【魯迅公園】文豪・魯迅ゆかりの地をめぐる、上海のランニングコース

旅ラン・コース紹介

『阿Q正伝』や『狂人日記』の文学作品で知られる中国の文豪、魯迅(ろじん)。中国・上海の「魯迅公園」には彼のお墓や銅像があり、周辺には晩年を過ごした「魯迅故居」がある。上海旅行のついでに魯迅公園とその周辺を走ってきたので紹介する。

この記事の目次

アクセス

魯迅公園は、上海市虹口区にある公園。上海の人気観光スポット外灘(バンド)から北へ5kmほど離れた場所にある。今回は黄浦江沿いのホテルを出発し、上海市民の生活を垣間見る「俞泾浦」やレトロな街並みが美しい「多倫路文化名人街」を経由して魯迅公園に向かうことにした。

コース

魯迅公園に行く前に、魯迅が晩年を過ごした「魯迅故居」に立ち寄ってきた。

魯迅故居

多倫路文化名人街を出ると、「甜愛路」と呼ばれる道に入りこんだ。甜愛とは「甘い愛」の意味。甜愛路は若いカップルに人気のスポットらしい。甜愛路のポストで手紙を投函すると、ハートマークの消印を押してくれるんだとか。

幅の狭い歩道には、幹の太い木がどっしりと根を張りめぐらせている。なんとも言えぬ異様な後継だ。

隣の「山阳路」も走ってみたが、似たような感じだった。

「魯迅故居」の看板を発見。日本語の説明書きもあります。魯迅は1933年に移住し、1936年にこの世を去るまでここで晩年を過ごした。魯迅旧居は1951年に元の姿に回復されて一般公開されるようになった。

大陸新村(Continental Terrace)と書かれた住宅街には今でも普通に住民が暮らしている。魯迅故居は一番奥の右側の建物。

見学ツアーに参加するには30分以上待つ必要があったため、建物の雰囲気だけ楽しんでから魯迅故居を後にした。

魯迅公園

甜愛路から園内に入ると、魯迅の銅像が出迎えてくれる。魯迅ってヒゲが生えているイメージがあるが、銅像も立派なヒゲを蓄えていた。後ろに見えるのは「魯迅記念館」の建物。

文豪・魯迅にちなんでなのか、魯迅公園の広場には世界の文学者の銅像が集結している。こちらは、『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』の代表作で知られるロシアの文豪、レオ・トルストイ(1828-1910)。他にもマクシム・ゴーリキーやアレクサンドル・プーシキンなど、なぜかロシア文学推しだった。

こちらはローマ人?かと思いきや、足元には「但丁」と書かれていた。『神曲』などの代表作で知られるイタリアが世界に誇る文学者・思想家、ダンテ・アリギエーリ(1265-1321)。

ウィリアム・シェイクスピアの隣で腰をかけているこちらの英国紳士はチャールズ・ディケンズ(1812-1870)。僕のお気に入りの作品は、『大いなる遺産』

少し脱線してしまったので、魯迅公園に戻ろう。公園の案内板をみていると「魯迅墓」と書かれた場所を見つけたので行ってみることにした。

こちらが園内の中央にある魯迅のお墓。銅像の奥にある石壁の下で眠っているそうです。脱帽・一礼して来ました。

園内ではさまざまなレクリエーションが楽しめます。ボート遊びなんか楽しそう。

バドミントンで遊ぶ人たちも多く見かけた。

お役立ち情報

最後に、魯迅公園近くの観光スポットをあと二つ紹介する。

多倫路文化名人街

こちらは「多倫路文化名人街」と呼ばれるエリア。魯迅をはじめ、近代・現代中国の文化や思想に大きな影響を及ぼした文人たちが息づく街として知られ、最近は地元の若い人たちにも人気らしい。

洋風のお洒落な建築が多い。

これなんかまるで中国映画のシーンに出てきそうな建物だ。

「ケンタッキーおじさん」ことカーネル・サンダースを発見!と思ったら、中国の有名な文人でした(名前は忘れた…)。

1933老場坊

こちらは「1933老場坊」の名で親しまれている建物。1933年にイギリスの建築家によって建てられたこの建物は、元々は牛の屠殺場として使用されていた。2007年にリノベーションされ、現在はショップやレストランが入る商業施設に様変わりしている。

入口には「19参III」と書かれたプレートが掲げられている。よくみると「スターバックス」の看板も見える。

阿Q正伝・狂人日記