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【一関国際ハーフマラソン2022レポート】陸橋がツラい…ハーフ1:22:26
2022年9月25日に参加した「一関国際ハーフマラソン」の大会レポートをお届けします。
種目はハーフマラソン。直線が多くて走りやすいコースですが、後半のアップダウンには心が折れそうになりました。
近くに世界遺産・平泉があるため、レースの前日に中尊寺や毛越寺などをめぐる旅ランを楽しみました。
#一関国際ハーフマラソン を1時間22分26秒(ネット)で完走しました!
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) September 25, 2022
最初の5kmは4:00/kmで様子見→7km過ぎからペースアップ→12km前後で心が折れかける→ラスト5kmから奇跡の復活しガーミンを見ずに追い込む
⌚️Garmin Forerunner 255S
🧦Tabio Racing Run Nano Grip
👟Saucony Endorphin Pro 3 pic.twitter.com/Dmcpzcye1z
目次と内容
一関国際ハーフマラソンとは?
一関国際ハーフマラソンは、毎年9月に岩手県一関市で開催されるマラソン大会です。
一関市は岩手県の南端に位置し、ちょうど仙台と盛岡の中間にあります。玄関口となる東北新幹線・一ノ関駅は東京駅から約2時間、仙台駅から約30分でアクセスできます。
スタート・ゴール地点のある大会会場は「一関市総合体育館」に設置されます。一ノ関駅から3kmほど。レース当日は、駅前から大会専用の無料シャトルバスが運行します。
種目はハーフマラソン(21.1km)のみ。コースは日本陸連の公認です。
一関市総合体育館前からスタートし、東北新幹線と東北本線を越えて北西の平泉町を目指します。平泉は、あの有名な世界遺産「中尊寺金色堂」がある町です。
平泉町で折り返し、再び東北新幹線の東側に戻ります。そこから北東部を目指し、15km地点で2度目の折り返し。最後に一関市総合体育館まで戻ってゴール。以下は大会パンフレットに載っていたコースマップです。
最新情報は公式サイトをチェックしましょう。
遠征日程
今回は地元・埼玉から参加するため、今回は1泊2日の日程でレース前日に現地入りしました。
レース前日
前日の日程は以下のとおり。
- 11:09 大宮駅発
- 12:38 一ノ関駅着
- 13:00〜15:00 世界遺産・平泉で旅ラン
- 16:00 ホテルにチェックイン
- 23:00 就寝
東北新幹線を使えば、埼玉から岩手まであっという間です。一ノ関駅で新幹線を降りると、東北本線で2駅先に平泉駅へ向かいました。
そして駅のコインロッカーに荷物を預け、世界遺産・平泉をめぐる旅ランに出かけました。
天気はあいにくの雨でしたが、10kmで高館義経堂→中尊寺参道→平泉ウォーキングトレイル→毛越寺→金鶏山を走ってきました。
雨の中、世界遺産・平泉周辺をランニングしてきました!
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) September 24, 2022
走行ルートは、平泉駅→高館義経堂→中尊寺参道→ 平泉ウォーキングトレイル→ 毛越寺→金鶏山→平泉駅、距離はちょうど10km
明日の #一関国際マラソン に向けて良き練習 pic.twitter.com/3Web8UMQV0
レース当日
当日の日程は以下のとおり。
- 07:30 起床
- 07:40 朝食
- 09:00 会場到着
- 10:00 スタート
- 12:00 ホテルに戻り、荷物を受け取る
- 12:51 一ノ関駅発
- 14:59 大宮駅着
レース当日はシャトルバスは利用せず、ウォームアップジョグを兼ねて走って会場まで向かいました。
スタートラインへ
アスリートビブスと計測チップは事前に郵送されていたが、レース当日にランナーの受付作業があります。これをやらないと出走できないらしい。
受付締切の9時ギリギリに会場に到着し、滑り込みセーフ。はるばる岩手まで来て、受付できずにDNSだったら悲しすぎますよね……。
こちらは一関市総合体育館。館内に荷物預かり所や更衣室がありました。
スタートラインの整列時間が分からなかったので係の方に尋ねると「そのうちアナウンスがあります」とのこと。
スタート40分前にスタートラインに移動すると、まだ設置前でした。道路が封鎖できないと、スタートラインが設置できないらしい。
スタート30分前に交通規制が敷かれると、10分ほどでスタートラインが完成しました。普段あまり目にすることのない光景だった。
#一関国際ハーフマラソン のスタート地点。開始30分前に交通規制→設置作業開始。珍しい光景 pic.twitter.com/49iuvVL64k
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) September 25, 2022
スタートブロックは目標タイム別に分かれており、自己申告制で並びます。1時間25分のブロックに整列し、軽くストレッチしながら号砲を待ちました。
コース攻略
ここからはレースの様子を振り返ります。
レース前半
最初の5kmは4:00/kmで様子を見ることにしました。
1km地点を過ぎると、目の前に美しい田園風景が広がります。進行方向左手には東北新幹線の高架線。
高架線の下を通過し、一関市の西を目指します。しばらく走ると陸橋を上り下りして東北本線を越えます。
5km地点の手前で「平泉町」の標識が目に入りました。あの有名な世界遺産・平泉がある町ですが、中尊寺などがあるエリアは通過しません。
6km地点で折り返し、東北新幹線の高架線まで戻ります。調子が良かったので7km地点から3:50〜3:55/kmにペースアップしました。
こちらは東北本線の陸橋の上から見た景色。黄金色の稲田が美しいですね。
日差しが強くなり、体感温度が上がってきたので水分をこまめに取りました。こちらは10km地点手前の給水所。
東北新幹線の高架線まで戻ると、今度は北東を目指します。
レース後半
中間地点を過ぎると疲れがドッと出てきました。最も苦しく感じたのは12kmあたり。というのも北上川を越えるために、陸橋を上り下りするからです。
それでもなんとか4:00/kmは超えないように粘りました。
15km地点のすぐ先に2つ目の折り返し地点があります。ここを通過すると気持ちがフワッと軽くなりました。
「よし、行けるところまで行こう!」と気持ちを切り替え、3:45〜3:50/kmまでペースアップしました。
以降、ガーミンは見ずに自分のペース感覚を信じて走り続けます。
こちらは18km地点、北上川の陸橋から見た景色。
20km地点を通過。最後の1kmはとても長く感じました。
そして一関市総合体育館でフィニッシュ!
ゴールの後で
完走タイムは、ネットで1時間22分36秒、グロスで1時間22分35秒でした。
4年前の「上尾シティハーフマラソン2018」の自己ベストは更新できませんでしたが、過去3番目に速いハーフマラソンのタイムでした。
2週間後の「新潟シティマラソン」、そして6週間後の「富山マラソン」に向けての良い刺激となりました
完走後は歩いてホテルに戻り、荷物を受け取ります。そして一ノ関駅まで歩きました。帰りの新幹線ではご褒美メシに「平泉うにごはん」をいただきました。
おまけ
今回は一ノ関駅東口から1kmほど離れた 一関ビジネスホテルに前泊しました。
ランニングシューズは、サッカニーの最速マラソンシューズ「エンドルフィンプロ3」を着用。PWRRUN PBクッションを増量したことで、前作よりもカーボンプレートの反発力が生かしやすくなりました。
トップスは吸汗速乾性と通気性を極限までに高めたアシックスの「ランニングACTIBREEZE半袖シャツ」を着用。今日は日差しが強く、レース後半から汗をたくさんかいたので、アクティブリーズには助けられました。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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