ともらん!

読めば走りたくなるマラソンブログ
SIXPAD メディカルコア レビュー【インナーマッスル強化は微妙】
3 ★★★☆☆

SIXPAD メディカルコア レビュー【インナーマッスル強化は微妙】

体幹を強化する目的でSIXPAD(シックスパッド)のメディカルコア(Medical Core)を購入しました。自宅でも手軽に使える家庭用EMS器具なんですが、実際の使用感や業務用EMS器具との違いなどについて、詳しくレビューしたいと思います。

当ブログは広告・アフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、ランニングアイテムは全て自費で購入しています。

SIXPAD メディカルコア レビュー【インナーマッスル強化は微妙】

SIXPAD メディカルコア

3 ★★★☆☆

個人的な評価

先日、いつもお世話になっている接骨院で「EMSを体験してみませんか?」と営業を受けました。EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略語で、日本語だと電気筋肉刺激。電気刺激で筋肉を収縮させて、筋力強化や姿勢改善を行う施術です。

個人的に一番刺さったのが、一般的な筋トレだと鍛えにくい「インナーマッスル」を効率よく鍛えられる点。中でも腹横筋と腸腰筋を鍛えれば体幹が強化され、ランニングのパフォーマンス向上が期待できそう。

というわけで試してみると、翌日、普段の筋トレではリーチできないインナーマッスルがバキバキに筋肉痛になり、これは効果があるのかも?と思いました。しかし1回の施術料は保険適用外で4,200円。週1回でもかなりの出費ですし、通院するのも大変。

そんな中、自宅でもEMSができるトレーニング機器があると知り、SIXPADの「メディカルコア」を購入しました。定価は58,300円。非常に高価ですが14回使えば通院よりも割安になる計算です。実際に使用してみて感じた良い点、悪い点は次のとおり。

良い点

  • 巻くだけ&ジェル不要
  • 操作が簡単
  • アウターマッスルは刺激強め

悪い点

  • インナーマッスルは刺激弱め

主な特徴と仕様

それでは早速「メディカルコア」を見ていきましょう。

胴回りに装着

本体はコルセットのような構造を持ち、胴回りに巻いてフロントジッパーで固定します。左右に配置されたサポートバンドを使うことでサイズやフィット感が調整できます。胴囲に合わせてSサイズ(63-71cm)Mサイズ(72-82cm)、Lサイズ(83-103cm)の3種類から選べます。

ジェルシートが不要

一般的なEMS器具はジェルシートを使用し、消耗品なのでランニングコストがかかります。一方で「メディカルコア」はジェルシートが不要。保温性と気密性の高い生地によって身体から出る熱を閉じ込め、発生する水分で通電する仕組みです。

コントローラーで操作

「メディカルコア」は取り外し可能なコントローラーで操作できます。腹部と背中でそれぞれ21段階で強弱が調整可能。またコントローラーとスマホアプリをBluetooth連携すれば、スマホからも操作が可能ですし、トレーニングのログも残せます。

2つのプログラム

「メディカルコア」では以下のプログラムが選べます。

  • トレーニング・プログラム(23分間):20Hzと100Hzの複合周波数を使用し、腹横筋や腸腰筋などのインナーマッスルとアウターマッスルを同時に刺激する
  • コンディショニング・プログラム(12分間):2Hz〜50Hzの周波数を使用し、リズミカルな刺激で腰まわりのコンディションを整える

【解説】家庭用EMSと業務用EMSの違い

「メディカルコア」は医療器具ではありません。あくまでも個人が手軽に使用できる家庭用EMS器具です。また、私が接骨院で利用した業務用EMS器具とも性能が異なります。ざっくり違いをまとめると次のとおり。

家庭用EMS業務用EMS
主な周波数低周波(〜1,000Hz)中〜高周波(1,000〜10,000Hz+)
刺激の深さ皮膚の表層に近い筋肉(アウターマッスル)10cm以上の深部(インナーマッスル)
出力弱い〜中程度非常に強い
価格数千円〜数万円数百万円

今回購入した「メディカルコア」の周波数は2Hz〜100Hzですので、業務用に比べるとかなりスペックが劣ることが分かります。手軽に使える分、トレードオフがあるわけですね。

しかし公式サイトには、インナーマッスルにもアプローチできると明記してあります。具体的には、アウターマッスルは腹直筋、腹斜筋、広背筋下部、脊柱起立筋下部。インナーマッスルは腹横筋、腸腰筋、多裂筋下部。100Hzで本当にインナーマッスルも鍛えられるのか、疑問が残ります。

【良い】巻くだけ&ジェルシート不要

ここからは実際に「メディカルコア」を使用した感想をまとめていきます。これまでに計5回、いずれもインナーマッスルとアウターマッスルを同時に刺激する23分間のトレーニング・プログラムを利用しました。

まず、手軽に使えるのが良いですね。本体を胴回りに巻き付けて、フロントジッパーを閉じるだけで準備完了。

左右のサポートバンドもアクセスしやすく、肌にぴたりと密着するよう細かくサイズ調整できます。

また、ジェルシートが不要なのも嬉しい。私はOMRONの低周波治療器を愛用していますが、そちらはジェルシートを肌に当てて通電します。ジェルシートは使用とともに粘着力が落ち、上手く貼り付けられないとストレスになりますし、定期的に交換が必要なのでランニングコストもかかります。

ただし、使用後は汗で濡れるので、毎回ウェットティッシュなどで拭き取る必要があります。家族間で共有する場合、我が家では妻や娘たちは嫌がるかもしれません。

【良い】操作が簡単

コントローラーは充電式。Type-Cケーブルで充電できるので、スマホなど身の回りのガジェット類とケーブルを1本化できるのが嬉しい。操作も簡単で、基本的に強弱を調整するだけでOK。時間になると自動的にプログラムが停止します。

専用のスマホアプリとも連携してみましたが、トレーニングのログを残せるものの、毎回アプリを立ち上げてコントローラーと連携するのが面倒くさく、結局、コントローラー単体で使い続けています。

【良い】アウターマッスルは刺激強め

肝心のトレーニングに関しては、アウターマッスルは刺激が強く、強度MAXだと肌がヒリヒリ痛むレベル。もちろん痛みを感じない程度に強度を調整する必要があります。通電すると筋肉がビクビク反応して、呼吸するのもひと苦労。23分間のプログラムを終えると、どっと疲れが押し寄せてきます。これは相当鍛えられている感じがしますね。

【微妙】インナーマッスルは刺激弱め

一方でインナーマッスルの方は、内側の筋肉が刺激されている感覚は薄いですね。業務用EMSで感じたような疲労感や筋肉痛もなく、正直なところ効果についてはよく分かりません。もちろん短期間で効果が出るものでもないと思いますが、インナーマッスルを鍛える目的で購入すると、期待はずれ感が否めません。

【結論】インナーマッスル強化は微妙

以上、SIXPADの「メディカルコア」をレビューしました。自宅で手軽に使えるEMS器具としては、装着と操作が簡単で、ジェルシート無しで使えるのが気に入っています。アウターマッスルにしっかり刺激が入り、自力で筋トレするより効果的に鍛えられそう。

しかし肝心のインナーマッスルの方は、業務用EMS器具に比べると物足りなく、本当に効果が期待できるのかもよく分かりませんでした。

購入ガイド

本記事で紹介したアイテムは以下の通販サイトより購入できます。

SIXPAD メディカルコア レビュー【インナーマッスル強化は微妙】

SIXPAD メディカルコア

3 ★★★☆☆

この記事を書いた人

TOMO

マラソンをライフワークにする市民ランナー。ブログ&YouTube 「ともらん!」で発信中。詳しいプロフィール