切れ目があり、指先を外に出すことができます。中指と薬指は滑り止めのグリップ付き。

ランニング手袋で3,960円はかなりの高価格帯ですが、ランナーのニーズを満たしてくれる工夫が随所に散りばめられています。もう少し詳しく見ていきましょう。

サイズ感

マルチグローブはユニセックス(男女共通)仕様です。サイズはS、M、Lの3種から選べ、それぞれの寸法は次のとおり。

SサイズMサイズLサイズ
全長(縦)23cm25cm26cm
横幅8.5cm9.0cm9.5cm
手首幅9.0cm9.5cm10.0cm
手首幅(ゴム部)7.5cm8.0cm8.5cm

靴のサイズは知っていても、手袋のサイズなんて普通は分からないですよね。とりあえず手の寸法を測り、それよりも少し大きめのMサイズを選びました。

実際に装着してみると、ちょうど良いサイズ感でした。ウール素材の手袋と違ってマルチグローブの生地は伸縮性が無いに等しく、やや大きめのサイズを選ぶのが無難だと思います。ちなみに手首が窮屈だと、手袋を着脱する際に結構ストレスになるんですよね。マルチグローブ手首幅もゆとりがあり、ゴム部は伸び縮みするので、とてもスムーズに着脱できました。

指が出せる

スマホが生活必需品となった今、手袋にもスマホへの対応が求められます。最近のランニング手袋はタッチパネル対応が主流となり、手袋を装着したままスマホの操作ができます。<自分はそれでも指で操作したい派です。ランニング中は写真をよく撮りますし、職場や家族からのメッセージも即レスすることが多いです。もちろん、ランニングを中断して立ち止まって操作しますけどね。

その都度手袋を外して操作するのは非常に面倒。そこで、指先を出せるCW-Xのランニング手袋を使い始めました。しかし、ウォッチウィンドウが付いていないのが唯一の欠点でした。

時計が見れる

今回、マルチグローブの購入の決め手は、指先が出せて、ウォッチウィンドウも付いている点でした。ランニングウォッチも今やランナーの必需品です。ディスプレイを見るたびに袖をめくるのは面倒ですし、隙間風も入ってきます。ウォッチウィンドウがあれば、ディスプレイだけ外に出せて、いつでも確認できます。

汗が拭ける

さらにマルチグローブの優れている点は、手の平全体と親指・人差し指の部分にかけて、吸水性に優れたパイル地を配置していること。要するに、タオルとして汗拭きに使えるわけです。手袋を使うのは冬ですが、冬でもランニング中は汗をかきます。防寒対策で厚着をするので、汗の量は春秋よりもむしろ多いくらい。そんな時に、さっと額を撫でるだけで汗を拭き取れるのは非常に便利ですね。

安心のRxL品質

RxL(アールエル)は、埼玉県に本社を置く武田レッグウェアーという会社が作っています。レッグウェアの名前からお察しのとおり、靴下の老舗メーカーです。立体縫製に関する特許技術も多数持っています。自分は長年、RxLのランニングソックスを愛用しており、最近はメリノウールの手袋やアームウォーマーも使っています。いずれもランナー目線で開発されており、細やかなニーズを満たしてくれます。しかも安心の日本製です。

本命レースで活躍

先日の「さいたまマラソン2024」では、2月の寒冷期でしたが半袖シャツに「マルチグローブ」と「メリノウール アームウォーマー」で保温力を高めてレースに挑みました。結果は自己ベストを2分短縮して2度目のサブエガを達成。手袋から指先から出して、走りながらスマホのカメラのシャッターを切りました。

総合評価:非常に満足

RxLの「マルチグローブ」を購入して非常に満足しています。手袋の基本性能としての保温力やフィット感は文句なし。指先が出せてウォッチウィンドウ付きという点だけでも満足ですが、さらに汗拭き機能まで付いて至れり尽くせりです。

ランニング手袋で定価3,960円はかなりの高価格帯ですが、価格を上回る価値があると思います。ランニングが趣味の方へのプレゼントにも最適。こんな素晴らしい手袋をもらったら感激すること間違いないですし、使うたびに感謝されると思いますよ。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

この記事で紹介した「RxL マルチグローブ RLA9502」の最新価格・在庫状況は以下の通販サイトで確認できます。

RxL マルチグローブ RLA9502

定価:3960円