旅ランニング|東海道関宿:早朝に走るのがおすすめ

マラソンブロガーのtomoです。
三重県亀山市にある「東海道・関宿(せきしゅく)」をランニングしてきたので紹介します。
江戸時代の古い町並みが残る旧東海道エリアは、約2kmにわたり宿場町の雰囲気が楽しめます。
ただし道が狭いので、ランニングするなら人出のない早朝に走るのがおすすめです。
また、関宿の近くの観音山展望台からは関宿を含む亀山市の町並みが一望できます。
目次と内容
関宿の魅力
関宿は東海道五十三次の53ある宿場町のうち、江戸・日本橋から数えて47番目に置かれた宿場町です。
三重県の北部に位置し、東海道と伊勢別街道と大和街道が交わる交通の要衝として栄えてきました。
宿場町の面影
宿場町として栄えた旧東海道エリアは、約2kmにわたり古い町並みが残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれています。
東海道47番目の宿場町「関宿」を走ってきました!朝6時台なら江戸時代の町並みを独り占めできます😆 pic.twitter.com/QvlqoWoGuo
— マラソンブロガー tomo (@tomorunblog) August 18, 2023
アクセス
関宿の最寄駅はJR関西本線の関駅。名古屋駅から約1時間半、奈良駅から約2時間でアクセスできます。関駅から関宿までは300mほど離れています。
車だと東名阪自動車道・亀山ICを降りて5分。名古屋・伊勢・大阪・奈良方面からアクセスしやすいのが特徴。
住所は三重県亀山市。シャープの液晶テレビで一躍有名となった「世界の亀山」の亀山です。
コース紹介
それでは関宿の旅ランの様子を紹介します!
東の追分
朝6時過ぎに関宿の東側に到着。国道25号から斜めに逸れた小道を進んでいきます。看板がなかったらスルーしてしまいそう…。

関宿の案内板を発見。東と西に追分があり、東から木崎、中町、新所の3つのエリアに分かれています。

住宅街を進んでいくと東の追分の鳥居が見えてきました。

ここから先は江戸時代の町並みが保存されています。

こちらは関神社。

銀行の店舗も江戸時代風の建築様式。

中町
木崎から中町へ入ります。

このあたりは商業施設も多く、よく見るとショップやカフェ、レストランだったりします。

パッとみた感じだと分かりにくいですし、分かったところで「本当に入っていいのかな…」とちょっと躊躇します。

こちらは高札場。江戸時代は法度や掟書などを板札に書き記し、このような形で掲示していたそうです。

中町と新所の間にある関地蔵院までやってきました。

観音山
ここから少し脱線して、関宿の裏山にあたる観音山を走ってきます。
こちらは関宿の北側にある足湯です。すぐ隣に観光客向けの駐車場もあります。

関宿の案内図もありました。

緩やかな坂道を上っていくと観音山石仏巡りの案内図を発見。

三十三観音すべてを見て回るには時間がかかるので、見晴台まで行ってみることにします。

ちなみに石仏はこのような形で観音山に点在しています。

こちらが見晴台からの景色。

先ほど走ってきた関宿も良く見えました。

西の追分
観音山を下る途中、戦時中に使われていた地下壕跡がありました。

こちらは鈴鹿海軍工廠関防空工場の地下壕。中は見学できませんが。

余談ですが、この辺りは古来より「鈴鹿の関」と呼ばれ、その名残で「関」の名が残ったらしいです。
こちらは関宿の西の追分です。

ここから旧東海道を後にして国道25号を走ってホテルを目指します。
途中、道の駅関宿を通過します。

こちらはJR関駅。看板がなければ駅舎には見えませんね。

おまけ
今回の旅ランは2023年8月19日に走りました。参考までにStravaのルートマップを載せておきます。
日中だと観光客が多いのですが、朝6時台だとほぼ貸切状態でした。
関宿を訪れるのはこれで2回目。関東〜関西間を車で移動する際に、休憩地点としてちょうど良いんですよね。
今回も夏休みに近畿地方をドライブするために埼玉から運転してきたのですが、亀山IC近くの「カンデオホテルズ亀山」で1泊しました。

ホテルから関宿まで走って10分もかかりません。
今回の旅で宿泊した「カンデオホテルズ亀山」は以下のサイトから予約できます。
