【ワルシャワ】中央駅からショパンゆかりの地を走ってきた
ポーランドの首都ワルシャワでランニングしたい方のために、中央駅から観光スポットを巡るコースを解説。私が2026年9月に走った時の様子も紹介します。
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この記事の目次
ワルシャワとは?
ワルシャワ(Warszawa)は、ヴィスワ川沿いに位置するポーランドの首都。第二次世界大戦中に市街の大半が破壊され、旧市街はほぼ瓦礫と化しましたが、戦後に市民の手で17〜18世紀の町並みが忠実に復元されました。作曲家フレデリック・ショパンが20歳まで過ごした街でもあり、街全体がショパンゆかりの地としてPRされています。
今回は欧州出張の移動の途中、ワルシャワで3時間ほど暇を持て余したので、観光を兼ねて市内をランニングしてきました。
ワルシャワで暇を持て余したので、観光を兼ねてサクッとランニングしてきました。中央駅→ショパン博物館→聖十字架教会→王宮→バルバカン→サスキ公園。最後にワルシャワ蜂起博物館を見学して約3時間かけて11km pic.twitter.com/ySqdIGEkc6
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アクセス
今回はワルシャワ中央駅(Warszawa Centralna)を起点に走りました。空の玄関口であるワルシャワ・ショパン空港からは電車で約20分です。旧市街がコンパクトにまとまっているため、駅から主要スポットまではランニングなら余裕で移動できます。
荷物はワルシャワ中央駅のコインロッカーに預けてきました。
支払いはクレジットカードに対応していますが、鍵は古風なデザイン。料金は30ズウォティ(1000円程度)と意外と割高でした。
ランニングコース
今回走ったコースは次のとおり。
- ワルシャワ中央駅からスタート
- ショパンゆかりの地
- クラクフ郊外通り
- 王宮広場・旧市街
- 旧市街の城壁
- サスキ公園
- ワルシャワ蜂起博物館
- 中央駅でフィニッシュ
参考までにストラバの走行データを載せておきます。走行距離は約11km、走行時間は約1時間半でした。最後のワルシャワ蜂起博物館では館内を見学したので、トータルの所要時間は3時間でした。
というわけで、ワルシャワ中央駅の東口から走り始めます。まず最初に目に飛び込んできたのが、高さ234mの高層ビル「文化科学宮殿(Pałac Kultury i Nauki)」。旧ソ連からポーランドへの「贈り物」として1955年に建てられた建物で、社会主義リアリズム様式のいかにもソ連らしい重厚なデザインが強烈な印象を残します。
しばらく駅前の大通りを直進。
ショパンゆかりの地
大通りから公園に入り、住宅街を抜けると「ショパン博物館(Muzeum Fryderyka Chopina)」の建物が姿を現します。館内にはショパンが最後に使用したピアノや直筆の譜面などが展示されていますが、この日はあいにく臨時休業でした。
博物館のすぐ隣には「ショパン音楽大学(Uniwersytet Muzyczny Fryderyka Chopina)」の校舎があり、教室からはショパンのマズルカが聴こえてきました。
こちらにもショパンがいました。ポーランド生まれの偉人といえばコペルニクスとショパンが思い浮かびますが、世界中で知名度が高く、愛されているのはショパンの方ですよね。
クラクフ郊外通り
ショパン博物館から目抜き通り「クラクフ郊外通り(Krakowskie Przedmieście)」に入ると「聖十字架教会(Kościół Świętego Krzyża)」が見えてきます。
入口を入ってすぐ左手の柱には、ショパンの心臓が納められています。ちょうどミサの途中だったので邪魔にならないよう静かに見学してきました。
聖十字架教会の向かい側には、地動説で知られる天文学者コペルニクスの銅像がありました。
ここからクラクフ郊外通りを北上していきます。ここはおしゃれなカフェやレストラン、王宮や宮殿、大学や政府関連施設などが軒を連ねるワルシャワのメインストリートですね。
王宮広場・旧市街
王宮(Zamek Królewski)と旧市街の広場(Rynek Starego Miasta)に到着。旧市街は第二次世界大戦でほぼ完全に破壊されましたが、戦前のスケッチや絵画をもとに戦後忠実に復元されました。「再建された街並み」として世界で初めて世界遺産に登録された場所なんだとか。
旧市街広場から煉瓦造りの中世の城壁沿いを走ります。王宮広場に近い壁際には「ヤン・ザフワトヴィチ記念像(Pomnik Jana Zachwatowicza)」が立っています。ザフワトヴィチは戦後、旧市街の復元計画を主導した建築家・文化財保存の専門家です。
城壁沿いは緑道やベンチ、カフェテラスなどがあり、ブラブラ散歩するには素敵な場所ですが、路面がボコボコした石畳なのでランニングには適していません。
城壁沿いに進んでいくと、半円形の砦「バルバカン(Barbakan Warszawski)」に到着。16世紀中頃に建てられた防衛施設で、こちらも第二次世界大戦で破壊された後、旧市街とともに再建されています。
サスキ公園
旧市街を離れ、少し足を伸ばして「サスキ公園(Ogród Saski)」へ寄り道してきました。ショパンが幼少期に家族とよく散歩していた公園としても知られています。
ワルシャワのサスキ公園をランニングしていたら「ショパンのベンチ」を発見。ボタンを押すとマズルカのメロディが流れました。同じようなベンチが市内に15ヶ所あるそうです pic.twitter.com/ZMlixvQQaf
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公園内を走っていると「ショパンのベンチ」を発見。ボタンを押すとショパンのマズルカが流れる仕掛けになっており、市内には同じようなベンチが15ヶ所あるそうです。
公園に隣接する広場には「無名戦士の墓(Grób Nieznanego Żołnierza)」があり、衛兵が24時間体制で守っています。
ワルシャワ蜂起博物館
最後に立ち寄ったのは「ワルシャワ蜂起博物館(Muzeum Powstania Warszawskiego)」。1944年8月から2か月あまり続いた「ワルシャワ蜂起」の歴史を伝える博物館です。ワルシャワ市民がナチス・ドイツの占領に対して立ち上がったものの、ソ連軍の支援が得られず鎮圧され、報復として市街の8割以上が破壊されるという苦難の歴史を辿りました。
展示自体は思ったよりもコンパクトな内容でしたが、当時の様子を記録した映像資料は見応えがあり、ワルシャワという街がなぜここまで復興にこだわったのかが腑に落ちる時間になりました。
博物館を見学した後は中央駅まで戻り、荷物を受け取ってから空港へ向かいました。3時間という限られた時間でしたが、効率よくワルシャワ観光が楽しめました。
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